(2012年7月12日更新)  風人社トップ KAZESAYAGE

KAZESAYAGE<平地編>13号

大山道から道子窯へ

佐藤誠四郎

 KAZESAYAGE<平地編>13号に「大山道から道子窯へ やきものへの想い」をご執筆いただいた佐藤誠四郎さんは、神奈川県清川村煤ヶ谷で工房を営んでおられます。サラリーマン生活後、陶芸に挑み、工房を開かれました。

 大山道沿いにある佐藤さんの工房ですが、やはり大山道が縁で佐藤さんと弊社はつながりました。今回の原稿で、焼き物が出来上がるまでにはたくさんの工程と苦労があることを知り、そんな工程を経た器一つは、すてきだと思います。

 KAZESAYAGEのためにお送りいただいた佐藤さんの作品や自作の穴窯、薪割り道具などの写真ですが、全てを掲載することができず、せっかくなので、KAZESAYAGE発行に先立ちまして、ご紹介いたします。文章の方はKAZESAYAGE発行までもう少しお待ちください。

 KAZESAYAGEご購読ご希望の方は下記ページをご覧いただき、
 メールでお申し込みください。お待ちしております。

 http://www.fujinsha.co.jp/kazesayage/kazesayage.html

 道子窯では、体験教室なども行っています。

 問い合わせ先 0463-72-8727(佐藤さん)     

1 「工房 すえろまる」の看板と私(後方は工房兼住まいになっています)
2 道子窯の看板の脇でのスナップ(工房の入り口)
3 工房の内部(黒板の上の棚に乾燥中の作品が少しだけ見えます)
4 工房内の手作りの囲炉裏
5 電動ロクロ(末娘が作品を制作中、ちゃっかり私の作務衣を着ています)
6 灯油窯(乾燥を終えた作品の窯詰めです)
7 乾燥を終えた生徒さんの作品(乾燥すると白くなる土ですが、焼くと茶色になります)
8 素焼きの火鉢(この後、釉薬を掛けて本焼をします)
9 灯油窯で焼成の花器(左は、益子の赤粉の釉薬を掛けたもので、黒一色で窯変はありません。右は穴窯で焼成の花器、自然釉が掛かり窯変と焦げが見られます。どちらも個性的な景色ですね)
10 楽焼の抹茶茶碗(赤や白や色彩が鮮やかで美しいのが、楽焼の特徴です)
11 穴窯の全景(本体と後方に煙道と煙突が見えます)
12 どんぐりや栗、欅などの堅木の薪(堅木の薪は徐々に温度が上がり、長持ちします)
13 杉や檜などの薪(直ぐに温度があがりますが、長持ちはしません)
14 原木を寸断するチェーンソー
15 斧やクサビ、ハンマーなどの薪割り道具(寸断した原木を更に細かく割り、全て手作業です)
16 素焼きを終えた作品(作品を乗せる棚板は2700度にも耐え、ツクと呼ばれる支柱も1400度程度の高温に耐えます)
17 本焼を終え他直後の窯内部の様子(全ての作品に灰が被り、穴窯独特の雰囲気ですね)
18 本焼を終え、作品の窯出しをしているところです(天井までの高さが150cmしかありませんので、窯詰めも窯出しもこんな姿勢で長時間、作業をします)

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