2015年2月13日に発売されたムック「街道を歩く」(洋泉社)
http://www.yosensha.co.jp/book/b193466.html
A5判192ページ 本体価格1500円
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咋年末から、この企画本のお手伝いをさせていただきました。
文字どおりの街道歩きの本で、五街道の紹介や達人のお薦め街道などが主な記事です。そのあと、アナウンスする余裕がなく発売から1か月経ってしまいました。。
A5判192頁の本。ものすごい作業量の上、「のちのちマップスピード」の弊社には「雑誌スピード」(作ったことはないですが)に圧倒されましたが、このようにして形になっていくのかと実感し、とても勉強になりました。
弊社の関係者が多数登場、また、弊社の「ホントに歩く東海道」の記事や、不肖私(こ)の「箱根珍道中」も恥ずかしながら掲載されています。
個人的には、散歩かふぇちゃらぽこの店主ぱきらさんにインタビューをして、知っているようで知らなかったちゃらぽこのこと、多くの個性的なお客さんの話、ものすごい数の散歩会を開催されていることなど、さまざまなお話を伺えたことが良かったです。
また、品川の街道文庫の田中義巳さんの項目の作業では、原稿に指定された写真を、選んでデータを送るということをしました。膨大な写真ファイルの中から目的の写真を探すのは一苦労でしたが、姫街道、鯖街道、塩の道、スペインの巡礼街道などを見る機会を得ました。
他にも、袋井でクリーニング店を営む青島さんは、今でもお仕事をしながら、特別に休みをとるわけでもなく全国の街道を歩かれていることに驚きました。奥州街道を奥さんと歩いた「みちのく二人たび」の記録が掲載されています。インタビューの志田威さん(東海道57次・中山道67次交流館館主)は安心感のある記事、中平龍二郎さんは、大山街道はもちろんですが、檮原街道の記事中の、ご自身の名字とルーツに関するお話も面白かったです。ちゃらぽこさんには、たくさん写真をご用意してもらい、没になった分も含めて多くの方にご連絡をとっていただきました。
よい仕事をさせていただきましたとともに、ご協力していただいたみなさまに感謝です。
また、本書を御覧になった方で、「ちゃらぽこさんと街道文庫さんを今度訪ねます!」というご連絡を数名の方からいただきました。
弊社がかかわった以外にも五街道の話や銭湯、80回以上も中山道を歩いた外国の方のお話も面白く、読み応えのある1冊と思います。ぜひ御覧ください。
(こ)
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