マルガヤ尾根の手描き絵地図
 KAZESAYAGEの原稿として国松さんに依頼していたマルガヤ尾根の絵地図を先週中に落掌しています。実に素晴らしい手描きのもので、モノクロ版と色鉛筆版があって、ちょっと困るのは書き込みの情報が2枚で微妙に違うのです。色鉛筆版をKAZESAYAGE<山岳編>に載せる予定にしています。早く皆様にお見せしたいものです。

16号鉄塔の賑わい
 どこかにこのコースが紹介されたのでしょうか。15日に地獄沢橋から16号鉄塔を経て、大山北尾根に入り、大山に向かったハイカーは、私が地獄沢橋で声を掛けられた2組と、尾根で出会った2組があって、同じ時間にこの周辺でこんなに人と会うのは、ちょっと不思議なことだと思いました。3組の人と少し話しましたが、弊社の『大山北尾根・支尾根』を誰もご存知でないようでした。地獄沢橋の2組は、どちらも「初めて」ということで、尾根の取りつきを尋ねられました。昭文社の登山地図の赤破線では、尾根の高いところを外して、沢寄りに667mのピークを巻いてから巡視路を通って尾根に上がるように描かれていますが、この沢寄りの道の入口付近に倒木があって通りにくいのです。いきなり尾根の直登に取りつくのが簡単です。

大月尾根を検証しました
 私たちは15号鉄塔から西沢ノ頭に出て、16号鉄塔、それから、鉄塔巡視路で17号・18号、大月尾根を下って唐沢林道→物見峠→煤ヶ谷に下山しました。煤ヶ谷のお店で私は地元の梅酒を買いました。

KAZESAYAGEの基本レイアウトが決まる
 実はずっと以前の発行計画立案の時から決まっていました。『ホントに歩く大山街道』の二段組みを基本として、単行本にする時の組版の一案にもしています。現在、ここに国松さんの原稿を流しこんで、制作中です。

丹沢の気象について教えて下さい
 弊社は、「人」の方ですが、岳ノ台から菩提峠へ行く途中に、「風神」の祠がありますね。あの辺りは風の通り道になっていて、つまり風が強くて、それが治まるように地元の人が祈ったそうです。そういえばすぐ近くにハングライダー滑走台がありますね。また、奥野幸道さんの『丹沢今昔』には、ここに1年限りのスキー場があったことが記されています。岳ノ台からの富士山の展望は素晴らしいものだけれど、なかなか晴れる日に当たることができません。菩提峠に立つと、よく大山山頂に雲がかかっていることがあります。この周辺は、このように気象的な特徴があるところのようです。丹沢の各地点の特記すべき気象現象について詳しい方がいらっしゃるはずです。何か教えて頂けませんか。

<山岳編>の申込は17口に
 今現在、KAZESAYAGE<山岳編>の購読申込数は、17口です。大概の募集では、普通、スタート瞬間の申込数が最終的な数の半分以上であって、あとはだんだんぼちぼちと申込が少なくなっていきます。そうすると、この状況では20口は間もなく超える見込みですが、最終的に50口は厳しい見通しとなります。でも、最低出発点を通過して刊行実現の可能性が高まりました。お申し込みありがとうございました。