「ホントに歩く東海道」現調メモ３　京街道・奈良街道−髭茶屋追分〜伏見

３「ホントに歩く東海道」現調メモ　京街道・奈良街道−髭茶屋追分〜伏見

（こ）記

伏見区醍醐にある食堂の魅力的なメニュー。半分ぐらいわからない。2017年1月15日、雪が降り寒かったので、カレー肉入うどんを食べました。

2017年1月15日に、髭茶屋追分から奈良街道を歩いた現調の続きです。
今回は、JR六地蔵駅まで。

前回のメモ（国道1号線〜京街道・奈良街道分岐）→こちら

	この交差点の手前で勧修寺方面へ行く京街道と分かれ奈良方面へ南下。
	随心院。小野小町ゆかりの寺です。小町の父、小野良実の実邸とも伝わり、小町関連の史跡が多くあります。
	女性を意識したかわいらしい絵馬。境内の裏には、小町に寄せられた多数のラブレターが埋められた「文塚」があります。竹林の中にあり、いろいろな封印された思いとともに、怖い雰囲気です。寺を出た先に化粧橋。境内の小町が化粧に使った井戸から流れている水に由来します。
	化粧橋から京都市伏見区に入りました。少し登り坂になります。
	途中、弘法大師独鈷（どっこ）水の標石が立っています。日本各地に伝わる弘法大師による湧き水の一つです。側面は道標になっていて、醍醐山と日野薬師、山科御坊への距離が記されています。
	雪が降りながら急に晴れたり、変な天気です。
	醍醐新町交差点。山科けいさつの手前で分かれた道にまた出会いました。
	醍醐寺の横を通ります。色とりどりののぼり。
	国宝の三宝院唐門。仁王門。醍醐寺には多くの国宝や重要文化財があります。
	シンプルな郵便マークがすてきです。伏見醍醐郵便局。
	万千代川に架かる泉大橋。文化14年（1817）と親柱に彫られています。
	善願寺の安産祈願の腹帯地蔵。行基が彫ったと伝わるお地蔵さんの腰に結び目があり、腹帯をしているように見えたためこの名があるそうです。
	雪が激しくなってきて、ちょうどうどん屋さんがあったのでお昼にしました。カレー肉うどん。あたたまり、生き返りました。みかんをサービスでいただきました。
	孝月食堂さん。うどん、お昼時間以外はお好み焼きもできます。ご夫婦で営まれていて、奥さんが料理をされていました。魅力いっぱいの壁貼りメニュー、何度訪れたら制覇できるでしょうか。
	路地に少し融けた雪だるまがありました。
	不自然に広い歩道。旧道の名残でしょうか。
	南里公民館。
	石田公会堂にある力石。32貫（120キロ）持つだけでなく、自分の胴体部分を軸として石を回すアクロバティックな力比べ。
	力餅食堂。力うどんを連想してしまういます。「大力餅」とか、京都ではよくこの店名を見かけました。チェーン店なのでしょうか。
	川合橋で新奈良街道に合流します。京都市伏見区石田大山町。伏見区の町名標示板。
	石田大山町に入って商店が多くなってきました。
	木下酒米店。米小売り用袋を再利用した暖簾。
	結納叶家。商売にぴったりのいい名前と思いました。
	石田大山交差点。角の道標は日野薬師を示しています。浄土真宗の祖、親鸞の先祖である日野資業が祀った薬師如来のある法界寺へ至ります。。
	石田大山町の先で宇治市に入りました。さすが、宇治市。地図を見ると、奈良街道から東へ少し入ったところに茶畑記号。その通り、茶畑がありました。ネットをかけて大事に育てられています。
	府道36号線。車が多くなってきました。
	イトーヨーカドー六地蔵店。2017年2月に残念ながら閉店してしまいました。
	JR奈良線の高架をくぐります。
	右に曲がると、JR奈良線六地蔵駅。地下に京都市営地下鉄東西線の六地蔵駅があります。