8/22/13

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岩田たに泉さんに関する情報


2013年8月22日(木)

 2013年8月24日(土)午後5時半〜 TBSテレビ「報道特集」の中で、岩田さんのドキュメンタリー番組が放送されます。
 先日の裁判の様子も含めて、岩田さんご自身のことをテーマにしたテレビドキュメント番組です。弊社も当初から取材協力をしてまいりました。三宅岳さんの 道標写真もたくさん映像になっていることでしょう。そしてもしかしたら、小富士のトレイルロードも映るかもしれません。ご覧ください。

 日時:2013年8月24日(土)17時半〜
 番組名:TBS「報道特集」
 http://www.tbs.co.jp/houtoku/

 



2013年8月16日(金)

 8月14日、東京高等裁判所での岩田たに泉さんの控訴審判決で懲役6か月の実刑とした一審・静岡地裁判決を破棄し、懲役10月、執行猶予4年の言い渡しがありました。実刑は重くなったのですが、今回は執行猶予がつきました。しかも執行猶予期間中の再度の執行猶予という珍しい判決で、岩田さんの収監は免れました。毎日新聞静岡版(15日付)で報道されています。


2013年8月12日(月)

 8月14日(水)に、東京高等裁判所にて控訴審の判決言い渡しがあります。



2013年6月19日(水)

 6月9日(日)三宅岳さん、岩田たに泉さんのサンショウバラウォークが行われました。多くの方が参加され、またサンショウバラも見頃でとてもよかったです。岩田さんは、新作の看板も披露してくださいました。

 8時45分、御殿場線駿河小山駅発明神峠行きのバスは、というより、小田急線新松田駅から御殿場線松田駅への乗り換え時点で改札が長蛇の列で、サンショウバラ人気のすごさを感じました。駿河小山駅からのバスは臨時が出て、2台が満車でした。

 明神峠から湯船山稜を歩き、樹下の二人、世附峠、湯船林道を通り、崩壊部分を避けるために天神山へ登り、山口橋、中島集落を通って駿河小山駅手前の以前お風呂があったふじみセンターで解散でした。中島集落では、金時神社にも寄り、面白いルートでした。

 結構な長丁場でしたが、小中学生も含めみなさんよく歩かれていました。


駅近くの集落もいい

 『誰も知らない丹沢』『大山北尾根・支尾根』の著者岡澤重男さんも参加されました。岡澤さんは、早くから岩田さんの道標に注目し、紹介されていました。当日の写真のアルバムをすてきにまとめられています。リンクを張らせていただきました。ご覧ください。

 https://picasaweb.google.com/100705196670529186548/20130609#

 岡澤さんにからンクのお願いをしたお返事で、「季節を変え、多くの人に訪れてほしい山域です。そしてそれが岩田さんを励ます力にもなると思っています。サンショウバラはそろそろ終わりだけれど7〜8月はヒオウギが花開きます」とのメッセージをいただきました。不老山周辺はとてもいいところなのですね。

 岡澤さん2005年8月3日の記録
 http://www.geocities.co.jp/Outdoors-River/4341/yama2005/tan/asizawa/asizawa.htm


2013年6月1日(土)

 5月18日(土)17時〜のポレポレ坐での三宅岳三と岩田たに泉さんのトークショー、写真展とともに会場は多くのお客様で盛況でした。人岩田さんは2時間ぶっ通しで淡々と話し続けられ、90歳間近とは思えない元気さでした。

 その模様を取材されていた毎日新聞沼津支局の方がすぐに記事にして、翌19日の「毎日新聞」静岡版に掲載されました。お二人の写真入りで、大きな記事です。→こちら

 6月9日(日)に、岩田たに泉さんと湯船山稜のサンショウバラを訪ねる山旅を、三宅さんが企画されました。「先着20名、御殿場線駿河小山駅8時45分発の明神峠行きバスを利用して、明神峠〜湯船山〜樹下の二人〜天神山とつないで歩いて下山予定です。雨天は中止を予定しています」とのことです。ご興味のある方は弊社にメールをください。

info@fujinsha.co.jp

 『道しるべは招くよ! 西丹沢のアートなハイキング』(仮題)、発行は決定しておりませんが、ご賛同いただけます方は、ご予約受付中です。よろしくお願いします。



2013年5月16日(木)

 三宅岳さんの写真展「みちしるべ 岩田たに泉さんの道標」が5月14日から始まりました。場所は、JR東中野駅前のポレポレ坐です。岩田さんのユニークな道標の写真に近づいて、描かれている絵やフレーズを見ていると、思わず笑ってしまいます。写真からは三宅さんの「道標愛」を感じます。実物の岩田さんの道標も展示されています。
 5月18日(土)には17時〜は三宅岳さんと岩田たに泉さんのトークショーがあります。ぜひ足をお運びください。
 5月15日にお邪魔してきました。 →こちら

 『道しるべは招くよ! 西丹沢のアートなハイキング』(仮題)の写真集発行の計画があります。→こちら



2013年4月24日(水)

 2013年4月17日「毎日新聞」静岡県版に岩田さんの記事が載りました。 →こちら

 三宅岳さんの写真展「みちしるべ岩田たに泉さんの道標」が5月14〜26日まで、東中野ポレポレ坐で開催されます。→こちら
 今日、三宅さんが来社され、写真展のすてきな案内ポストカードをいただきました。

クリックで拡大画像

 ぜひ写真展にも足をお運びください。


2013年4月4日(木)

 ●民事裁判と刑事裁判の結果

 <民事裁判の結果>
 去る2013年2月28日に民事控訴審の判決がありました。100%敗訴だそうです。看板費用63000円+弁護士費用3万円の計93000円の支払い命令がありました。判決理由のまとめをお聞きしました。以下の通りです。

1.本件行為に直接関連した部分(小山町が長年誤りを是正しなかったこと)
 (1)看板に印しを書き入れる器物損壊行為が故意であり,悪質性が高いこと
    →過失相殺を行うことは公平の観念に反し,許されない

 (2)小山町に,本件看板の記載内容を是正しなかったことに責められるべき点があるとしても、(1)からすると,過失相殺は許されない

2.本件行為に間接的に関連した部分(これまでの経緯)
 (1)本件行為以外の事情があったからといって,書き入れ行為をすることが許されるものではない

 <刑事裁判の結果>
 去る2013年3月5日に刑事裁判の判決がありました。こちらも敗訴で懲役6月に処せられました。弁護士さんから判決文の写しをいただきましたが、ここにどのように記録するか迷うところもあり、とりあえず要点のみを下記にメモいたします。
 弁護人からの主張の5点は全て退けられました。量刑の理由として、判決文に次のように記されています。
 「被告人が本件行為に及んだ目的を不当なものと言うことはできないが、実力行使に及んだ点は被告人が小山町に対して本件道標を含む道標等について、長年にわたりさまざまな申し入れをしてきたにもかかわらずあまり聞き入れてもらえなかった経緯をふまえても、安易であるとの非難を免れない」(中略)
 執行猶予中に同種の犯行に及んだこと。
 「略・・財産的な被害が大きいとただちには認められないことを考慮しても、被告人の刑事責任は重い。加えて、被告人は反省の情に乏しいのであり、高齢である被告人にとって服役が相当に負担となると考えられること、今後上記執行猶予が取り消されて併せて服役すると見込まれること等などを踏まえても、被告人の情状に特に酌量すべきものがあるとはいえず、主文の刑が相当である」


2013年2月5日(火)

 岩田さんの刑事事件裁判に関する陳情書と弊社通信誌「KAZESAYAGE<山岳編>16号」に掲載した「道標とは何か」を資料として公開しました。 →こちら

 陳情書の公開 →こちら


2013年1月6日(日)

 昨年2012年暮れに、沼津の弁護士事務所小川弁護士さんより、以下の公判結果のご報告を受けました。小川弁護士さんのご許可を得て、転載させていただきました。

 また、刑事裁判で前回、三宅岳さんの証人尋問がありましたが、弊社(お)の陳述書も証拠採用されましたので、その抜粋を記録しておきます。

 岩田さんの裁判についてご意見、ご支援のお声などございましたら。弊社宛にメールください。

1.民事事件(12月25日14時00分 於 静岡地方裁判所)

(1)期日

・原告 12月3日付け原告準備書面 陳述

・被告 乙15号証,16号証取調べ

・裁判所 金銭での和解は可能か,再度の確認。

  相手方:金銭のみの和解は可能。  

  当方:原告が道標や看板の管理を被告に委託する形での解決を望んでいない以上,
      被告としては,裁判所の判断に従う。

  →結審,次回判決。

・結審後,裁判長より,「判決をどうするかはまだ決まっていませんが」「私も山を昇ります」との前置きの上で,双方当事者に対し,説諭のような話がありました。

 当方に対しては,目的が正しくとも,手段を考慮しなければならない。

 相手方に対しては,町として誤りは正さなければならない。

というような内容でした。    

(2)次回 判決

 2月28日 午後1時10分〜 静岡地方裁判所 203号法廷(予定)

2.刑事事件(12月26日11時00分〜 於 静岡地方裁判所沼津支部)

1.弁護側書証 14〜17号証 取調べ

2.被告人質問

  弁護人:本件道標の誤り岩田氏お手製の道標模型を使って尋問),影響,直そうとした動機,経緯(小山町の道標や登山道管理の不備),民事訴訟で控訴されていること等について

  検察官:本件行為が違法行為であるとの認識があったか,等について

  裁判官:やり方について反省している点はないか,等の質問が多数

3.次回 検察官論告,弁護人弁論 2月5日 午前10時00分〜10時30分

   →次々回が判決予定です


2012年11月23日(日)

 昨日(11月22日)、沼津の簡易裁判所で15時より岩田さんの刑事裁判第2回公判が行われました。
 三宅岳さんの証人証言が主でした。
 傍聴人は支援者側が私を含め2名、新聞社沼津支局記者の方が1名、そのほかが数名でした。
 この日の記録の私の詳細メモはありますが、裁判中のことであり、インターネットに安易に公表は出来ないと判断しました。いずれご報告はしたいと思っています。
 これからのご支援をよろしくお願い申し上げます。


 2012年10月16日(火)

 岩田さんの裁判は、刑事裁判と小山町が訴えた修繕費弁償の民事裁判があります。
 刑事の方の第2回公判は、予定変更となり、11月22日(木)15時から、三宅岳さんの証人尋問があります。
 民事裁判は、一回目の判決内容が岩田さんにも小山町にも不服となり、控訴審となっています。11月8日に控訴審の第1回口頭弁論があります。しかし、和解の調整を模索中とのことです。


 2012年10月9日(火)

 岩田さんの裁判は、第1回の短時間の公判が先月行われました。
 第2回目は、来る2012年10月25日、写真家三宅岳さんの証人出廷の予定でした。

 今朝(2012年10月9日)、弁護士さんのお電話により、連絡がありました。岩田さんの奥様が6日にお亡くなりになったそうです。岩田さんは、かなり気落ちされていて、25日の裁判には出られないとのお気持ちで、裁判の日が延期されるか、岩田さん欠席のまま証拠書類の申請が行われるかは、今のところ未定だそうです。

 

過去の岩田たに泉さんの裁判について →こちら

三宅岳さん撮影による岩田さんの道標の写真 →こちら

三宅岳さんが「山と渓谷」2009年12月号に書かれた岩田さんの紹介文「道しるべは招くよ」 →こちら

 2012年7月12日「静岡新聞」社会面に掲載された岩田さん逮捕の記事です。