1週間ほど前、山の先輩から、自分の畑で無農薬で心を込めて作られた食用菊をたくさん送っていただきました。菊の他にも、里芋やキクイモもありました。

菊は、ふつう春菊のように葉を食べることを思い浮かべますが、食用菊は花弁を食べます。「食用キクの食べ方を知っていますか?」と、先輩からは心配されたお電話をいただきました。

食用菊
食用菊

特に調理法を調べるまでもなく、熱湯でサッと茹でて、三杯酢にしたり、おひたしにしたり、辛子和えにもしましたが、とてもおいしくいただくことができました。天ぷらにもしたかったけど。

食用菊の特徴は、やはり、菊の香りと味がしっかりすることです。苦みなどはありませんでした。
食用菊は、「もってのほか」「カキノモト」の名前でよく知られているそうですが、私が自分自身が茹でて食べたのは今回が初めてでした。いろいろ調べると、食用菊には歴史もあり、薬用的な効能や、ビタミンやβカロチンなどの栄養素も多く含むそうです。

食用菊のおひたし
食用菊のおひたし

写真は、食用菊を茹でる前と、ほうれん草と一緒に茹でて食べる前のものです。先輩、ありがとうございました。

2012年11月27日 (Tue)FC2ブログ 風人社OHの編集手帳からの転載