未知の道シリーズ2
中平龍二郎著
仕 様:A5判 並製ソフトカバーかがり綴じ
頁 数:224頁
定 価:本体1,900円+税(税込2,090円)
2007年7月25日発行
ISBN:978-4-938643-28-7 C0026
本書の内容
大山街道は、江戸時代から大山詣の大山道として多くの人が歩いてきたのに、今ではこの道を通しで歩く人はめったにいないかもしれません。
取り立てた名所旧跡や絶景があるわけでもなく、「中央からちょっと離れた歴史」と裏街道の庶民生活の面影が道ばたに残っている。
詳細な地図、約580枚の写真を参照しながら、この道を歩いてみると……。
歩きたくなったら、街から見えるあの山を目指そう。
東京赤坂から大山山頂までの、どこからでもどこまででも。
詳しい地図と写真でどうぞ。
本書の目次
著者紹介
中平龍二郎(なかひら・りゅうじろう)
地図研究家・編集者。東京都世田谷区玉川奥沢町に生まれる。
国学院大学文学部史学科卒。柳田国男・金田一京助の講義も聴く。昭和55(1980)年、国連エスキャップ実施の第3次アジアハイウェー調査に参加。インド・スリランカのアジアハイウェー地図を編集。出版社で、地図関連本を編集。大山街道・R246地域間ネットワーク交流会市民委員。現在、川崎市宮前区歴史文化調査会員、日本国際地図学会員。
「日中の地図に見られる河川・湖沼の地名」「地図に見られる日本とアイヌの河川・湖沼・湿地の地名」 (日本国際地図学会機関誌「地図」)、「日本の地名」(地図協会機関誌「地図の友」)、「新・地図と地名」(地図調整業協会機関誌)などへの執筆がある。
2019年10月、逝去。(関連記事→追悼 中平龍二郎さんがご逝去されました。)
[著書]
2011年『キャーッ! 大山街道!!』(風人社)