総合出版・編集プロダクション「ホントに歩く」東海道・中山道

課外授業ようこそ先輩 別冊 岡村道雄 やってみよう縄文人生活課外授業ようこそ先輩 別冊
岡村道雄 やってみよう縄文人生活

NHK「課外授業ようこそ先輩」制作グループ+ KTC中央出版 編
編集・制作:風人社
仕様:四六判 上製本208頁
定価:本体1,400円+税
発行:KTC中央出版
装幀:後藤葉子(QUESTO)
2000年8月4日発行

番組名「縄文時代にタイムトラベル」
1999年11月7日 NHK総合テレビ放送
授業の場 新潟県上越市立大手町小学校


ここに縄文人が生活していた。
狩猟・採集、翡翠の加工。暗闇の夜に火を起こし、それを囲んで 村人たちは語りあった。復元竪穴住居で一夜をあかす、 小学生たちの体験授業。みずみずしい、私たちのはるかな祖先の生活模様に思いをはせて、子どもたちは、縄文人とどんな会話をかわしたのだろうか。
本書の課外授業の先生は、文化 庁記念物課主任文化財調査官の 岡村道雄さん。通称、文化庁の縄文人。考古学者であると同時に、実際の遺跡を見て歩く縄文時代のスペシャリスト。 故郷新潟県の母校の小学生を、縄文の遺跡に連れ出して繰り広げる体験授業。遺跡発掘の貴重な 出土品をじかに触れさせ、現地での発掘実習。火を起こし、食糧採取に出かける。縄文服を着たり、 竪穴住居に寝泊まりしたり。魚を黒曜石の石器でさばき、縄文鍋を味わう。遥かな祖先の豊かな生活を思い、現代生活をかえりみる。そこには、もしかしたら、現代よりももっといきいきとした、日本人の生活様式の原点があるのかもしれない。


目次

岡村道雄・プロフィール
授業前インタビュー 茶新田遺跡にて

授業1 縄文人入門 長者ヶ原遺跡へ
文化庁の縄文人/上越市縄文遺跡分布図/ウンコのはなし
【資料】史跡・長者ヶ原遺跡・考古館
授業2 縄文村の広場で
見つけた土器はだれのもの/縄文時代のくらしぶり/実習 遺跡の発掘/縄文人顔か弥生人顔か
授業3 縄文村の夜と朝
授業4 火起こし・食糧採集
火起の道具/木登り/スカンポ
授業5 縄文風調理を味わう
調理道具/黒曜石で石器をつくる/縄文土器で煮る/住居の入口に死者を埋めた

岡村道雄 自分を語る
内気な、石器好き少年だった/大学に入って水商売/学問は世の中のためにある/しかし、昔に戻ればいいわけでもない
番組の制作現場から

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