読者の方から4日から始まった展示のご案内をいただきました。
「石仏を調べる会」のメンバーで、今回の特別展でも調査成果が展示されているそうです。

平塚市博物館秋期特別展「平塚の石仏 3058の祈りと願い」

会  期:2014年10月4日(土)~11月30日(日)

会  場:平塚市博物館特別展示室(平塚市浅間町12-41)
     http://hirahaku.jp/riyou_annai/index.html

 開館時間は午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
ただし、10月21日~10月26日はイブニングミュージアムウィークにつき、午後7時まで開館(入館は午後6時30分まで)
休館日は10月6、14、20、27日、11月4、10、17日

主  催:平塚市博物館
お問合せ:0463-33-5111
入場無料

「博物館のサークル・石仏を調べる会は、昭和56年の発足から30年以上にわたり、平塚市内の信仰目的で建てられた石造物を調査してきました。会でくまなく調べあげ、記録した現存する石造物の総数は3058基にのぼります。この度、その集大成として特別展「平塚の石仏~3058の祈りと願い~」を開催します。県指定有形文化財の庚申塔2基、県内市町村別で最も基数が多い徳本名号塔、市内に数多く造立されている地蔵や道祖神など、主な石造物を写真パネルと実物で展示し、3058基の石造物に込められた先人の思いをたずねます。」(特別展チラシより)

展示構成

石造物の概要/仏教伝来の石仏/民間信仰の石仏/寺社境内の石造物/石造物の変化
VTRコーナー
石仏を調べる会と『平塚の石仏』の歩み 紀年銘入り石造物の造立年表
石造物写真パネル 約250点
石仏(実物と複製)約20点
講関係資料 約10点

記念講演(午後1時30分~@博物館講堂)

2014年10月12日(日)「石仏への誘い」坂口和子氏(日本石仏協会会長)
2014年11月16日(日)「石仏調査からわかること」小川直之氏(國學院大学教授)
2014年11月9日(日)「平塚の石仏を語る」石仏を調べる会会員

石仏見学会

2014年10月18日(土)「須賀の石仏」(9時30分~15時)
夕陽丘、札場町、千石河岸、高浜台、幸町
2014年11月23日(日)「大山道周辺の石仏」(9時30分~15時)
南原、御殿、中原、豊田平等寺、豊田本郷、豊田宮下
※定員20名。要申込 往復葉書に希望日、住所、氏名、電話番号を記入。
多数の場合は抽選。
送り先 〒254-0041 平塚市浅間町12-41 平塚市博物館
「須賀の石仏」の申込締め切り=10/9
「大山道周辺の石仏」の申込締め切り=11/13

展示解説

2014年10月26日(日)、11月1日(土)、11月29日(土)
時間はいずれも13:00〜13:50

「3058基もの石仏を調査した集大成」には迫力を感じました。チラシに掲載されている石仏の写真もすてきです。
平塚からの大山道(『キャーッ! 大山街道!!』収載)で目にしたこともある石造物もあると思います。ぜひ足をお運び下さい。

(こ)