総合出版・編集プロダクション「ホントに歩く」東海道・中山道

質問へお答え

両面印刷について

読者からのお便り

■「ホントに歩く東海道」第6集を購入したところ、説明書が地図の裏側に書かれており、大変見づらくなってしまった。地図と説明書きを同時に見ながら歩いているので、地図と説明書は従来通り、別にしてほしい。

□ お答え
 解説が別冊か、裏面の解説かにつきましては、じつは一長一短があります。
 ご要望のご意見も、確かにごもっともだと思い、ご不便をおかけしていることを申し訳なくお詫び申し上げます。
 両面印刷に体裁変更しましたのは、もちろん、いろんな長短を検討した上での大きな決断でした。
 さまざまな理由がありますが、もっとも決定的だったのは、第5集までの印刷製本経費が、第6集から、(以前が安かったこともあり)半端ではない増額を知らされたことにあります。
 今までの販売定価では発行が困難になってしまうことに当面し、その打開策の検討の中で、両面二色刷りが対コストで合理的なことに気づきました。つまり、両面印刷のコストはかかりますが、別冊冊子の印刷、製本、用紙代がなくなります。それによって今までの定価を維持できるのです。
 その上、もっとポジティブな長所もありました。別冊冊子の解説は、全24頁、4マップでは平均6頁でしたが、裏面印刷だと、1マップ10頁の解説分量になります。つまり、情報量が1.5倍増量できるのです。しかも、別冊冊子は1色刷りですが、両面印刷では2色刷りで、図版表現などにおいても圧倒的に見やすくなります。これらは、経費の問題を超越して、読者のために有益になるにちがいありません。
 お申し越しのように、ウォーキングの途中、現地でマップを表裏照合する煩わしさ、不便さはありますが、その欠点を補って余る利点によってお許し願えるのではないかと判断いたしました。
 ご不便をおかけしますことには、お詫び申し上げます。
 本来なら、最初から練り上げられた統一規格での発行が望ましいのですが、本マップでは全集刊行までに数年を要します。編集作業の積み重ねにより、改良点や、前期のような予期せぬ外部事情のために変更を余儀なくされます。欠点をそのままにしての無理な統一規格よりも、読者の益を考えた大胆な仕様変更を選択することにしました。雑誌のような発行物ともお考えいたただいて、あえて、進化するするサプライズもお楽しみいただけたら、と身勝手なお願いを申し上げる次第です。
 いずれにいたしましても、読者のご意見は、いろんなサジェスチョンを編集部に与えていただけますので、今回のようなご指摘にはとても感謝申し上げております。
 他にも、いろいろなご不便やご意見、誤記のご指摘、アドバイスなどがおありのことと存じます。どうか今後とも、ご指導賜りたくお願い申し上げます。

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