総合出版・編集プロダクション「ホントに歩く」東海道・中山道

別冊 課外授業ようこそ先輩
紙屋克子 看護の心そして技術

NHK「課外授業ようこそ先輩」
制作グループ+ KTC中央出版 編
仕様:四六判 上製本208頁
定価:本体1,400円+税
発行:KTC中央出版
装幀:後藤葉子(QUESTO)
2001年1月28日発行

番組名「看護は心のキャッチボール」
2000年8月27日 NHK総合テレビ放送
授業の場=北海道湧別町立芭露小学校

意識よ戻れ! 看護の心と技

紙屋克子さんは、意識障害の患者さんの劇的な回復を、看護の力で実現した。
子どもたちも実習した看護技術は、今すぐ私たちの身近で活用できるすばらしいものである。
「看護とは、人間と人間の信頼を築いていくもの」と語る紙屋さんは、 コミュニケーションを考える授業の方法を取り入れて、子どもたちに相手の気持ちを知ることの大切さを伝える。

 紙屋克子(かみや・かつこ)看護学者
1946年生まれ。
筑波大学教授。専門は看護学。

北海道大学医学部附属看護学校卒業。同大学付属病院の脳神経外科に勤務。意識障害、いわゆる植物状態の患者さんを看護の力で回復させる取り組みに成果をあげる。しかし、同時に社会福祉の問題を痛感。いったん退職し、北里学園大学で社会福祉学を、北海学園大学および大学院で法学を学ぶ。その後、札幌麻生脳神経外科病院に勤務し、看護部長、副院長を歴任。
1993年吉川英治文化賞受賞。1995年6月から筑波大学大学院医科学研究所科・社会医学系教授に就任。
故郷は、北海道湧別町、オホーツク海とサロマ湖に面した緑豊かな大地。
授業は、この故郷の統廃合された小学校で行われた。
著書に『看護の実践と科学』『私の看護ノート』『生活力の形成』がある。
また、1992年6月放送のNHKスペシャル「あなたの声が聞きたい~“植物人間”生還へのチャレンジ~」に出演。

 

目次

授業1
看護ってどんなこと?
「他人への関心を考える」ゲーム

授業2
<意識障害からの生還ドキュメント>
「あなたの声が聞きたい」(NHKスペシャル放送番組のビデオ)

授業3
看護婦さんは何をしていたか?
子どもたちが初めて知る看護活動の様子
トランポリン・スキップの体験

授業4
看護技術入門講座
体の仕組みを知って、指一本で寝返りを助ける技術 ほか

授業5
<コミュニケーションを考える>
おじいさんおばあさんと話す

紙屋克子 インタビュー記録

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