岩田道標は、弊社発行の『誰も知らない丹沢』で紹介され、写真家の三宅岳さんが、山と渓谷社の雑誌やアルペンガイドで取り上げられて、登山家・ハイカーにはよく知られることになりました。しかし、岩田さん亡き後、新しい道標に出会えることはなくなりました。
古い道標が時とともに朽ちていくのは、この山域を歩かれた人には寂しい思いです。
岩田道標を愛する著者・浅井紀子さんの熱意で、本書に記録が残ることになりました。
三宅さんが撮り続けた岩田さんのすてきな道標の写真をカラーページで収載しています。
今年春から著者の浅井さんと打ち合わせを始め、先日9月26日に出来上がりました。
A5変形版で縦のサイズが少し短い、ハンディタイプの本です。
ぜひ、本書を手に、岩田さんが愛した不老山周辺を歩いてみてください。
『道しるべに会いに行く 丹沢・不老山周辺の岩田㵎泉さんの道標』はこちら
岩田さんの道標を探して、過去のファイルを見ていたら写真が出てきました。2009年に立山と足柄、金時山を案内していただいた時のものです。
(こ)記