2月も終わりの27日に、守山からの続きを計画。第2集を眺めるとさすがに、守山から高宮まで一気には無理かな。ではどこで帰ろうと考えてみると、この区間、中山道はJRからは遠く、近江鉄道の駅を利用するのが良いのでは・・。駅は武佐か五個荘だが、武佐では守山から近すぎるので、ゴールを五個荘と決め、守山駅を8時半スタート。

守山の旧市街を見て、野洲川を渡る。昔ながらの街並みを見ながら歩くとやがて村田製作所の巨大な工場が見えて来る。この工場隣の平家終焉の地を訪ねる。まさに打ち捨てられた踏み分け道の奥に卒塔婆が数本立っただけの場所がその地。もののあわれと言うものを改めて感じる。
その先、道の駅は直ぐ。ここから鏡、横関、武佐、老蘇と本当に懐かしさを感じる街並みが続く。住友財閥の支配人・伊庭貞剛の生家跡は壮観。50代で引退とあったが、業績・引き際共に素晴らしい。

老蘇の森・奥石神社で今日最後の休憩を取る。ここまで来ると五個荘駅まであと4キロ強。観音正寺は以前に西国巡りをしたときに行ったので今回は省略。歩を進めると五個荘の街に入る。てんびんの里像を確認して五個荘駅へ。ゴールは16時。

3月は五個荘〜高宮〜鳥居本〜醒ヶ井〜垂井まで行って、暖かくなる4月中に木曽谷を抜ければ良いかな。

turny 21.3.5

(FuOH)すごく順調な足の運び模様ですね。快走(歩)感がします。地図をしっかりとご利用いただき、嬉しいです。ところどころのご感想に、現調のときのことを想い出します。「不帰池(かえらずいけ)、首洗い、蛙不泣(蛙泣かず)の池」ですね。
ますますの楽しい旅をお楽しみください。