昨日は、大特急で制作したペラの宣伝チラシが納品になりました。これを大山マラソンの参加者向けのプログラムに挟み込んで下さるという幸運をいただきました。そのチラシには『大山北尾根・支尾根』も、しっかりと宣伝させていただきました。
更新日記を見て下さった「未知の道」シリーズの読者から、山岳本でもないのに、『市場の風景』のご予約のメールをいただき、びっくりと同時に感激でした。以前の KAZESAYAGE 通信(紙媒体)の時のように、読者の方との緩やかな関係が嬉しいですね。
また先日、本欄に「アルバイト募集」のことを記しましたら、読者の方から文章がわかりづらいとのご忠告をいただきました。こういう場合、不思議と思いもかけない方面でいいことがあったりしますので、ありがたく思って、先日の文を削除し、以下のように書き改めました。
アルバイトの方を募集したいと思っています。前回はお陰様ですぐにいい方が手伝ってくださいました。弊社では、就職活動をなさっている方で、本命とする就職先が決まるまでの間、弊社の仕事を一時的に手伝いたいという方が続いています。めでたく本命の就職が決まると(けっこう長い求職期間だった方もおられる)、私まで嬉しくなるものです。そして、弊社での実務経験が就職先で役に立ったら、さらに嬉しいのですが。
本欄をご覧になり、アルバイトで手伝っていただける方がいらっしゃいましたら、メールをください。(お)
有隣堂厚木店さんで県央作家フェアというのをやっています。 |
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本とチラシの部分をクリックすると拡大画像があります |
最近、冬だから当たり前かも知れませんが、寒いです。しかし、そのおかげで空気が澄んでいるせいか、連日、富士山と丹沢山系が会社からもよく見えます。 |
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先週の土曜日、本を展示して頂いている横浜歴史博物館に行って参りました。ホントに歩く大山街道編集日誌更新しました。(こ) |
岳ノ台から見た大山(2月11日)。天気が良く富士山もきれいでした。前々日に降った雪が深く、岳ノ台までの途中のラッセルが、久しぶりに山に行った体に堪えました。 |
ホントに歩く大山街道編集日誌に「大山街道フェスタ」のご案内があります。(こ)
1月22日の更新記録に書きました、文教堂伊勢原とうきゅう店さんでの「日本百名山」と『ホントに歩く大山街道』、『ホントに歩く大山街道』のコラボ写真を店長さんに送って頂きました。どうもありがとうございます。 『誰も知らない丹沢2 大山北尾根・支尾根』の地図は苦戦から抜け出しつつあり、進展しております。(こ) |
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1月20日頃。ザックとバス停、迫力を感じます。 |
昨日は、雪が降りました。 |
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今月初めから、組版の仕事に集中しています。ところが先日校正を出そうと思ったら、急にプリンターが壊れました。メーカーの修理の方を呼ぶと、ハードディスクが壊れているとのことで、取り外せばプリントはできるが、画像が多いデータなどを蓄積できないので、うまく印刷できるかどうかはわからない、ウィンドウズからはプリントできない、という状態です。 | ||
ハードディスクを外してもらい、校正は無事出力できましたが、他の機械を導入するかどうか検討中です。こういう機械というのは、「頼むから今だけはやめて」という時に壊れるものです。 | 会社の窓から。上、昨日。下、今日。あっという間に雪は解けました |
「未知の道シリーズ」第3弾は、著者とも相談して、タイトルを『大山北尾根・支尾根』に仮決定することにしました。「北尾根」という響きに何かを感じるのは、私だけではないでしょう。
その進捗状況ですが、いまだに地図データの作成に苦労しています。原因は、高解像度の2万5千分の1地形図を6枚もつなげたデータを扱っているので、パソコン上で使用するメモリーが中途半端でなく大容量。illustrator、photoshop、 InDesignのソフト上で、ちょっとクリックしただけで、数分間、処理のために待たされるという能率の悪さ。新発売のMacの高速マシーン導入を考え込んでいます。
それで、毎回原版を作りなおしたり、構造を変えたりして、そのために足踏みで進まなくて、フラストレーションがたまっています。
現在、今月末の入稿本『市場の風景』が集中作業に入っていますが、それでも、少しずつ北尾根・支尾根の地図修正に取り組んでいます。『市場の風景』の入稿が終わると、いよいよ、大山北尾根に全力投入です。ご案内もそろそろ、早く始めたくてウズウズです。(お)
はっきりした根拠のない、単なる願望に過ぎないのですが、本年の会社の仕事は、昨年よりさらにもう少し良くなっていくような気がして、ニコニコ初仕事をいたしました。いえ、根拠はないのですから、ちょっとノーテンキっぽいかな。
ただ、昨年末、年賀状を作成しているとき、まったく忘れていたことですが、今年が会社創立の20周年目にあたることに気づいたのです。ああ、20年! よくぞ、沈没しなかったものです。「風前のともしび社」なんて、明るく言われたものでしたが、皆様のお力添えのお陰様でございます。
どん底があってはい上がり、2003年末に大きな請負仕事を終了して、それを機に再び版元活動を始めようとの無謀な方針転換は、もう一度のどん底を覚悟のことでした。あな、怖ろし。それで、会社の売上高は半減し、スタッフも減りましたが、そのあと、じわじわと自社刊行本が増え、昨年は、2冊の新刊増刷という小ヒットが出るまでになりました。
自分の趣味も兼ねた山の本も作ることが叶いましたしね。
本年最初の編集の仕事は、『市場の風景』という写真集の初校戻りの修正作業でした。これがまた、楽しい。いい本になります。
続いて、「未知の道」シリーズ第3弾、「誰も知らない丹沢」の東丹沢編、大山の支尾根バリエーションという、私にはエキサイティングな仕事です。
山といえば、こちらは仕事ではなく、私的なことですが、正月3日、4日に、ずっと念願だった西丹沢の憧れのピークに行けたことが、実はニコニコの一つの理由なのかもしれません(細川橋→二本杉峠→千鳥橋→地蔵平→信玄平→城ヶ尾山→菰釣避難小屋(泊)/菰釣避難小屋→菰釣山→大栂→織戸峠→椿丸→浅瀬橋)。富士山がきれいに見えて、今年の山行のいい出発になりました。
さあ、遊んでないで、仕事に励みましょう。(お)
あっという間に今年ももう終わりです。会社は今日が御用納め。年賀状とできる限りの大掃除をしています。 先週、『市場の風景』の初校を出校しました。 |
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12月15、16日のボロ市、みちの会さんのブースで本を売らせてもらい、2日間で『ホントに歩く大山街道』が28冊、『誰も知らない丹沢』が5冊という好成績でした。この二日間、中平さんはずーっと朝から夜まで店番をされていました(他の誰よりも長い)。私は土曜日は一日、日曜日は午後3時過ぎからお手伝いしました。みちの会のみなさま、ほんとうにありがとうござざいました。(後日、写真もアップしたいと思います)。 | 先日、ライトアップされていた日比谷公園に行きました。初詣のような人混みの中、写真を撮るために靴を脱いで椅子の上に上がるとても律儀な人を見て嬉しくなりました。(こ) |
『ホントに歩く大山街道』を店頭展示して下さっている書店さんから、年末年始に売りたいので、というご注文の電話を今週、何件かいただきました。ありがたいです。
のたのたした記述になってしまいました(よく注意されます)が、今月の出来事です。来年もよろしくお願いします。みなさま、どうぞよい年をお迎え下さい。(こ)
明日15日と16日、「世田谷ボロ市」に大山みちの会さんが出店されます。みちの会さんのブースでは、会員の方の本や、てぬぐい、大山のきゃらぶきなどを販売するのと同時に、大山街道をボロ市を訪れるおおくのお客さんにPRされるそうです。今回、『ホントに歩く大山街道』もこちらで販売させて頂けることになりました。
ボロ市は、毎年12月15、16日、1月15、16日の4日間、世田谷のボロ市通りで開催されています(大山街道上町・慈眼寺線にあります)。日用雑貨や古道具、古書、飲食物など、さまざまなものが販売され、ものすごい人出です。私も数年前、行ったことがあるのですが、その時は、サイババのシールや東急バスの「大人200円 子ども100円」とか書いてあるプレートなどを買いました。出店も多く、甘酒やキムチなども売っていたと思います。
世田谷区のボロ市に関するホームページ http://www.city.setagaya.tokyo.jp/040/d00008933.html
15、16日は、私も本の販売で店番の手伝いをさせていただく予定です。中平さんもいらっしゃいますので、サインをもらえるかも知れません。
場所は、世田谷駅交差点近くの安藤さんというお食事処やさんの前あたりだそうです(訂正07/12/16)(最寄駅は世田谷線の上町か世田谷です)。是非いらしてください。
先週末、群馬県の谷川へ雪訓練に行って参りました。久しぶりに「編集部員の右往左往」を更新しました。(こ)
一昨日、12月2日(日)、未知の道シリーズ3「誰も知らない丹沢2」の編集会議がありました。再校のゲラ、写真類を受け取りました。著者のs−okさんに久しぶりにお目にかかることができ、気が引き締まりました。
11月25日(日)「くらしの窓」という朝日新聞の姉妹紙(配布地域、に『ホントに歩く大山街道』と著者の中平さんが紹介されました。非常に大きく載せて頂き、ありがたいです。→こちら
ホントに歩く大山街道編集日誌を更新しました。(こ)
ヴィーニンゲル著・植木絢子訳『知られざる科学者 ペッテンコーフェル』が日本衛生学会の学会誌「日本衛生学雑誌」で紹介されました。→こちらとても丁寧な書評です。ありがとうございます。
11月8日に松本で行われた、信濃毎日新聞の「信毎『私の声』の集い」の様子の記事をアップしました。→こちら
ホントに歩く大山街道編集日誌を更新しました。(こ)
先週日曜日の曇り天気のあと、12日の月曜日は、さわやかな秋晴れでした。昨年、一昨年、その前年の11月の記録を探すと、2004年は11月22日、05年は11月1日、06年は11月9日にありました。冠雪の富士山がよく見えて、冬がそこに来ていると感じた日です。この季節、休日には、山を歩きたくなります。 |
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「大山支尾根」の本の編集作業は、現在、2万5千分の1地形図6枚をつなぎ合わせて1枚地図にするのに夢中になっています。コンピュータのメモリが大変で、プリントには長時間を要しています。その作りかけの大きな一枚が、オフィスの壁に貼ってあって、それを眺めると時間の経つのを忘れて困るのです。 |
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11月13日に屋上から撮影。通勤時に田園都市線二子玉川駅で、大山に丹沢、南アルプス、群馬の方まではっきり見えたので、会社に着くと迷わず屋上へ上がりました。尾根までがはっきりと見えました。東側にある新宿副都心も、こんなにくっきりと見えたのは初めてです。(こ) |
本日、『さいごの一歯 じぶん歯史の物語』の見本出しに取次に行きました。トーハンの仕入れの方に、「ほう、マジックアイですか」と言われ、「私は苦手でぜんぜん見えないです」と申し上げながらそのページを見せました。彼も見えなかったようです。
トーハンでは帰りに返品を引き取りました。文京区側にあった返品倉庫は、その大部分が桶川に移転し、直接引き取りに来る大部数でない出版社の分だけが新宿区東五軒町の本社の2階に移りました。以前に比べるとかなり狭くなりましたが、納品場所の隣なので、私には便利です。
返品は、以前は11時半になるとピタッと人がいなくなり、昼休みが終わるまで1時間、待たなければならなかったのですが、今はお昼休みでも対応してくれます。返品の本は緑色のパレットに入れられ、倉庫の床に積み上げられています。風人社は引き取りが不定期なので、パレットは奥の下の方にあるのですが、昼休みなのにわざわざ持ってきて、詰め替えた段ボールには結束までしてくれる親切さに、感激しました。
10月18日にご紹介しました「ホントに“走る”大山街道」のメンバーの方々が、第二弾「青葉台〜愛甲石田間」を11月11日に走られたそうです。
http://zombietokyo.blog116.fc2.com/
前回に引き続き、今回も多くの地点で写真を撮影されています。長津田の石造物群の裏が変わっていたり、変化がわかり非常に面白いです。次回は山頂まで行かれるそうです。新しい大山街道の切り口ですね。(こ)
明日、11月10日(土)、『ホントに歩く大山街道』の著者・中平龍二郎さんの講演会があります。好評で定員80人がいっぱいになったそうです。
ホントに歩く大山街道編集日誌を更新しました。(こ)
昨日、松本駅前のホテルで、信濃毎日新聞の「信毎『私の声』の集い」で、『いとしき草花』の著者・和田静子さんの講演会がありました。
http://info.shinmai.co.jp/info/2007/11/09_003442.php
本と絵はがきの販売も兼ねて、行ってきました。盛況でしたが、和田さんにはお疲れ様でした。(お)
2冊目は、10月30日に、きちっと予定通りに校了できました。上の本同様、イベントの都合上、納期が厳格です。今日、書店様向けのチラシの原案を作成いたしました→こちら
本書刊行の実現は、歯科専門図書のシエン社さん(http://www.shien.co.jp/)の企画によるものです。これは弊社としては初めてのケースで、今後の展開が楽しみです。歯科専門読者の方にはシエン社さんが販売してくださり、弊社は一般読者への展開を試みます。
ちらしに書きましたとおり、本書は、子ども向けの絵本ではなく、「絵本で表現する口の中の物語」です。
よく推理ドラマなどで、歯で死体の身元を特定する場面がありますね。歯は、その歯主の人生の集約でもある、というのが本書の発想です。著者は、開業歯科医の方で、本のタイトルは『さいごの一歯 じぶん歯史の物語』です。
「1本の歯の歴史(Ha-story)は、ひとりの人生の歴史(Hi-story)でもある」
本書は、冒頭「私は歯である」で始まります。「我輩は猫である」という漱石の発想は凄いですけど、こちらは専門的ですね。「さいごの一歯」(ひとは)は、O・ヘンリーの「最後の一葉」をもちろん連想させますね。
本書には語呂合わせの造語がふんだんで、その度が過ぎると、「駄洒落をひとりで悦に入っている」ひとりよがり本になってしまうという危険を感じていました。せっかくの工夫やしゃれが読者をうならせ、喝采を浴びることになるか、鼻じろませるか、その差は実は紙一重、このこともプレッシャーでした。
本書著者の歯医者さんは、創造性と発想、表現力にちょっとアマチュアの域を脱するところがありました。なんと、本書の絵も、著者ご自身がパソコンで制作されたものです。この画に、私はまったく注文をつけませんでした。私自身も気に入っています。
けっこうしゃれた出来の本ですので、絵本の好きな方は、ぜひお求めください。でも、こういう本の一般販売というと、かなり厳しいのが現実です。紹介などのチャンスがあるかないかで大違いの結果になります。この本の出来を評価してくださる方に出会えますよう祈ってやみません。
3冊目は、藤田恒夫編集長の生命科学誌「ミクロスコピア」(http://www6.ocn.ne.jp/~micros/)に長年連載された記事の単行本化です。そうです。先に和田静子さんの『いとしき草花』と同じ形態の発行です。
その組見本を作成しましたが、こちらは著者の写真が素晴らしく、いい本になる気が強くしていて、制作意欲満々です。
最後に、弊社オリジナル本「未知の道シリーズ」です。はいはい、大丈夫。進んでいますよ。はやく、「愛読者通信」の次号を出そうと思っていますが、仕事が追いつきません。ごめんなさい。
本書の編集作業は、とにかく自分の趣味と重なっているので、仕事としての意識をときどき感じなくなります。特に、2万5千分の1地形図にコースを書き入れていくと、頭の中は、ずっと山中のイメージ山行を楽しんでいるのです。
3日の土曜日にヨモギ平へ行きましたが、ここなどは、地図上では数十回も通っていて、そのせいで私自身がとっくの昔に行ったことのあるなじみの場所のように感じているのですが、実際にその地に立ったのは初めてでした。それにしてもいいコースですね。
話がそれました。気になっていた、仕掛かり仕事の進捗状況を、(長い文になってしまいましたが)記録として書き留めることができて、ちょっとホッとしました。
まだまだ書き漏れがありますが、ひとまずは、ここまでで。(お)
11月1日(木)ケーブルテレビiTSCOMさんの「いっつ365」(http://www.itscom.net/contents/its365/index.shtml)の無事、生放送されました。放送の収録を見学させていただきましたが、中平さんも落ち着かれていて、独特の訥々とした話し方を局の方に褒められていました。
iTSCOMさんのホームページには、「大山街道を散策しませんか」という番組紹介のページがあります。http://www.itscom.net/sys/its365/index.php?cn=8
昨日、11月5日(火)、ラジオ日本の「中本賢のヨコハマガサガサ探検隊」(http://www.jorf.co.jp/GASAGASA/)で中平さんと番組パーソナリティの中本賢さんが、鷺沼から荏田まで(『ホントに歩く大山街道』の5番目のコース)を番組中歩き、その道中の様子が中継されました。(番組のホームページ「11月5日(月)大山街道中ガサ栗毛」にその模様がアップされています)
どちらの放送でも、本では表現されていない中平さんの面白さを引き出していて、とても面白いです。どうもありがとうございました。なるべく早く報告をアップしたいと思います。(こ)
本日、17時00分からケーブルテレビ(iTSCOM)に中平さんが生出演されます。ご覧になれる方は是非、見てください。→詳細
11月5日(月)に、ラジオ日本の「中本賢のヨコハマガサガサ探検隊」という番組(http://www.jorf.co.jp/GASAGASA/)に出演されることになりました。放送時間は、8時25分〜11時30分です。(こ)