●2005年11月29日(火)
 版画版「○危」を作成しました。版画を彫る作業はとても楽しかったです。『(s−okの) 誰も知らない丹沢』本書自体の作業もいろいろと滞っているにもかかわらず、こんなことをしていてよいのかどうか。しかも使ってもらえるかどうかもわかりません。

こちら(こ)


●2005年11月28日(月)
 「サンデー毎日」の紹介のおかげさまで、毎日、書店からの客注注文の電話が入ります。取次への注文短冊は期待していたのに、意外に少ないので驚きました。きっとまだタイムラグがあって、来週は期待できるのだと思いたいのですが。
 『誰も知らない丹沢』(仮題)のカバー表紙に地蔵平の写真を使うことは早くから決めていたのですが、私が行ったことがないのは悔しすぎるので、26日(土)に林道歩き(往復25キロくらいか)で行ってきました。この歩きの感想は後日に。
 「栄養学」のかなり専門的な教科書の編集を手伝っていて、毎日少しずつ原稿整理をしています。ちょっとしたアイデアを思いついたのですが、そのおかげで仕事のボリュームが増えました。でも、自分自身のために役立つ作業なのです。栄養学の知識も学び始めるとびっくりしますよ。例えば、体重60kgの人が、全く何も活動しない平静な状態(基礎代謝基準値)で、1分間に消費するエネルギーは1kcalなのだということをご存じでしたか。
 今日、会社の隣のスーパーで購入した「カニシュウマイ」は、1粒36kcalだということです。つまり、この1粒で36分間生き延びられるのです。(お)

●2005年11月22日 (火)
 今朝、銀座の旭屋書店から電話があって、弊社刊行本の『唯臓論』(後藤仁敏著)を試験的に店頭展示してみたいとのことでした。聞くと、「サンデー毎日」で見たというので、すぐに図書館へ行って調べてもらうと、なんとそれは今朝発売の最新刊で、しかもp.48、49見開き全部に、コラムニスト中野翠さんの連載エッセイで、本書が写真入りでベタ褒めされているのです。すぐにコンビニでその週刊誌を買い求めました。
 (そのページをスキャニングしてアップしました→こちら
 褒め言葉は例えば、次のようです。「数学の次に理科が苦手だった私だが、冒頭からすんなりと引き込まれた。いやあ、血湧き肉躍る面白い本だった」
 もし、気が向かれたら、コンビニの立ち読みでぜひ見てください。この更新記録をご覧になって直送注文してくださる方には、来週の日曜日11月27日まで一割引で承ります(送料も無料です!)。メールに「2005年11月22日の更新記録を見た」と書いてください。(お)
●2005年11月18日 (金)
 
富士山が見えました。編集部の(こ)は、大山の研究をしていて、先日、窓から富士山を眺めていたら「大山も見えるのを知っていますか?」と言われて驚きました。会社の位置からだと、大山はいちばん左方に山頂をツンと立てていて、やはりひときわ高いのです。今日も見えます。(お)

 今日、『(s−okの)誰も知らない丹沢』(仮題)で使う地図の複製承認の申請書を提出するため、国土地理院に行ってきました。申請書は見本通りに書いてあるはずなのですが、そこの流儀があるらしく、あれこれ指摘されまくり、結果、もう一度出直すことにしました。お役所って面倒な所ですが、担当の方はとても親切に対応して下さいました。勉強になりました。(す)
●2005年11月11日 (金)
 
 現在、弊社で仕掛かりの本は、弊社刊行予定本が3冊と、請負本が1冊です。請負本は納期厳守だし、クオリティも請負額以上の仕事ができないと生きてはいけません。
 弊社刊行本のうちいちばん先行している『(s−okの)誰も知らない丹沢』は、「道と未知」というヘンなシリーズ名で、できれば継続的に新刊を出したいのです。その第一弾には、めいっぱいの精魂を込めています。
 リアルタイムの編集日誌を公開していますし、制作途中での予約を受け付けて、「予約者通信」という新しい試みもしようとしています。読者と版元と、そしてこれから出る本それ自体をもっとくっつけてみたら、という企てです。どんなふうになっていくか私自身が楽しみです。
 この企画に参加される方は、ぜひ予約申し込みをしてください。

 落語家の立川志らくさんが主宰する劇団・下町ダニーローズの第5回公演・向田邦子原作「あ・うん」(2005年11月8日から12日まで)を、会社の3人で初日に見てきました。
 実は、弊社刊行本の『なぜ歩く なぜ祈る 比叡山千日回峰行を撮る!』の著者根本順善監督が初太郎役のダブルキャストで出演なさっていたのです。会場は、エコノミー症候群の危険を感じるほどのぎゅうぎゅう、超満員でしたが、芝居はとてもおもしろく、根本監督のどどいつの披露もなかなかのものでした。(お)
●2005年11月8日 (火)
 昨日、会社の西南側の窓から見えた富士山の写真です。時間は午前9時15分頃です。手前の民家や見え隠れする木々から、なんて自然豊かな場所に会社があるのかと思われるかもしれませんが、この窓と反対側には環7通りがあり、車の往来も激しく、街宣車や消防車なども頻繁に通ります。
 見えている木々は羽根木公園(梅祭りや羽根木プレーパークが有名)のものです。(こ)
風人社から見た富士山

●2005年11月7日 (月)
 
s−okさんのHP「ようこそ! 山へ!!」に弊社のHPがリンクされました。ありがとうございます。お陰様で、今朝、出社早々に、それだけで一日が明るくなってしまうような嬉しいメールを拝受しました(この続きは「西丹沢の本」へ)。
 今朝は、前回よりも美しい富士山でした。富士山に雲一つないこんな日は、手前の丹沢の山並みも見事なのです。「あそこを歩くんだ」と思ってしまいます。(お)
●2005年11月4日 (金)
 
(s−okの) 誰も知らない丹沢で触れている「○危」マークの芋判を作成しました。
 隣のスーパーで芋が99円で売っていたので、「芋版なんてちょろい、ちょろい」という軽い気持ちで購入しましたが、彫刻刀を探したり、下絵を反対に芋版に描くにはどうしたらいいか、など、芋版と聞いて想像していた作業、「彫り」になかなかたどりつけませんでした。でも、ホームページで公にされてしまったし・・。

 芋判の顛末をアップしました。こちら

 現在、その「(s−okの) 誰も知らない丹沢」(仮題)の初校出校に向け組版作業をしています。写真をページに割り付ける作業をしていますが、文章と合う場所で、なおかつ分量とのバランスがあるので、早くしなければと思いつつ、あっという間に時間が経ってしまいます。
 s−okさんが撮られた写真からは、山や樹木の雰囲気が伝わってきて、見入ってしまいます。写真の入る本文部分はモノクロ1色なので、うまくその雰囲気が伝わればいいなと思っています。(こ)
●2005年11月1日 (火)
 今朝、見えました。今秋の富士山です。昨年2004年11月22日に記した通り、小田急線が多摩川を渡る時に左手後方にくっきりと見えるのです。長年通勤で毎日通っていても知らない人が案外多いのです。私自身のことでしたが。
 HPのリニューアル作業は過去の「更新記録」と「編集・制作」の再アップがまだです。リニューアルした理由のひとつに、(s−okの) 誰も知らない丹沢を新設してそこをぜひ読んでいただきたいことがありました。(お)
●2005年10月26日 (水)
 会社の仕事上でお世話になっていた二人の女性が、それぞれの会社を退社されるというお知らせをいただきました。詳しい事情を聞けるほどの私的な関係はありませんので、退社の事情がおめでたいいいものであることを切に願っています。万が一、もしそうでなくても、これを機会にきっと幸運の道を進まれることを願ってやみません。機会がありましたらぜひまたお便りをいただきたいと思います。

 山の本<(s−okの) 誰も知らない丹沢>の編集日誌をアップしました。ぜひ見てください。(お)


●2005年10月24日 (月)
 私の生家近くの大通りの街路樹はイチョウだったことを思い出しました。
 会社の前のカンナナ(東京環状七号線)の街路樹は、スズカケノキだと今日知ったのです。
 今日ふと、歩道に写真のような表示があるのに気づいたのでした。いつもあるのに、なぜ今日気づいたか。それは山歩きをしたときに、この花は? この木は? あの鳥は? と、もし同行者がいれば、幼児のように聞きまくりたくなる気持ちが、山歩きの気分が週があけても残っていたせいなのです。
 私は思うのですが、興味を持ったわからないことをすぐ他人に聞きたがるのは、入門以前の段階だからで、入門クラスになると、自分で調べるのです。

 西丹沢の本を作っています。そのアナウンスを今週中に始める予定です。思いが強くて、そのくせなかなか実作業がはかどりません。もう少しお待ちください。

 昨日は、久しぶりの快晴でした。私は、会社の窓からではなく、別のところから冠雪の富士山を拝みました。(お)


●2005年10月19日 (水)
 午後から久しぶりに太陽の日差しをあびました。でも、やはりもう10月なかば。寒くなりました。この間せっかくしまった冬物をまた出さなくてはなりません。

 今日は制作請負の納品が一点ありました。日本人類学会さんの大会用の冊子2点です。先月の8日に原稿をいただいてきて、今日、納品ですからかなりスピーディでした。2点はともにA4判でそのうち1点は94ページです。冊子を担当されていた聖マリアンナ医科大学の解剖学教室の方々がかなりしっかりした入稿をしてくださったので、スムーズに納品までたどりついたのだと思います。印刷所も厳しい日程をクリアしてくださり、関係者の方々に感謝申し上げます。

 当ホームページの作成ソフトを変更していて、そのためにリンクがめちゃくちゃなことになっています。移行はどうにかできたのですが、追々修復していきます。ご迷惑をおかけしますことをお詫び申し上げます。
 過去の更新記録を整理しながら、思い出アワーに浸ってしまいました。以前のほうが熱心に書いている感じがし、少し反省しております。(こ)


●2005年10月13日 (木)
 先週の三連休も、その後もずっとぐずついた天気でしたが、今朝は爽やかな秋の陽差しと涼風がありました。しかしまだ、今日は会社の窓から富士山は見えませんでした。

  これから弊社でスタートさせようとしている新シリーズのシリーズ名がなかなか定まりません。シリーズの構想を初めて考えてからすでに数ヶ月が経ちました。シリーズの内容は、もともと山の本を作りたいことから始まり、道や旅や地図や歩くことを題材とします。具体的な案がすでにあって、それからシリーズにしようと考えましたので、シリーズの方針を決めてからラインナップを決めようとしたのではありません。
  「道を歩くと、未知に出会う」とか、「知らない道を行くと、必ず新鮮な驚きに出会う」とか、そのような内容です。早く暫定的にでもシリーズ名を付けなければなりませんので、いちおう「シリーズ・道と未知」としておきましょう。
 「未知との遭遇」は、本当に心ワクワクするものです。道を歩き始めれば必ず未知と遭遇するものです。新鮮な発見は、時には、大げさな言い方をすれば、生きている喜びにもなるのです。小さな発見も大きな発見も。
 私の山行でも、いつも発見があります。私の行くところは、未知にあふれています。帰宅すると、知恵熱が出たようにぐったりすることもあります。この具体例は、少しずつできたら記していければいいなあと思っています。

 このシリーズのたぶん第一弾になる企画は、私の現在の趣味の山歩きに重なっていて、こんなに楽しい仕事はありません。しかも、とてもすてきな著者に出会って、すでに編集は半ばぐらいまで進んでいます。近日中に本書のお知らせを始めようと思っています。
 このシリーズの他に、もう一つ、とても嬉しい新刊の企画が生まれました。こちらは、山とは関係がありませんが、「学問の頂上とふもと」みたいなものです。こちらも先週からすでに編集を開始しました。このお知らせも近々にできると思います。(お)


●2005年10月6日 (木)
 あっというまに10月になってしまい、急に寒くなりました。つい先週までふとんを掛けないで寝ていたのが嘘のようです。

  『なぜ歩く なぜ祈る 比叡山千日回峰行を撮る!』の書店配本リスト、やっとアップしました。まだ更新状況や実際に書店で確認した等は反映されていません。9月22日から2週間もかかってしまい、自分の手際の悪さにあきれます。→こちらからどうぞ 配本リスト

 本書は配本数が多かったので、返品もすでにまとまって戻ってきています・・・。(こ)