約100年前の大正14(1925)年、今の成城学園が新宿から現在の成城学園に移転してきました。現在の学園の土地は当時は、成城学園ではなく「砧村喜多見」で、雑木林や畑が広がる田舎だったそうです。学園とともに高級住宅街と言われる現在までの歴史を紹介する展示が、世田谷区立郷土資料館で行われています。
1. 成城学園の移転
2. 小田急線の開通
3. 東宝撮影所
の3つをテーマとして、まちの移り変わりや暮らしの視点から成城の歴史を紹介しています。
大山街道(上町線=三軒茶屋から二手に分かれる大山街道の北側の古い道)・ボロ市通りに面する郷土資料館には、世田谷区内から集められた大山道の道標も展示されています。ぜひ訪れてみてください。
郷土資料館特別展「成城の歩み100年」 期 間:2024年10月26日(土)〜12月16日(月) 時 間:9〜16時半 休館日:12月16日を除く毎週月曜、11月23日 場 所:世田谷区立郷土資料館(世田谷区世田谷1丁目29番18号)新館2階展示室3 https://setagayadigitalmuseum.jp/kyoudo/access/ 入場料:無料 |
「大山街道スケッチ紀行」の岡本和泉さんは、成城地区で長くさまざまな活動をされていて、今回の展示にもかかわられたそうで、ご案内をいただきました。
岡本さんが制作されたのは、「約50点からなる写真パネルの画像処理(カラー化や質感補正など)と昭和30年頃の成城のまちのイメージ模型(建築物や人々の暮らし、遊び、住まい方などをクレイで造作)、商店街図などです。」とコメントをいただきました。