アリーノで講演する中平龍二郎さん

アリーノで講演する中平龍二郎さん

●中平龍二郎さんの講座

 本日誌078号でお知らせした『ホントに歩く大山街道』の著者、中平龍二郎さんが、2月27日に川崎市宮前区東有馬のアリーノという施設でご講演されました。宮前区は、有馬川、平瀬川、矢上川の3本の川が流れ、これらの川が作った段丘でできているとのことでした。

 有馬という地名は10か所ぐらい全国にあるそうですが、「あれま(荒れ間=所)」「起伏のある土地」という意味だそうです。高津区の自宅から自転車で有馬を目指しましたが、「段丘によってできている」ことを実感しました。有馬では、最高85mの地点があるそうですが、坂が長い!谷が深いのですね。また、このことと関連しますが、有馬川流域には縄文遺跡はありますが、弥生遺跡はないそうです。これは、谷が深いために水も冷たく、水田耕作に向かなかったからとのことです。他方、平瀬川流域などには縄文遺跡があるそうです。
 会場で、弊社のホームページをご覧になってこの講演会に申し込まれた方がいらして、嬉しかったです。

●開成町金井島の瀬戸屋敷での講座  伊勢原市にある山口家住宅(雨岳文庫)のご当主、山口匡一さんから、瀬戸屋敷という古民家でのイベントのお知らせをいただきました。

資料展示:2011年3/15(火)~3/27(日)歴史を刻むふるさとの道
場 所:あしがり郷 瀬戸屋敷土蔵 〒258-0028神奈川県足柄上郡開成町金井島1336番地
講演会:いずれも 13:30~15:00  
3/18(金)矢倉沢往還(柏木実)  
3/23(水)足柄古道(足柄歴史発見クラブ)  
3/25(金)大山道(武勝美=まほら秦野みちしるべの会)
申し込み:先着50名 電話でお申し込みください。0465-84-0050

開成町ホームページ http://www.town.kaisei.kanagawa.jp

あしがり瀬戸屋敷のページ http://www.town.kaisei.kanagawa.jp/forms/info/info.aspx?info_id=9755