kazesayage<山岳編>第16号(通算129号)
2012年9月18日発行
もくじ
▼<巻頭>
道標とは何か……1
▼これぞ丹沢!(16)
「榛ノ木丸〜姫次」(東海自然歩道に至る渋いピーク)
=国松学……2〜8
バリエーションルート3つの紹介。「カバの原」は、「丹沢美景30選」(勝手に)に入れたい素晴らしいポイントだ。バリエーションならではの感動を伴う。
▼昔のみち
「明治時代のイタツミ尾根と春岳山」
=編集部……9
大山のイタツミ尾根は、昭和に入ってからの登山道らしい。明治42年の地形図にはもちろん記載なく、その代わり、いまはバリエーションのコンビラ尾根が明記されています。
▼入門バリエーションルート
「大山沢二俣界尾根」
=国松学……10〜12
大山沢二俣界尾根。日向薬師の前道を大山へ向かい、日向川上流から大山の見晴台経由の登山道に合流するコース。ゴールしたとき、ベンチで休憩している人たちからの注目度は極めて高い。
▼昔の本
「戦時中の丹沢ガイドブック」
=編集部……12〜15
戦時中真っ只中の昭和19年9月に発行された、丹沢の写真集。写真集といっても、100ページの文章は、まるで丹沢事典で驚きます。 戦時中に丹沢登山ガイドが初刷り5000部も発行されたのも驚きでした。風土順応性、歩行力、登攀技法、困苦耐乏力。戦場鍛錬として丹沢での山行は効果的だったそうです。
▼アナウンス ……16