2017年 2月 25日 土曜日

中平龍二郎

未知の道シリーズ2
ホントに歩く
大山街道

発行:風人社
仕様:A5判 並製ソフトカバー
   かがり綴じ 224頁
定価:本体1,900円+税
2007年7月25日発行
ISBN978-4-938643-28-7 C0026

掲載書評(10/5/26更新)

便利なウォークマップはこちら
『ホントに歩く大山街道(青山道)』

ホントに歩く大山街道

東海道の宿場からの大山道はこちら
『キャーッ! 大山街道!!』

ホントに歩く大山街道

ホントに歩く大山街道

大山街道は、江戸時代から大山詣の大山道として多くの人が歩いてきたのに、今ではこの道を通しで歩く人はめったにいないかもしれません。取り立てた名所旧跡や絶景があるわけでもなく、「中央からちょっと離れた歴史」と裏街道の庶民生活の面影が道ばたに残っている。詳細な地図、約580枚の写真を参照しながら、この道を歩いてみると……。

歩きたくなったら、街から見えるあの山を目指そう。
赤坂から山頂までの、どこからでもどこまででも。

詳しい地図と写真でどうぞ。

●本書のチラシを見る

●大山街道とは?

●著者について

●本書目次

●本書の特色

●大山街道Tシャツを着て大山道を歩こう!

詳しい編集日誌を掲載中です。こちら


●大山街道とは?
 大山街道は、江戸中期以降、江戸の庶民が大山詣の道として盛んに利用した「矢倉沢往還」を「大山道」「大山街道」などと呼んだことに始まります。神奈川県伊勢原市にある大山は、別名(雨降山)と言われ、昔から雨乞いの神様の山として崇められていて、今でも大山詣をする人たちでにぎわっています。
 大山街道は江戸の赤坂を起点とし、青山、三軒茶屋を経て、多摩川を二子の渡しで越え、二子・溝口、荏田、長津田、下鶴間、厚木、下糟屋などの宿場を過ぎ、伊勢原で矢倉沢往還と分かれ、終点の大山阿夫利神社に至る、約70キロの道程です。
 大山街道の一つ、赤坂御門から大山までのルートは、その大部分が矢倉沢往還と重複しています。矢倉沢往還は、伊勢原から矢倉沢に至り、さらに沼津方面に連絡しています。矢倉沢往還は、東海道の脇往還として、江戸時代に整備された道路です。東海道は、大名や武士などの往来にも利用され、政治的な性格を帯びた街道として脚光を浴びていました。一方、矢倉沢往還は、煙草・生糸・茶・炭・鮎などを駿河・伊豆方面から江戸に運ぶ経済的な道路でした。また、江戸中期以降、赤坂御門と大山を結ぶ大山街道は、江戸庶民の大山詣の道として盛んに利用され、観光的な道路の性格を合わせ持つようになりました。
 本書は、この赤坂御門から大山までのルートをご案内しております。


●著者紹介
中平龍二郎(なかひら・りゅうじろう)

 地図研究家・編集者。東京都世田谷区玉川奥沢町に生まれる。
 国学院大学文学部史学科卒。柳田国男・金田一京助の講義も聴く。昭和55(1980)年、国連エスキャップ実施の第3次アジアハイウェー調査に参加。インド・スリランカのアジアハイウェー地図を編集。出版社で、地図関連本を編集。大山街道・R246地域間ネットワーク交流会市民委員。現在、川崎市宮前区歴史文化調査会員、日本国際地図学会員。
 「日中の地図に見られる河川・湖沼の地名」「地図に見られる日本とアイヌの河川・湖沼・湿地の地名」 (日本国際地図学会機関誌「地図」)、「日本の地名」(地図協会機関誌「地図の友」)、「新・地図と地名」(地図調整業協会機関誌)などへの執筆がある。

博地図.comさんのHPに中平さんが連載された記事があります。
中平さんのひととなりがわかりますので、ぜひご覧下さい。

博地図.com
http://www.hakuchizu.com/[RSS]

博地図.com「地図職人研究家コーナー 」
中平龍二郎氏(武揚堂OB) 「地図で楽しむ一人旅」
http://hakuchizu.com/modules/pico01/index.php?cat_id=6

第一回から第六回まであり、中平さんの地形図に関する関心や大山街道にのめり込んでいかれた過程が詳しいです。


●本書の特徴(本書「まえがき」より抜粋)
 本書は大山街道を楽しく歩くことを目的に編集した。
 ルート図には、交差点名・目標点・坂・鉄道などを記載し、迷わずに歩けるよう努めた。また、ポイントごとの区間距離を入れることにより、目的地までの目安をつかめるようにした。社寺・石造物などを探し歩くと同時に、自然景観や歴史を知ってもらうため、地形、村の歴史、地名などについても概略の説明を行った。
 なお、本書を編集するに当たって、以下の諸点に留意した。

1 ルート図は、国土地理院発行及び自治体発行の縮尺1万分の1地形図を使用した。
2 明治前半頃の大山街道を再現させるため、陸地測量部の縮尺2万分の1迅速測図を参照した。
3 注目すべきポイントの説明には、参考図を表示した。
4 ガイドは歩行の説明を優先させ、分岐点などには写真を入れ、臨場感を出した。
5 街道の見所は、地図・ガイド・写真が連動できるように相番号を付した。
6 余裕をもって散策を楽しんでいただくため、1コースを平均6キロにした。
7 街道付近の散策も楽しんでいただくため、見所と連絡道路を示した。
8 ルートの現地調査は、可能な限り多くの季節に行った。
9 現存しない街道のルートを極力表示した。
10 大山を眺望できる個所をできるだけ多く記した。
11 本道以外にも、散策に適した個所を、別ルートで記載した。

▼また、多くの写真を収載しています。名所旧跡や景勝地を撮ったものではありませんが、大山街道を歩くのに目印になるものや交差点、さまざまなものです。著者と編集部で撮った写真は計2700点以上になりますが、本書にはそのうち580点を掲載しました。


2007年7月3日(火)
朝日新聞夕刊東京本社版 7ページ
広告特集「大人の趣味時間」に広告を出しました

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★大山街道ツアー
本書をテキストとした大山街道ツアーがございます。(終了しました)

トラベル日本ホームページ
http://www.travelnippon.co.jp/

大山街道ツアーのページ
http://www.travelnippon.co.jp/tour/walking/category14/index.html