「この夏読みたい、48冊」という企画広告です。「大山街道」は、「夏を満喫 アウトドア・お出かけ本」の面です(左から2番目)。他の本のテーマは、「身近な”介護”を考える本」「夏を乗り切る料理の本」「人には聞けない マナー美人になる本」「悩み解消 子育て応援の本」「鐵道模型から車まで 大人の趣味」です。

「この夏読みたい、48冊」という企画広告です。「大山街道」は、「夏を満喫 アウトドア・お出かけ本」の面です(左から2番目)。他の本のテーマは、「身近な”介護”を考える本」「夏を乗り切る料理の本」「人には聞けない マナー美人になる本」「悩み解消 子育て応援の本」「鐵道模型から車まで 大人の趣味」です。

 本日、8月9日(木)の読売新聞夕刊(東京本社版5ページ)に『ホントに歩く大山街道』の広告を出稿しました。  前回の朝日新聞のタイプとは違い、版下を新聞社の方で作成してもらいました。載せる本も1点のみ、表紙の画像が(縦31ミリ×横30ミリの範囲)カラーで入りました。

 前回の更新が7月4日で、その間に本書はおかげさまで無事できあがりました。更新をきちんとしないままあっという間に発売を迎えてしまいましたので、少しずつ、発売までのことを記していきたいと思います。

 今回は、何軒かの書店さんへ営業に行きました。大山街道は、東京と神奈川を通っていますが、どちらかというと神奈川県がメインで、シリーズ前作の『誰も知らない丹沢』を売って下さった書店さんも多く、うかがいやすかったです。シリーズで続けて出すことは大事だと思いました。また、自分の地域に関係があるということで、興味を持って頂けることが多く、精神的にも楽でした。
 4年ぐらい前の「編集会議」という雑誌に「書店営業7つの大罪」という記事があったのを思い出しました。その7つというのは、

  1. 見た目と臭いがキツイ奴
  2. 時間帯を考えろ!
  3. 勝手に注文するな!
  4. 暗い話ばかりするな!
  5. データに頼りすぎ
  6. 本の内容を把握していない
  7. しつこい自社アピールしかしない

 だそうです。なんとなくおわかりいただけると思いますが、久しく営業をしていなかった私は、書店へ向かう電車の中で記事を読み返しました。
 書店におうかがいする時間というのはなかなか難しく、基本的にずっとお忙しいのですが(どのお仕事もそうだと思いますが)、午前中は品出し、お昼はお客さんもみえ、昼過ぎは書店員さんのお昼休み、夕方はお客さんで混む、と、この合間に行くのがベストと聞いています。「丹沢」の営業をしていた(す)が「まだ会えないです」と電話してきて、大変そうだったのを思い出しました。

 ある書店で、上の大罪にあてはまるような人を連続して見かけました。上のタイプの7と1です。  16時ぐらいで時間帯は大丈夫かと思い店を訪れると、先客が二人いました。遠くから様子をうかがっていると、明らかに書店員の方(女性)は話を聞いておらず無視するように作業を続けているのに、7(男性)はかまわず資料を大きく展示してある本の上に広げ説明していました。時間をおいて再度行ってみると、7が営業している間うろうろしていた1(男性)の、何となくよれよれというか暑苦しい印象の方がいらっしゃり、こちらの方への応対もちょっと怖かったです。
 私が目指す売り場は、どう見てもこの書店員さんの担当で、タイミングが悪かったと、諦めようかと思いましたが、せっかく来たのだからと、品出しをされていましたが、声をかけました。やはりお忙しそうで、目も合わせてくれません。「今日はなんだか忙しいのに、立て続けに・・・」と手も休めずおっしゃるので、変なタイミングに来たことを謝ると、「大丈夫ですよ」と初めて目を見て答えてくれました。よかったです。
 緊張するし、苦手ではあるものの(何を話しているのかわからなくなるのが一番困っています)、売って下さる方と直接お話しするというのは、大切だと思います。もっと手際よく、うまく営業ができるようになりたいです。