『ホントに歩く東海道』別冊美濃路でお世話になりました、羽島市歴史民俗資料館・映画資料館の方から、昨年の台風で榎が倒れた冨田の一里塚(一宮市)の情報と写真をご提供いただきました。ありがとうございました。

冨田の一里塚。台風前の写真(左)と台風後(2019年5月右)を並べたもの

冨田の一里塚。台風前の写真(左)と台風後(2019年5月右)を並べたもの

榎の木は、切り株だけになっています。
美濃路では、両方の塚が残る、貴重な一里塚だけに残念です。資料館の方によると、「切り株も、少し腐っていたという感じを受けたそうですが、西塚は、今まで通り健在です」とのことで、一方だけでも木が残り、よかったです。

木がなくなったせいか、塚の裏の工場の鋸屋根がはっきりと見え、「繊維の街一宮」だなあと、改めて感じます。

羽島市歴史民俗資料館・映画資料館
https://hashima-rekimin.jp/

美濃路や輪中の詳しい展示史料があります。
また、映画資料館の方は、古い映写機や昔の映画のポスターが所狭しと貼られていて見入ってしまい、あっという間に時間が経ちます。

資料館は、竹鼻町という場所にあります。資料館は、元映画館があったところで、昔はとても栄えていました。
関ヶ原の戦いに関連した「竹ヶ鼻城の戦い」があったところでもあるそうです。

美濃路からは少し離れますが、名鉄竹鼻線羽島市役所前駅からも近くですので、ぜひ寄り道してください。

ホントに歩く東海道 別冊 美濃路『ホントに歩く東海道』別冊美濃路 該当マップは№5です。
鋸屋根については、マップ№5のコラム「繊維の街とモーニング」もご覧ください。

 

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