企画編集・制作・発行:風人社
仕様:8分冊 両面2色刷印刷 折りたたみ式
全コース縮尺1万分の1地形図と多くの現地写真で詳細案内
コース・史跡などの解説はマップごとに裏面掲載で、計80ページです。
価格:本体2100円+税
2018年9月13日発行
ISBN9784938643829 C0326
美濃路は、東海道線や名神高速道路と同じルートで、現代の東海道です。江戸時代も同じく、東海道と中山道を結んだ「東海道」でした。
15里(約60km)7宿の美濃路は、大名行列や朝鮮通信使、琉球使節にゾウも通った、重要な道でした。
マップ8冊と裏面解説で垂井宿←→宮(熱田)宿をご案内いたします。
写真でたどる美濃路
美濃路7宿(大垣・墨俣・起・萩原・稲葉・清須・名古屋)約63キロを写真で紹介します。別冊 美濃路の8つのマップの区分で分けました。■No.1 垂井〜大垣
■No.2 大垣〜墨俣
■No.3 墨俣〜羽島
■No.4 羽島〜萩原
■No.5 萩原〜稲沢
■No.6 稲沢〜清須
■No.7 清須〜名古屋
■No.8 名古屋〜宮(熱田)
美濃路とは?
美濃路は、中山道の垂井宿(不破郡垂井町)と東海道の宮(熱田)宿(名古屋市熱田区区)を結ぶ約60㎞の東海道の脇往還です。
岐阜側から、大垣(おおがき)宿、墨俣(すのまた)宿、起(おこし)宿、萩原(はぎわら)宿、稲葉(いなば)宿、清須(きよす)宿、名古屋(なごや)宿の7つの宿場を通ります。東海道では七里の渡しや鈴鹿峠など… 続きを読む
三洋堂書店さんの東海、関西地方の店舗で『ホントに歩く中山道』、『ホントに歩く東海道』別冊美濃路を常備展示をしていただいております。
ご存じのお店がありますでしょうか。ぜひマップを見に行ってみてください!
本書の目次
●No.1 垂井(たるい)〜大垣
岐阜県不破郡垂井町〜岐阜県大垣市(8km)
【コラム1】美濃路の四川を象が渡った
美濃路は、東海道?/垂井宿から美濃路を歩き始める/美濃路・垂井の松並木/ 綾戸町・長松町・大谷川/塩田橋の大きな常夜燈
●No.2 大垣〜墨俣(すのまた)
岐阜県大垣市〜岐阜県安八郡安八町〜岐阜県瑞穂市市境〜岐阜県大垣市(9.9km)
大垣は芭蕉「奥の細道」むすびの地/大垣宿の美濃路/大垣城、つらい大垣/大垣を出て沢渡の渡しへ/揖斐(いび)川を渡って堤道を墨俣へ
●No.3 墨俣〜羽島(はしま)
岐阜県大垣市〜岐阜県岐阜市〜岐阜県羽島市(
川に挟まれた墨俣(すのまた)宿と一夜城/墨俣宿を歩く/長良(ながら)川を渡って岐阜市へ/正木町須賀
●No.4 羽島〜萩原
岐阜県羽島市〜愛知県一宮市(7.
【コラム4】美濃路の「船橋」と朝鮮通信使
巨大な木曽川を渡る起(おこし)の渡し/濃尾(のうび)大橋を渡って起宿へ/冨田の一里塚、日光川へ/ちんどんの町、萩原宿
●No.5 萩原〜稲沢
愛知県一宮市〜愛知県稲沢市(7.
【コラム5】繊維の町とモーニング
串作村から稲葉宿へ/落ち着いた稲葉宿 問屋場が3つも!/津島道について/国府宮(こうのみや)は尾張の総社
●No.6 稲沢〜清須(きよす)
愛知県稲沢市〜愛知県清須市(7.5km)
【コラム6】清洲城(きよすじょう)と清須越(きよすごし)
奥田村・井之口村の水田地帯と御鮨(おすし)街道/四ツ家村、六角堂、一場村から清須へ/清洲城・清須宿/五条橋を渡って、須ヶ口、新川へ
●No.7 清須〜名古屋
愛知県清須市〜愛知県名古屋市中区(9.4km)
【コラム7】琉球使節も美濃路を利用した
日本三大市場があった西枇杷島(びわじま)/枇杷島橋を渡り、名古屋市西区へ/西区は駄菓子/名古屋宿から大須観音へ
●No.8 名古屋〜宮(熱田)
愛知県名古屋市中区〜名古屋市熱田区(3.8km)
【コラム8】尾張名古屋は城でもつ
「名古屋宿・札ノ辻 名古屋の成長を見守った街角」池田誠一
資料 屋根神について/濃路宿場・距離表