総合出版・編集プロダクション「ホントに歩く」東海道・中山道

感動と共感のプレゼンテーション

感動と共感のプレゼンテーション

福島正伸 著

感動と共感のプレゼンテーション発行:風人社
仕様:四六判/上製本/208頁
定価:本体1800円+税
2004年12月24日発行
ISBN978-4-938643-21-8 C0023 P1800E

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プレゼンテーションとは、「自分が最も輝いている未来」の描き方である。 新事業の魅力に、いかに共感していただけるか。 その具体的方法を公開。 「10分間で経営資源を集める 」

好評『起業学 事業はシンプルに考えよう』の著者が贈る「起業」シリーズ第2弾。

著者紹介

福島正伸(ふくしま・まさのぶ)

1958年、東京都生まれ。 早稲田大学法学部卒業。ビジネスコンサルタント会社に入社、同月、退社。1984年、株式会社ビーボード設立、代表取締役就任。1985年、青年起業家協会設立、会長就任。1988年3月、株式会社就職予備校(現アントレプレナーセンター)設立、代表取締役就任。1989年、日本青年起業家協会(旧青年起業家協会)会長就任。1994年、アントレプレナー大学創設。 <主な実績> 通産省産業構造審議会委員/通産省アントレプレナーシップ涵養事業実行委員会座長代理/通 産省VEC「景気後退局面におけるベンチャー企業の在り方研究会」/通産省VEC「若手ベンチャービジネス育成小委員会」/労働省「雇用者の独立開業支援」調査本委員会委員/労働省「ベンチャー起業支援懇談会」委員/国土庁「地方新規事業調査委員会」委員/神奈川県「起業家支援システム事業化調査研究会」委員/神奈川県「コンサルティングシステム研究会」委員/岐阜県「インキュベート事業化調査委員会」委員/東京商工会議所創業ベンチャー企業支援に関する専門委員会委員/労働省・東京商工会議所・岩手県・山形県・名古屋市・愛媛県・熊本県・島根県・鹿児島県等「起業家セミナー」主任講師/通 産省日本新事業支援機関協議会JANBO「JANBOフェロー」メンバー/国際青年起業家総会企画委員長/社団法人ニュービジネス協議会ニュービジネス大賞人材育成賞受賞/日経ベンチャー/94ベンチャーオブザイヤー「若手企業家部門」受賞/アントレプレナー大学創設

アントレプレナーセンター http://www.entre.co.jp/corporate/

『感動と共感のプレゼンテーション』もくじ

はじめに-自分が最も輝いている未来を描く

第一章 プレゼンテーションの目的
「社会に貢献する夢を描き、他人に共感していただくことで、自分が生きている価値を見出すこと」

(1)自分が最も輝いている人生を描く
(2)あらかじめ、事業の成功条件を整える
(3)真の支援者(共感者)を集める
(4)プレゼンテーションで人生が変わる

第二章 共感のプレゼンテーションとは

(1)伝わらない伝え方と伝わる伝え方
▼伝わらない伝え方をした時の相手の反応
▽伝わる伝え方をした時の相手の反応
(2)共感を得られないプレゼンテーションとの比較
1.説得型プレゼンテーションと共感のプレゼンテーション- 説得しようとするほど、共感できなくなる
▼説得型のプレゼンテーション
話の内容が理屈っぽい/話し方が威圧的/事業が成功することを強調する
▽共感のプレゼンテーション
話の内容にドラマ性がある/話し方に好感/自分と事業に魅力がある

2.難解なプレゼンテーションと共感のプレゼンテーション-理解できなければ、共感できない
▼難解なプレゼンテーション
プレゼンテーション・シートの文字が多い/プレゼンテーション・シート一枚あたりの情報が多い/ プレゼンテーション・シートの枚数が多い/専門用語が多い/内容が難解
▽共感のプレゼンテーション
プレゼンテーション・シートは見てわかるもの/プレゼンテーション・シートは一枚につき一情報/ プレゼンテーション・シートの枚数は最小限/わかりやすい表現

3.価値が不明確なプレゼンテーションと共感のプレゼンテーション
-自分がわかっていないことが、他人には3倍になって伝わる
▼価値が不明確なプレゼンテーション
話が長い/テーマはわかっても、価値がわからない
▽共感のプレゼンテーション
価値が明確/誰にでもわかるように、価値を体験できる

4.客観性のないプレゼンテーションと共感のプレゼンテーション-事業の可能性は、気持ちではなく、事実で語る
▼客観性のないプレゼンテーション
話の内容が主観的/話の内容が一般的
▽共感のプレゼンテーション/話の内容が客観的

5.準備不足のプレゼンテーションと共感のプレゼンテーション-努力なくして共感なし
▼準備不足のプレゼンテーション
話し方が早い/原稿を読んでしまう/時間がなかった ▽共感のプレゼンテーション/ 原稿は暗記して、語りかけるように自分の思いを伝える/すでに成功する準備ができている

6.ビジョンとポリシーのないプレゼンテーションと共感のプレゼンテーション-人は不変の存在価値に共感する
▼ビジョンとポリシーのないプレゼンテーション
行動基準がない/商品展開プランがない
▽共感のプレゼンテーション
何よりも優先する明確なビジョンとポリシーがある/商品展開プランができている

7.他者責任のプレゼンテーションと共感のプレゼンテーション-他人のせいにすれば何も解決できなくなる
▼他者責任のプレゼンテーション
社会や他人に対して、否定的な表現が多い/事業ができない理由がある/「支援者に問題がある」
▽共感のプレゼンテーション
何事にも前向きな表現/事業ができる理由を探す/すべては自己責任

8.お願い調のプレゼンテーションと共感のプレゼンテーション-魅力がないとお願いになる
▼お願い調のプレゼンテーション
魅力がないとお願いになる
▽共感のプレゼンテーション
魅力があれば、相手からお願いされる

9.決意のないプレゼンテーションと共感のプレゼンテーション-共感とは、相手も本気になること
▼決意のないプレゼンテーション
あらかじめ、?やる?と決めていない/事業と自分との関係が不明確
▽共感のプレゼンテーション
いかなる問題をも乗り越えると決意をしている/自分と事業に深い関係がある

(3)共感のプレゼンテーションの特徴-「伝えようとするほど伝わらず、感動させようとするほど伝わる」

第三章 共感のプレゼンテーションのポイント
「事業は、はじめる前に成功させる」
「自分にないものは、他人が持っている」
「必要なものは、後から集める」

(1)明確な夢
1.長期目標と中期目標
2.行動基準(ポリシー)

(2)具体的な価値
1.事業価値とは-事業がどのような価値をもたらすのか
2.事業価値のポイント
オリジナリティ(独自性)があること-他人にはできない/自分らしい本物の価値-顧客の想像を超えた感動のあるもの-最高のモノをつくる
3.事業価値の創造-?それがどのような価値をもたらすのか?
事業価値の事例 /事業価値の作り方

(3)事業性-事業として成り立つ客観的な根拠
1.緻密な計画-週単位で期限を決める
2.客観的証拠-データや実例で伝える
3.リスクヘッジ-1か月目から利益が出る

第四章 プレゼンテーション・シート作成の基本技術

(1)感動の脚本-ストーリー展開はドラマのように

(2)全体構成(10分用)

(3)はじめと終わり-何気なく始めない、何気なく終わらない
1.はじめ(スターティング)-スターティングの印象が最も強い
2.最後の締め(エンディング)-エンディングの印象が最も残る

(4)シート作りの基本
1.シートの作り方は、将来の仕事の仕方
2.デザイン ・デザインの統一 ・カラーコーディネイト
3.枚数
4.文字-文字の使用は、必要最小限 /大きさ、フォント
5.写真-使う写真は最高の写真/1枚の写真に人生をかける/ 写真は、できる限り強調したいところだけをクローズアップする
6.情報量

(5)見せるシートと解説するシート
1.解説するシート-1シートにつき、1つの情報の場合/1シートにつき、複数の情報がある場合
2.見せるシート-情報量で強い印象を与える/全く解説のないスライドショーで余韻を残す

(6)シート作成の注意点
1.自分で作る
2.必ずコピーを取る
3.画面切り替えは、キーボードを使う

第五章 プレゼンテーションの話し方

(1)大喝采のプレゼンテーション

(2)話し方の基本テクニック-関心を持たせ、信頼感を与え、共感していただく
1.うまくやるより、自分らしくやる
2.雰囲気をつくる
3.話を盛り上げていく
4.大きな声で、ゆっくり
5.語尾をはっきりと
6.観客の視線を自分に集める
7.判断を押し付けない
8.原稿は、丸暗記
9.練習は、必ず声を出して

(3)話し方の応用テクニック
1.常識を否定する-根本的、長期的、全体的視点から物事を判断する
2.ジョーク(冗談)を取り入れる-一瞬にして注目を集める
3.身ぶり手ぶりを大きくする-視線が動く眠くならない
4.強調言葉を使う-意識を覚醒させる
5.専門用語には、短く解説を入れる-思いやりのある言葉を使う

第六章 感動体験ツール-1枚の写真は千字を語り、1つの動画は百枚の写真を語り、BGMは印象を3倍にする

(1)1枚の写真

(2)動画・BGM
1.スタート画面を、BGMなどを使って印象深く演出する
2.価値を印象的に体験していただく

(3)実物展示

(4)サンプル体験

(5)寸劇

(6)ショー(ファッションショーなど)

第七章 共感のプレゼンテーションの本番

(1)決意

(2)うまくやるより、一所懸命にやる

(3)チームワーク

(4)質疑応答
1.話を真剣に聞く-相手の話を聞くほど、相手もこちらに関心を持つ。
2.批判に感謝する-感謝することで、批判は信頼に変わる
3.ビジョンとポリシーに基づいて話す-お客様や社会のために答える
4.課題、問題点もはっきり伝える-わかっていることが信用になる
5.過去の実績をまとめておく-何をしたかよりも、そこから何を学んだか
6.重要な数字は暗記しておくこと-小数点以下までスラッと言える
7.自分の経験を語る-経験したことは誰も否定できない

(5)非常事態の対処法-トラブルに対する対処の仕方で感動を与える
1.パソコンが動かなくなった
2.操作を誤って、違う画面が出てきた
3.画面が映らない
4.原稿を忘れた
5.他の発表者が、緊張して発表ができなくなった

(6)会場内で火事が起きた

(7)突然の大地震で、会場の壁に大きな亀裂が入った

あとがき

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