このたびは、『ホントに歩く東海道』にご関心をもっていただき、ありがとうございます。
ここでは、このマップの特長を簡単に説明いたします。
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「ホントに歩く東海道」は、日本橋から京都三条大橋、そして大阪までの、17集+別冊(佐屋街道、姫街道、美濃路)で、合計88枚のマップがあります。2018年9月13日の別冊「美濃路」発行で、「ホントに歩く東海道」20集が完結しました。
その全長は約69mで、東海道約670kmの全行程を、途切れることなくつないでいます。
山と言えば富士山、花と言えば桜、そして道と言えば東海道。
そんな一級の歴史街道で、東海道の宿場は見所オンパレードですが、じつは宿と宿の間、街道から外れた裏道に、表舞台の歴史にはない、土地の人々の生活の歴史があります。「ホントに歩く東海道」は、ハイライトシーンだけでなく、全行程を途切れずつなげています。
名所はもちろん重要ですが、そのポイント間の普通の空間もじっくりとお歩きいただければ、マップの価値が活かされて幸甚です。
1集に4つのマップを収納しています
1マップは平均8〜9km。1集で平均33kmを収載しています。
江戸時代の旅人は1日10里、約40kmを歩きました。
つまり、1日に本マップ1集分以上を歩いたわけです。
しかし現代の旅人は、史跡や見所、寄り道も多く、「ホントに歩く東海道」では1日1マップを標準としました。※『ホントに歩く東海道 別冊 姫街道』および『ホントに歩く東海道 別冊 美濃路』は8マップを収載しています。
詳細コース解説も
第1〜5集まではマップは片面、別冊冊子で詳細コース解説。
第6集以降のマップは両面2色印刷で、裏面が詳細コース解説とコラムを収載しています。
第1集〜5集までは24頁の別冊で解説 第6集以降は、マップ裏面に解説(計40頁)
蛇腹を開くと……
「ホントに歩く東海道」は、ジャバラ折り(10cm幅×10面)。片手での持ち歩きに便利です。
1枚の全行程、横長90cm=約9kmの地形図の上に描かれたコースを目で追うだけでも、東海道の旅ができます!
蛇腹を開くと、コース全体を見渡せて、自分が今どこにいるのか、すぐに把握できます。(写真は、日本橋で。散歩かふぇちゃらぽこ店主・川島様)
東海道を「面で」歩く
「ホントに歩く東海道」のマップの縦幅は8cm=800m。東海道を中心にして、800m分(面)の地図が出ています。その「面」の幅は、脇道、路地まで正確に記されています。つまり、迷い道のできる地図なのです。また、本マップには、編集部が実際に何度も歩いて現地調査した結果のマニアックなポイントもいっぱい記されています。気になったところがあれば、積極的に道を外れて歩いてみましょう。出会った人にその場所を尋ねてみましょう。地元の人との会話は、東海道の旅をさらに深いものにしてくれるでしょう。
主な特長
ヘッドアップ進行方向標示
マップの縦幅は、原則約8センチ。
コースの線がなるべくマップ中央に位置するようにしているため、必ずしも上が北になっていません。
その縦幅からコースが外れるところで、マップを区切っています。元図
原則的に国土地理院発行の1万分の1地形図。
発行されていない区間等は、市町村の行政白地図(1万分の1)を使用しています。交差点、道路名称、駅名、主な建物、史跡、石造物(道標、道祖神、庚申塔)
現地調査で把握、確認(発行時点)した範囲で記入しました。豊富な写真、図版
各集で約128枚の現地写真を収載。
明治時代の地図なども比較のために要所で掲載。
実際のマップで、特長をご覧ください。
※クリックすると拡大します。
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マップ発行区間及び発行予定区間
東海道53次+大坂までの4宿(別冊「佐屋街道」「姫街道」含む)で、全19集が発行中(別冊「美濃路」発行計画有り)。
各集についてはラインナップをご覧ください。
※クリックすると拡大します。
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山科髭茶屋追分〜大阪高麗橋、奈良街道
2017年5月15日発行