ウォークマップ
ホントに歩く中山道 第8集
野尻〜原野(34.1km)
企画編集・制作・発行:風人社
仕様:4分冊 両面2色刷印刷 折りたたみ式
全コース縮尺1万分の1地形図と多くの現地写真で詳細案内
コース・史跡などの解説はマップごとに裏面掲載で、計40ページです。
価格:本体1180円+税
2020年3月16日発行
ISBN9784938643911 C0326
第8集・中山道木曽路は、中央アルプスの木曽駒ヶ岳と北アルプス南の御嶽山に挟まれた木曽谷のまっただ中を行く。
「木曽の棧」や「寝覚の床」などの難所・名勝地で、中山道69次の中間点である。
全巻ご予約受付中です。割引有り。お問い合わせください。
追加・訂正(未)
本書の目次
No.29 野尻〜須原(7.8km)
No.30 須原〜小野の滝(8.8km)
No.31 小野の滝〜福島(9.7km)
No.32 福島〜原野(7.8km)【コラム29】 木曽駒ヶ岳の上松登山道
【コラム30】 木曽義仲を世に出した中原兼遠
【コラム31】 上松の大火と上町の風情
【コラム32】 福島関所と山村代官家★第8集で近づく木曽川沿いの水力発電所
☆第8集のケース地図
福島宿は、関所と代官屋敷があり、木曽11宿の政治・経済・文化の中心地でした。
町の中央を木曽川が流れ、宿は左岸沿いに、関所は断崖の要害地にありました。
☆第8集のかんたん内容
本シリーズ「ホントに歩く中山道」は、京都三条大橋を起点に、終点・東京日本橋までの中山道69次の詳細マップとコースガイド・解説書です。
第8集は、中山道、野尻宿入口から宮ノ越宿手前の間の宿原野までをご案内します。
通過する宿場は、野尻宿、須原宿、上松宿、福島宿の4宿です。
木曽路は11宿で構成されていて、上・中・下に分けられます。
第8集は野尻宿から中宿の3宿(須原・上松・福島)を歩きます。
中山道69次の中間点を通過し、宮ノ越の南、原野までを収載した。マップ№29と30は、1万分の1地形図がないため、2万5千分の1地形図を拡大しています。
野尻は七曲がりが特徴の宿場。木曽川には、森林鉄道の橋脚も残ります。
大桑村役場のある長野地区は17世紀に土砂崩れがあり、中山道がつけ替えられた。古い中山道沿いには一里塚が残っています(弓矢一里塚)。
広重の浮世絵にも描かれている伊奈川橋を渡ると馬頭観音を祀る岩出観音。間もなく上松宿です。
須原宿は古くから栄えていましたが、洪水で流出し、高台に18世紀に移転した新しい宿場です。桜の花漬が名物でした(今も販売中)
須原宿と上松宿の宿間は、12.8㎞とけっこうな距離があります。
「小野の滝」「寝覚の床」を経て、「ひのきの里」上松宿をに入ります。
昭和25年の大火で多くを焼失した上松宿は、焼け残った上町に旧宿場の面影が残ります。
上松は木材の集散地として大変栄えました。
難所木曽の桟を経て関所の町福島へ。途中神戸から、御嶽山を見ることができます。
福島は木曽の中心で、史跡などの見所がとても多いです。
福島関所を出ると登り坂で日義地区へ向かいます。
木曽義仲ゆかりの場所が多くあります。正沢川の少し恐い鉄橋を渡り、中山道69次の中間地点。
間もなく、間の宿原野に到着します。
8集の画像を抜粋しました。