●2002年1月30日(水)
 ご無沙汰してしまいました。こんなに更新記録をさぼったのは久しぶりです。申し訳ありませんでした。
 時系列に経過報告をいたします。
 1月26日に課外授業・榊佳之さんの本の著者校を、関係者の方々に出すことができました。
 1月29日、東京大学医科学研究所に榊佳之さんを訪ねました。編集ビデオで見ているとおりの、とてもやさしい感じの方でした。医科研は白金台にあるのですが、新しい駅らしく喫茶店などがなく困りました。
 1月30日、東京造形大学研究報の著者の方々から概ね初校が戻ってきて、再校を発送しました。まだ発送できてないものもあります。
  次の課外授業別冊は、芥川賞作家の玄侑宗久さんで、既に1回目の原稿整理を始めています。 (こ)
●2002年1月19日(土)
 先週の日曜日13日の新聞広告の反響はとてもよくて、別冊課外授業の本の電話注文が多く、とても嬉しい。見城さんをトップに須磨さんも貫戸さんも全シリーズに注文があります。まだまだ伸びてほしいのですが 、相変わらず、店頭では見つけにくい。見城さんについては、 六本木の青山ブックセンターや渋谷のブックファーストで追加注文が多く、たぶんすぐに見つけられるのでしょう。 (→店員さんが教えてくれます)
 「造形大学研究報」は、全著者への初校著者校を出して、すぐに戻してくださる先生がおられて助かっています。時間的な余裕もあって、すぐ修正して 再校をトンボ返ししています。
 それから書き忘れましたが、『奥の細道をゆく』の売れ行きが素晴らしいと思います。4刷です。この本は、広告を出せば、それに見合った注文がくるのでまだまだ伸びるでしょう。(お)

 弊社の本をまとめて置いてくださっている明大前の伊東書店さんから「唯臓論」の注文があり、その本の納品のついでにちょっと汚れていた他の本(知識シリーズなど10冊ほど)をきれいなものと交換してきました。伊東書店は売れると注文してくれます。急に新しい本(きれいになった)が棚に置いてあるので目を奪われて買う人がいるかもしれません。

 1月11日に電動式コーヒーメーカーを購入しました。コーヒーを入れるのにアルバイトの人の手を煩わせず、「一定の味」のコーヒーをいつの間にかつくっています。だんだん会社が文化的(?)になってくるのは喜ばしいことです。(こ)


●2002年1月14日(月)成人の日
 年初からアクセルの空ぶかし状態が続いているようです。やっとクラッチとのつながりがいくぶん良好になったように思いますが、それはそう思わなければ精神的なプレッシャーが重くていけません。
 課外授業の榊さんは、8回目の原稿整理を終了し、授業部分についての「かたち」は、だんだん完成度を高めています。あとは、新規取材、資料ページの頑張りにシフトしていきたいと思っています。

 課外授業見城さんのアマゾン・COM売り上げランキングは、本日突如61位という驚くべき瞬間最大風速を記録しました。1月13日の朝日・讀賣新聞の全5段の影響でしょう。
 明日からの動きが楽しみです。(お)


●2002年1月10日(木)
 朝、ホームページを見ていて、何かあるかなと思ってbk1のホームページを見たらびっくりしました。トップページの「話題の本棚」というコーナーに写 真入りで別冊課外授業ようこそ先輩『見城徹 編集者 魂の戦士』が紹介されていました。もしかしたら今日だけなのかもしれないので、急いでお知らせしようと思いました。なんだかとても嬉しかったです。売れているのかもしれません。よろしければご覧ください。→こちら
●2002年1月9日(水)
  今日は、今年になって初めて仕事が思うように進みました。この更新記録に 記せば面 白そうな出来事もいっぱいありますが、書かないでほおっておくと、いつの間にか日が過ぎていきます。
 榊さんの課外授業の6回目の原稿整理が今日終わりました。東京造形大学研究報の文字量 の多い初校出し準備の読みも半分ぐらいのところで、このパソコンに向かっています。
 昨日、課外授業のNHKの制作統括の人に初めて挨拶に行きましたら、初対面なのにびっくりするような面 白い話を聞かせてもらえました。機会あればご紹介したいと思います。 校正もしっかり読んでくださるようで、とてもありがたいことです。
 それから、榊さんの課外の次が決まりません。番組や出演者やテーマの良し悪しだけでは決められない事情 が、これからは起きてきそうです。でも、この仕事は一言で説明しがたいほど楽しく感じています。

 1月13日(日)の朝日新聞・読売新聞に課外授業などの広告が載るそうです。それから1月3日「静岡新聞」に見城さんのシンポジウム特集記事が載り、静岡新聞から送っていただきました。ありがとうございました。今日1月9日、NHK静岡放送で、先日行われた清水市戸田書店での見城さんの本の販売会のニュースが放送されたそうですが、まだ見ていません。(お)


●2002年1月7日(月)
  今日から本格的な仕事始めの人が多いのか、ここ一週間空いている電車に慣れていたのでけっこうたくさんいる人にラッシュを感じました(といってもしっかり座って来ましたが)。

 多くの方が自分のパソコンを使って原稿を書くようになって、弊社が受ける仕事でもテキストデータをいただける場合が増えました。ただ当たり前のことですが、原稿を書いた方と同じパソコンを持っていないし、同じアプリケーションを持っていない場合もあります。でも、たいがいの場合、テキスト形式に保存してあったり、弊社が持っているアプリケーションだったりして、どうにかすれば使える場合が多いです。
 最近いただいた仕事で、ワープロで入力したデータをいただきましたが、弊社にはふるーいPCがあるのでワープロの場合は心配していなかったのですが、フロッピー自体をどのパソコンも(Mac以外)認識できても読み込めず、仕方がないので某出力センターにデータコンバージョンをお願いしに行きました。が、30分以上かかっても弊社と同じ状態にしかならず、大手のセンターでも開けないものがあるのか、とびっくりしました。
 もう一つMicrosoft Publisherで制作したファイルにテキストが保存されているものがあり、弊社では昨年Windowsは購入しましたがPublisherはないので、またまたセンターの仕事始めを待って本日アルバイトの人にコンバージョンに行ってもらいました。が、Windows XP版Publisherで作成してあるらしく、そのセンターでは対応できなくて、別の支店でならできます、と言われとりあえず戻ってきてもらいました。どちらの場合も行って待って戻ってという時間と人件費を考えると自分で最初から入力した方が合理的な気もしますが、そうすると入力の際にミスすることもあり、けっこう恐ろしいこともあります。入力って作業は同じなのになんだかいろいろな仕組みがあって大変だなと思いました。

 いい年になるといいなと思っています。本年もどうぞ宜しくお願い申しあげます。(こ)


●2002年1月4日(金)
  新年おめでとうございます。本年も当HPをよろしくお願い申し上げます。
 今日から2002年の仕事を始めました。今朝の通勤電車はがら空きで、多くの会社は今日からの仕事始めと思っていましたが、会社では見事に一本も電話がありませんでした。年初から、「今年こそは!」という元気ではなく、昨年と同じように仕事ができるか不安な気持ちでのスタートです。
  昨年暮れに、弊社通通信誌KAZESAYAGEの新年号に記した2001年のまとめを、この欄にも記録しておきます。本誌購読者には重なりで申し訳ありません。

(2001年末 記)
▼2001年に本の形になった仕事は、以下の通りです。「別冊課外授業ようこそ先輩」では、『紙屋克子 看護の心そして技術』『ちばてつや マンガをつくろう』『名嘉睦稔 版画・沖縄・島の色』『小林恭二 五七五でいざ勝負』『瀬名秀明 奇石博物館物語』『須磨久善 心臓外科医』『見城徹 編集者 魂の戦士』と、2か月に1冊のペースに落ちました。精いっぱいでした。どんどんと新規取材などの仕事量 を自分で増やしていて、それで売上高は悪化しています。しかし、仕事としては満足できるものでした。▼特に後半、瀬名さんの本では、富士の裾野の奇石博物館に何回もドライブしました。須磨さんの本では、授業で子どもたちが体験したのと同じく、実際の心臓手術をリアルタイムで見学するという、貴重な体験をさせてもらいました。幻冬舎の見城社長とのゲラのやり取りも楽しいものでした。おまけに、清水市の戸田書店で見城さんを迎えての店頭即売会は大イベントになりました。▼課外以外の単行本では、『人間の時代へ』『「ヒト・ゲノム言語解析」の概念』という、とてつもない本をつくりました。岡崎の研究所通 いもスリル満点でした。東博士に巡り会えたことも大きなできごとでした。『小さな命を救いたい』に始まって、名古屋での動物サミット関連で『動物サミット2001』との2冊は、制作でのお手伝いで、編集は守備範囲を超えていました。『奥の細道をゆく』は、長時間の編集・制作期間を要しましたが、お陰様でたくさんの知識を得、旅行までしてしまいました。予想よりよく売れて安心しました。▼定期物として、「化石研究会誌」は、夏冬2回、それに年末に双書1冊が印刷中です。大判重厚な『造形大学研究報』は、真夏に冷や汗仕事でした。来年分がどうしてか、すでに作業に入っています。今回から制作だけでなく、編集のお手伝いもします。そのかわり、印刷製本管理からは免れました。▼設備は、Macがさらに1台増え、計5台に、デジカメ、それから懸案だったWindows XP ノートブックを買いました。▼2000年度決算から、会計事務所に経理を依頼しました。そしたらすぐに税務調査が入り、終了まで予期せぬ 仕事になやまされました。▼こう書いてきても、あまり大したことはしていませんね。来年は、新規展開も試みたい。そのうちの最大目標は、版元復帰、自社刊行本の発行です。本年もどうかよろしくご指導ください。(お)