総合出版・編集プロダクション「ホントに歩く」東海道・中山道

ジョン・フォードを知らないなんて
シネマとアメリカと20世紀

ジョン・フォードを知らないなんて

シネマとアメリカと20世紀
熱海鋼一著
 

ジョン・フォードを知らないなんて 表紙画像

仕様:四六判/上製本/592頁
定価:3000円+税
2010年3月5日発行
ISBN978-4-938643-35-5 C0074

★日本図書館協会選定図書

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価格:1000円(税込/2022年7月28日現在) 立ち読みもできます。

本書は、40年以上も映画・テレビの映像編集の仕事に打ち込んできた著者の、ジョン・フォードに捧ぐ巨編の恋文である。西部劇から芸術作品までの世界の映像作家と作品、そしてジョン・フォードと二十世紀のアメリカについて、束幅35ミリにもなるぶ厚い本の形にして語り続けた。熱烈な映画ファンにはぜひ本書を楽しんでいただきたい。また、映像に関する歴史資料としても、関係者にお届けしたい。

「駅馬車」「怒りの葡萄」「わが谷は緑なりき」「荒野の決闘」「静かなる男」「太陽は光り輝く」「捜索者」「リバティ・バランスを討った男」……は世界を駆け巡り、「グラン・トリノ」「ワイルドバンチ」「七人の侍」「L. A.コンフィデンシャル」「タクシー・ドライバー」「アルジェの戦い」「スター・ウォーズ」「過去のない男」「裁かるるジャンヌ」「プライベイト・ライアン」「カサブランカ」「ジェイソン・ボーン」「ダイ・ハード」……に呼応しあう、時の輝き。

著者紹介

熱海鋼一(あつみ・こういち)

1939年生まれ。慶応義塾大学経済学部卒。映画・テレビのドキュメンタリー編集・フリー。 「The Art of Killing 永遠なる武道」(マイアミ国際映画祭最優秀編集賞)、「矢沢永吉RUN & RUN」「E. YAZAWA ROCK」、「奈緒ちゃん」(文化庁優秀映画賞・毎日映画コンクール賞)、「浩は碧い空を見た」(国際赤十字賞)また「開高健モンゴル・巨大魚シリーズ」(郵政大臣賞、ギャラクシー賞)、ネイチャリング、ノンフィクション、BS・HD特集など、民放各局とNHKで数多くの受賞作品を手がける。

本書の目次

『ジョン・フォードを知らないなんて』もくじpdf ←こちら

第1章 初めにジョン・フォードがいた

第2章 シンプル -フォードのアメリカ
騎兵隊三部作「アパッチ砦」「黄色いリボン」「リオグランデの砦」

第3章 西部 -フロンティアへの信望
サイレント時代「アイアンホース」「三悪人」から「駅馬車」の誕生

第4章 職人 -「駅馬車」に至る長い道のり
「男の敵」「周遊する蒸気船」「ハリケーン」「テンプルの軍使」

第5章 アメリカ -フォードの栄光
「若き日のリンカーン」「果てなき船路」「怒りの葡萄」「タバコ・ロード」「わが谷は緑なりき」

第6章 信義 -犠牲と栄誉
第二次世界大戦 ドキュメンタリーと「コレヒドール戦記」

第7章 フロンティア -戦争は終わった
「荒野の決闘」「逃亡者」

第8章 ピュア
「三人の名付親」「幌馬車」

第9章 心の故郷
「静かなる男」「太陽は光り輝く」

第10章 人生のまどい
「モガンボ」「長い灰色の線」「ミスター・ロバーツ」

第11章 友情 -仕事人間の罠
「荒鷲の翼」

第12章 詩 -ハリウッドからの逃避と逸脱
「月の出の脱走」「スコットランドヤードのギデオン」「最後の歓呼」「騎兵隊」

第13章 アナーキー -変革の予感
「バッファロー大隊」「馬上の二人」「リバティ・バランスを射った男」

第14章 老境 -衰退と歓喜
「西部開拓史」「ドノバン珊瑚礁」

第15章 「いつか……」の終焉
「シャイアン」「荒野の女たち」

第16章 ザ・サーチャー -「捜索者」のアメリカ

ジョン・フォードを知らないなんて 2-3ページ

ジョン・フォードを知らないなんて 460-461ページ

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