(お)記
Facebookページのほうにも記しましたが(本ページ最後に引用を記しました)、通常、弊社発行本からの無断使用でも、出典が明記され、内容が評価されて敬意が払われている場合は、黙認しています。無断はよくないにしても、その本の宣伝になる場合もあります。しかし、今回のケースは許容範囲を越えているように思いました。Webサイトに弊社発行本が無断転載されている件で、弊社からの問い合わせに対して、サイト運営者の対応があまりよくありません。事実確認の結果報告も、当然、謝罪もありません。「無断使用の個所について具体的にデータを添付して示せ」との連絡があったのは、数度の問い合わせをしてからでした。指摘すると、「投稿者に確認してから対応する」との連絡があったきり、しばらく連絡がなく、弊社がそのページを公開しましたら、弊社のマップのみ「非表示」(サイト運営者の言葉)にしました。
再度問い合わせると、「全ての該当個所をデータで示せ」との返信があり、それに応えると、前回同様に結果報告もなしにその個所が非表示になるだけの恐れがありますし、それにとてもそんな膨大な作業ができるものではありません。
そこで、サイトページの一部を弊社HPに指摘して、記録します。
『ホントに歩く大山街道』(中平龍二郎著)の全体にわたってですが、その一部。旅行記の構成自体が弊社の目次構成とまったく同じです。コース、区切り、所要時間。本文の誤記まで、そのままです。マップは、「自分で作って、メンバーに配布した」とも書かれています。
一例は、このページです。
このページは、旅行記の最初で、まだ弊社マップのスキャンはありませんが、文章全般とコンセプトを見てください。この後の旅行記では、マップそのものがアップされていきます。
次の書き出しに、「大山街道のガイド本は、崋山の1冊のみ」と書きながら、弊社本をすっかり自著としています。マップは、どこからスキャンしたのでしょうか。スキャンマップのみ、現在「非表示」です。別のページの旅行記の文章には、弊社マップの番号を示す相番号が本文に残っています。
上がサイトのページで、下が弊社本のページです。一字一句?違っていません。
次の八百国商店は、自分が見つけたように書かれていますが、このように、ほぼ全項目が弊社本の写しです。
弊社本では、次の文です。
このように続いていきます。
弊社本も。
次の個所は、著者のオリジナルで、私も講演会で同じ話を著者紹介で話したことがあります。剽窃ですね。
まずは、この辺で、やめておきます。無断使用の域ではないと思います。全ページの検証が必要なときは、法的措置に踏み切るときでしょう。
「盗作」で、もし弊社に遺失利益が証明できれば、訴訟ものだと思いますが、ご覧いただいた方のご感想、ご意見、アドバイスがあれば、ぜひよろしくお願いします。疲れました。
サイト運営者は、フォートラベル。
http://4travel.jp記録したページは、
https://4travel.jp/travelogue/10994289運営サイトへの問い合わせは
https://ssl.4travel.jp/help/contact/input/
この記事の前に、風人社Facebookページ上に経緯を記したページは以下にあります。
https://www.facebook.com/fujinsha/photos/a.439576586115513.100328.184808651592309/1653207791419047/?type=3&theater
https://www.facebook.com/fujinsha/posts/1654204077986085
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