総合出版・編集プロダクション「ホントに歩く」東海道・中山道

課外授業ようこそ先輩 別冊
片岡鶴太郎
「好き」に一所懸命

NHK「課外授業ようこそ先輩」制作グループ+ KTC中央出版 編
仕様:四六判 上製本210頁(口絵カラー2頁)
定価:本体1,400円+税
発行:KTC中央出版
装幀 後藤葉子(QUESTO)
カバー、扉:題字・画/片岡鶴太郎
2002年7月27日発行

番組名「感じたままに正直に」
2001年6月25日 NHK総合テレビ放送
授業の場=東京都荒川区立ひぐらし小学校

本書の紹介

考えて好きになるのではない。
ふっと心とらわれて、心のおもむくまま、「腹の主」の命ずるまま、一所懸命である姿がここにある。

ものをよく見ることは、そこから何か気づいたり、 興味を持ったり、好きになるということです。 この「好き」っていうのが、わたしはやっぱりいちばん大事なものだと思う。 頭で考えて好きになれるもんじゃないですね。 「好きなだけでは食っていけないよ」って、よく言われましたが、 好きな気持ちに正直に素直に従ってきて、わたしはよかったな、と思っています。 みんなもこれから大きくなるにつれて、いろんなことで迷ったりするでしょうけども、 そんな「好き」という気持ちを大切にしていただければと思います。 (授業の言葉より抜粋)

片岡鶴太郎さんがものまねで大人気を博していたころ、この授業を受ける子どもたちは、もちろんまだ生まれていなかった。

けれど、鶴太郎さんは自己紹介の初めに、小森のおばちゃまや坂上二郎さんなど当時のものまねを演じてみせた。子どもたちは本人を知らないのだから、ウケないのは当然だけど、その芸は今の鶴太郎さんに至る歴史の大事な話の枕だった。

鶴太郎さんはどのようにして絵を描くことに至ったのか。

目次

プロフィールにかえて 「好き」に一所懸命

授業1 絵を描くことにたどりつくまで
ものまねから自分自身へ
鶴太郎さんの自分史と絵

 

授業2 描きたいものを選んで描こう
魚と花の中から選んで
利き手と逆の手で描いてみよう

「描いて」というものの声に耳を傾けよう

授業途中インタビュー

授業3 描かれたがっているものを描く
子どもたちに語りかけたものは何?
自分で選んだモチーフの絵の制作

授業4 聞こえた声に素直に描けましたか?
完成作品を前に感想を語ろう

授業を終えて

片岡鶴太郎 インタビュー

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