7月30日のウォーク当日は、あいにくの天気。午前中に家を出た時は小雨が降っていましたが、平塚に着くと、雨は上がり、曇り空でした。13時、駅構内で参加者に予定を説明し、総勢16名で、いざ出発!

平塚駅東口改札午後1時。

平塚駅東口改札午後1時。

 この日のために、急遽、小旗と名札を作りました。(小旗は撮影し忘れました)小旗は、大イベントで「余裕ゼロ」の私の代わりに、参加者のKさんが道中ずっと掲げて下さいました。

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この日の予定は、以下のようなものでした。

平塚駅→大門通り→宮ノ前交差点→(糟屋道)松宮町商店街→市役所前交差点→緩い坂道の観察?(写真番号23のあたり)→(戻って)平塚市役所(トイレ)→博物館との間の坂道見学→平塚八幡宮→平塚郵便局→(矢崎道・ステーション道)→緩い坂道→海軍火薬小跡→矢崎道の旧道→駐車場の道標→白鷺塚→追分交差点の地下道→平塚江南高校→(中原豊田道と合流)→空き地を渡る→慈眼寺手前の道祖神→慈眼寺の門でステーション道と合流→中原宿高札場跡→中原御殿跡→日枝神社(ステーション道道標、砂丘列)→ステーション道と分かれ、また合流→城見塚→大縄橋→田圃越しに大山を見る→南豊田交差点→豊田本郷バス停→(中原豊田道)豊田八幡宮、八坂神社(砂丘の観察)→清雲寺(道標)→(戻る)豊田本郷駅バス停

 まずは、矢崎通り大山道を通ります。中平さんがもたれているのは、『キャーッ! 大山街道!!』86-87ページにある「平塚周辺の地盤図」(平塚市博物館を改変)を200%拡大したものです。2倍に拡大しただけでも平塚の13列の砂州・砂丘列がよくわかります(グレーの部分が砂州・砂丘列)。これから歩く大山道は、砂州・砂丘列をうまく通っていると説明されました。

平塚駅前の大通りから一本東に入った道で微地形の説明をする中平さん。(p.108)←『キャーッ! 大山街道!!』本文中に写真または記述のあるページ。以下同。

平塚駅前の大通りから一本東に入った道で微地形の説明をする中平さん。(p.108)←『キャーッ! 大山街道!!』本文中に写真または記述のあるページ。以下同。

熱心に話を聞く参加者のみなさん。

熱心に話を聞く参加者のみなさん。

大門通りの説明版の前で。向こう側に見えるのは旧東海道。(p.108)

大門通りの説明版の前で。向こう側に見えるのは旧東海道。(p.108)

13:30。エックス状の宮の前歩道橋。

宮の前歩道橋の上で。ここから糟屋通り大山道方面に向かいます。(p.137)

宮の前歩道橋の上で。ここから糟屋通り大山道方面に向かいます。(p.137)

 宮松町商店街から糟屋通り大山道に入ります。商店街はちょうど第八列の砂丘列上にあります。

宮松町商店街(2011年6月撮影、p.137)

宮松町商店街(2011年6月撮影、p.137)

宮松町商店街の微地形。塀の高さの違いで左の方が低いことがわかる、と中平さんは説明されていました。

宮松町商店街の微地形。塀の高さの違いで左の方が低いことがわかる、と中平さんは説明されていました。

 県合同庁舎前交差点を左折して、平塚市博物館方面に向かいます。博物館の南側には蒸気機関車のD52が展示されています。

平塚市博物館と平塚市中央図書館の間にある公園で小休止と簡単な自己紹介

平塚市博物館と平塚市中央図書館の間にある公園で小休止と簡単な自己紹介

14:15。陽が差してきて暑くなってきました。プラザロードといちょう並木通りの交差点を渡り、矢崎道の旧道へ。

海軍火薬廠の跡の碑の前で(p.111)

海軍火薬廠の跡の碑の前で(p.111)

 いちょう並木通り東側の矢崎道の旧道です。参加されたみなさんはすでに本で予習されていて、「おっ、道の真ん中にどぶがある」などとおっしゃる参加者もいました。嬉しいです。

矢崎道の旧道。(2011年1月撮影、P.113)

矢崎道の旧道。(2011年1月撮影、P.113)

14:26。再び、いちょう並木通りを渡り旧道へ。

いちょう並木通りを渡り、旧道の続きへと進みます(p.114)

いちょう並木通りを渡り、旧道の続きへと進みます(p.114)

 旧道の道標を観察。駐車場にあるため、倒れたりしていたのを近所の方が直している、と中平さんが説明されます。この日も、道標が本に載っている写真の位置と少しずれている、と鋭い指摘をされる参加者の方も。なんとか微移動の範囲にとどまって、無事に残ってほしいです。

駐車場の脇にある「大山道、かなめ道、十日市場」と彫られた道標を見る(p.115)

駐車場の脇にある「大山道、かなめ道、十日市場」と彫られた道標を見る(p.115)

14:33。白鷺塚。ここで小休止しました。木陰と藪があるせいか、蚊がいました。

平塚共済病院の敷地内にある白鷺塚(p.114)

平塚共済病院の敷地内にある白鷺塚(p.114)

 病院の横の交番の前からは、県道に分断された矢崎道の続きが見えます。ここは渡らずに、南側にある追分の地下道を通ります。

県道61号ごしの続きの道。(2009年9月撮影、p.115)

県道61号ごしの続きの道。(2009年9月撮影、p.115)

 14:50。細い道を進んでいくと、平塚江南高校の前で中原豊田通り大山道とぶつかり、合流します。先ほどの道標にあった金目道は、高校で分断されています。

高校の壁際の歩道にかわいらしい「ひと休みいす」がありました(p.115)

高校の壁際の歩道にかわいらしい「ひと休みいす」がありました(p.115)

平塚江南高校の横を進む

平塚江南高校の横を進む

 この道路はきれいに舗装されているのに、なぜこのような標識があるのか。中平さんによると、自動車は重みがあるので、車が通って圧されることによって元々くぼんでいた部分はへこんでしまうのだそうです。これぞ平塚の微地形です。

「スピード落とせ 路面凹凸あり」。なるほど!

「スピード落とせ 路面凹凸あり」。なるほど!

14:55。平塚駅大山道と交差している部分。

みんなで通ると大迫力(p.80の写真とぜひ比較して下さい)

みんなで通ると大迫力(p.80の写真とぜひ比較して下さい)

慈眼寺の角にある道祖神(p.115)

慈眼寺の角にある道祖神(p.115)

15:06。予定では中原御殿跡まで行くことになっていましたが、時間がなくなってきたので、高札場跡だけ見学。ここで中原街道とも合流し、矢崎道、中原豊田道、中原街道と3つの道が中原宿を進んでいきます。

中原宿高札場跡。御殿のような家の前に立つ高札場跡の説明板。(p.82)

中原宿高札場跡。御殿のような家の前に立つ高札場跡の説明板。(p.82)

15:22。日枝神社到着。日枝神社自体も第三列の砂丘列上にありますが、その中でもさらに高台の上に平塚駅大山道の道標があります。これは、先ほどの平塚駅大山道と、矢崎道・中原豊田道が交差するあたりにありました。

日枝神社の「ステーンショ」大山道の道標を見る。神社の中でも特に高台にある。(p.82)

日枝神社の「ステーンショ」大山道の道標を見る。神社の中でも特に高台にある。(p.82)

 高台の上にはいろいろな石造物が、無造作に?置かれています。ウォークにとびいり参加された伊勢原市教育委員会の諏訪間さんによると、写真の木の根元にあるのは、室町時代ぐらいのものとおっしゃっていました。

石造物の説明をする伊勢原市教育委員会の諏訪間氏。

石造物の説明をする伊勢原市教育委員会の諏訪間氏。

15:30。16:00解散の予定だったので、本日はゴールの豊田本郷手前ですが、ここで解散となりました。日枝神社の社殿の前でみなさんと集合写真を撮影。たまたまいらした神社の氏子総代の方に撮っていただきました。

日枝神社社務所の入口のネコ

日枝神社社務所の入口のネコ

 今回の参加者のみなさんは非常に関心が高く、本を作っていた私よりもよくご存知の方もいらっしゃり、ドキドキすることもしばしば。。いろいろなところを歩かれている方も多く、刺激も頂きました。読者と著者が歩くという初めてのイベントで、あたふたしている風人社をみなさんさりげなく助けて下さり、無事終了することができました。このような読者が大山街道を歩かれているのかと感慨深い一日でした。どうもありがとうございました。

日枝神社の境内で食べたブルーベリー

日枝神社の境内で食べたブルーベリー

大縄橋バス停から伊勢原行きのバスに乗ります。「平90」伊勢原団地経由です。ほぼ、矢崎道・平塚駅大山道を走ります。

大縄橋バス停から伊勢原行きのバスに乗ります。「平90」伊勢原団地経由です。ほぼ、矢崎道・平塚駅大山道を走ります。

かわいらしい伊勢原のマスコットキャラクター「オオヤマン」

かわいらしい伊勢原のマスコットキャラクター「オオヤマン」

「オオヤマン」がプリントされたポロシャツ。大山の笠をかぶり、胴体は豆腐(多分)、登山靴を履き、ストックを持っています。「寺のマークがないが」という声も。。ブログもあるようです。http://ooyamans.exblog.jp/14229792/

文教堂伊勢原とうきゅう店さん

文教堂伊勢原とうきゅう店さん

未知の道シリーズに、大山街道Tシャツも販売中です。オオチャン・ヤマチャンもオオヤマンに負けないよう(図々しいですね)、いや、あやかって頑張りたいと思います。

伊勢原駅近辺での懇親会

伊勢原駅近辺での懇親会

参加者に頼まれ、本にサインをする中平さん

参加者に頼まれ、本にサインをする中平さん