春も本番、3月最後の月曜日29日に、中山道、醒ヶ井〜垂井の歩行を行なう。いよいよ滋賀から岐阜へ。醒ヶ井出発は朝8時半で、醒ヶ井、柏原、今須、関ケ原、そして垂井で、地図の距離は17キロ。見どころ満載だが、寄り道しながらでも余裕かなと思いながら出発、桜が麗しい。

余裕があるので、柏原では徳源院も北畠具行の墓も訪ねることに。せっかく訪れたのだが徳源院はコロナで拝観中止、北畠具行の墓所は見つけにくく、時間を大変ロス。柏原の先、寝物語の里で近江・美濃国境を確認。今須宿では妙応寺で徳川家康の腰掛石に座り、天下人を味わう。

昔は難所だったらしい今須峠も越えて、いよいよ関ヶ原へ。大谷吉継の陣地跡から始まり、不破の関、福島、宇喜多、開戦地等々を訪れる。残念な事に資料館は月曜休館で展望台には登れず。ふと気が付くと時間は15時。関ケ原で帰ろうかとも考えたが、せっかくなので垂井まで歩を進めることに。垂井駅まで竹中半兵衛像を見たのが16時半。歩行距離29キロ、寄り道をいっぱいして意外な長距離となった。これで第3集が完了。

turny 21.4.2

(FuOH)徳源院は、残念でしたね。京極氏歴代当主の墓の並びが壮観だったことを思い出します。北畠具行の墓は、道標があったと思います。立派な墓で、説明板もありました。関ヶ原の資料館も月曜休館。私もよく、日曜日からの連続取材で、月曜現調をすると、あちこち休館で、結局再訪しなければならないことが往々にしてありました。でも、「寄り道をいっぱいして意外な長距離」も、とても楽しそうで何よりでした。

 このあたりは、街道から離れたところに見所が多いですね。垂井でも関ヶ原でも借りられますが、レンタサイクルがあると、寄り道の範囲が広がります。垂井駅前の観光案内所で借りられます。案内所は資料も充実していますので、よろしければ、ぜひ。南宮大社の前にも、新しく観光案内所がオープンしたそうです。
http://www.tarui-kanko.jp/docs/2015071500012/