ウォークマップ
ホントに歩く中山道 第1集
京都・三条大橋~守山(32.2km)
企画編集・制作・発行:風人社
仕様:4分冊 両面2色刷印刷 折りたたみ式
全コース縮尺1万分の1地形図と多くの現地写真で詳細案内
コース・史跡などの解説はマップごとに裏面掲載で、計40ページです。
価格:本体1080円+税
2018年3月4日発行
ISBN9784938643799 C0326
中山道は「駅伝発祥地」碑のある三条大橋から東へ向かって、東京・日本橋までを歩く。
街道歩きは、まさに宿駅をつなぐ「駅伝」の旅である。
第1集は、「京発ち守山泊まり」の第一歩。ぜひご一緒に!
第1集の内容
No.1 三条大橋〜髭茶屋追分(7.4㎞)
No.2 髭茶屋追分〜膳所(8.0㎞)
No.3 膳所〜南草津(9.1㎞)
No.4 南草津〜守山(7.7㎞)
【コラム1】 三条大橋は世界の駅伝発祥の地
【コラム2】 歴史的な逢坂山隧道
【コラム3】 近江中山道の贅沢な旅
【コラム4】 皇女和宮は、追分道標を見たか
三条大橋 鴨川(最寄:京阪三条駅)
↓(7㎞)
髭茶屋追分(京都市山科区、最寄:京阪追分駅)
↓(4㎞)
69次 大津宿(最寄:京阪追分駅)
↓(4㎞)
膳所(ぜぜ)(最寄:京阪中之庄駅)
↓(11㎞)
68次 草津宿(最寄:JR草津駅)
↓(6㎞)
67次 守山宿(吉身、最寄:JR守山駅)
※距離はおおまかなものです。
☆第1集のかんたん内容
第1集は、三条大橋から守山宿の加宿「吉身町」まで。
マップNo.1は、三条大橋から髭茶屋追分までの収載。三条大橋から草津の追分までは、東海道と同一の道でもあるので、『ホントに歩く東海道』第15集・14集と重なりますが、反対側からの印象はまたぜんぜん違います。東海道駅伝発祥の地、三条大橋からスタートです。
No.2では、髭茶屋追分から逢坂山を越えて大津宿に入り、膳所の先、瓦ヶ浜までを収載します。京阪線、大谷駅北側に、明治時代の地図にある不思議な空き地は、陸軍の射撃場の跡でした。今は住宅街になっていますが、陸軍の軍票も残っています。逢坂山とんねる跡碑もあります。二つの峠を越えて大津宿に入り、旅に出た思いは強くなります。
No.3は、大津市の瓦ヶ浜駅から、瀬田の唐橋を渡り、草津宿目前の南草津の野路一里塚跡までを収載します。近江国庁跡近くを通過して、池の多い水の豊かな土地、月輪や野路などを経て、最近隆盛著しい南草津です。
No.4は、南草津から、東海道と中山道の追分草津宿へ向かいます。天上川だった草津川跡地は公園に整備され、川跡から草津宿の街並みを見下ろせます。常夜燈道標の残る追分で東海道と分かれ、「綣(へそ)」という不思議な地名の町を経て、守山宿入口には町の人気者ホタルのアーケード門が守山駅に続く県道にまたがります。68番目の宿守山宿には「稲妻型屋敷割」という珍しい街並みとともに、元総理大臣の宇野宗佑氏の造り酒屋の実家(うの家)など趣のある建物が多く残ります。