先週6月19日から県境をまたぐ移動の自粛が解除され、「ホントに歩く中山道」の現調(現地調査)を再開しました。
2020年7月下旬の発行を目指し、作業中です。
お待たせしておりまして、申し訳ありません。今日もお問い合わせの電話をいただきました。
ウォーカーのみなさんも、計画を立て始めていらっしゃるようです。
木曽路は外国人の旅行者が多く歩かれていて賑やかなはずですが、静かでした。多くの観光客で賑わう奈良井宿も、休んでいるお店が多く、ひっそりとしていました。
資料館も、休んでいるところもありましたが、再開していたところもあり、ありがたかったです。
本来は4,5月の花の時期にこの区間の現調を行う予定で、桜を楽しみにしており残念でした。
今は梅雨で、紙の地図に書き込む作業が多い「現調」にはつらい季節ではありますが、雨に濡れた落ちついた宿場町や瑞々しい自然の景色は素敵でした。
宮ノ越の鎮守、南宮神社は木曽義仲ゆかりの神社ですが、社殿横に旭之瀧という滝があります。雨のせいか水量が多く見事でした(木曽義仲が旭将軍とよばれたのにちなむ)。
本日、第9集に使用する、行政発行の都市計画図の使用申請をしました。
第9集で通過する市町村は、木曽町、木祖村、塩尻市です。通過する宿場は、宮ノ越宿、藪原宿、奈良井宿、贄川宿、本山宿、洗馬宿と、こちらの方が多いのですが、奈良井宿から洗馬までの5宿が、町村合併で全て塩尻市のため、2個所で済みました。木祖村は、1万分の1地形図を発行していないため、国土地理院の2.5万分の1地形図を拡大して使用します。前回に引き続き、御迷惑をおかけいたします。
(こ)記
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