『ホントに歩く東海道』第16・17集(京街道)で東海道57 次を完結しましたが、その後の4ヶ月間、東海道脇往還の 「姫街道(本坂通)」の現地調査で何度も往復を重ね、8月中旬からの編集作業を終了しまして、ようやく新刊発行の運びとなりました。待ちきれず、歩き出された方もいらっしゃり、大変お待たせいたしました。

今回の姫街道は、御油~見付(60.5km)安間道(1.9km)浜松道(6.5km)吉田道(6.9km)を収載し、
通常マップの2集分になります。
マップ8冊で2100円(税抜)。
ケースも、厚みを増したものを新たに作成し、外装のフィルム封筒も特注品です。

ホントに歩く東海道 別冊 姫街道

フィルム封筒に入り

特注品の箱

左が姫街道用のケース、右が従来のケース

姫街道は、江戸幕府道中奉行管轄の正式の東海道です。
東海道53次・57次を完歩された方も、同じ脇往還の佐屋街道とともに、姫街道もぜひお歩きください。
街道歩きの魅力を必ずや感じられることと確信いたします。

ホントに歩く東海道 別冊姫街道「ホントに歩く東海道 別冊 姫街道(本坂通)」
詳細ページ

 

 

姫街道は、今年のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の舞台でもある気賀を通過します。
気賀は、初めて訪れた人にもなんとなくノスタルジアのようなも のが感じられる町並みです。何気なく撮った写真、路傍の地蔵、古い土塀、常夜燈などにもその雰囲気が出ています。歴史的な町でありながら、いかにも観光地という町ではありませんでした。
テレビ放送に合わせて姫街道を発行したわけではありませんでしたが、気賀が全国に知られることになりました。地元では、「何度歩いても飽きない街道」と愛されていながら、テレビで放送されている間も、姫街道は、知る人ぞ知る街道のままであるようです。

夏が終わり、これから歩きやすくなる季節、ぜひ、本マップを手に、姫街道を歩いてみてください。

姫街道のダイジェスト画像をアップしました。
姫街道の写真(画像処理の操作が不慣れで、見苦しい点がありましこと、お許しください。)
二つにわけました。
「ホントに歩く姫街道1」は、御油〜気賀。
「ホントに歩く姫街道2」は、気賀〜見付、三方原追分〜浜松、吉田〜和田です。