「ホントに歩く東海道」現調メモ1 京街道・奈良街道−髭茶屋追分〜伏見

髭茶屋追分

先月(2017年1月16日)、東海道57次(京街道)の取材で京都に行った際、ちょうど雪が降りました。地元の方でもかなり降ったほうと言うくらいで、雪で歩きづらかった上、寒かったです。多くの名所旧跡が残る京都は、雪化粧した写真を撮ろうという方が、いろんなところでカメラを構えていました。

10月に「ホントに歩く東海道 第15集」(南草津〜三条大橋・伏見)を出してから、いろいろ行事があり、16集からの東海道57次の制作が遅れております。写真の髭茶屋追分で、京都・三条大橋へ向かう道と、奈良、伏見、大阪方面へ向かう道が分かれます。16日は、その伏見方面へ向かいました。山科区小野勧修寺手前まで奈良街道と東海道(京街道)は同じ道で、別れてから奈良街道を歩きました。当日は、晴れたり、時折雪がちらついたり、吹雪いたり、ネコの目のような天気でした。

京阪四宮駅前の交差点 京阪四宮駅前の交差点。京都・三条大橋方面から髭茶屋追分に向けて歩いています。月曜日の朝、東海道(旧三条通)は道がそれほど広くないですが、とても交通が激しいです。
大津市、小関越道標 小関越の道標。ここは大津市になります。逢坂の関を通る大関越に対して三井寺へ出て大津札の辻で合流します。さらに、琵琶湖西岸を通り北陸方面へも道は続いています。「ホントに歩く東海道」第15集マップNo.58参照。
京街道、京都市山科区

髭茶屋追分から東海道(京街道)は坂を下って南西へ。国道1号を越えて畑脇ののどかな道です。

京都市山科区、音羽橋 山科川に架かる音羽橋。滑りそうで怖かったです。
音羽橋から東山 音羽橋から雪化粧した東山方面を見る。きれいです。
京街道、国道1号を越える 国道1号線は、大津方面から、逢坂の関を越えた後、追分手前で旧道と分かれて、日ノ岡、九条山の山越えを避けて南へ南下していきます。音羽橋の前に一度渡りましたが、再度出会いました。奥に東海道新幹線の高架が見えます。
山越えをしていくのが追分から京方面へ向かう東海道(三条通り)です。

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(こ)