風人社の通信紙「カワラ版」は、2021年2月15日に第1号(通算135号)を発行しました。不定期刊行で、現在、20号(2024年6月)が最新発行号です。
➡KAZESAYAGE カワラ版 (各号の目次を見ることができます)
もともと、以前、1995〜2005年、ほぼ月刊で「KAZESAYAGE」誌(16ページ冊子)を100号まで刊行しました。弊社新刊発行企画本の原稿収集の目的もありました。

4年間のブランクを経て2009年に、101号からは<山岳編><平地編>の2本立てで発行し、通算134号まで続けました。ここまでは、有料購読でした。

そして、現在の4ページのペラ紙は無料配布で、弊社から直送注文者に商品同封の形で配布してまいりました。したがって、一般の方への配布はありませんでした。
二つ折り中面を、編集部(し)の「book share 読む街道」と(こ)の「地図記号をサーチ」の2本柱で20回連載収録してまいりました。巻頭(1ページ)は風人社の時事随筆を(お)が担当しました。また、裏面(4ページ)には、風人社からのお知らせを「風人社だより」として発信してまいりました。
下記に第20号を見本掲載しましたので、ご覧いただけましたら幸いです。




同紙をご覧いただいた方より、バックナンバーもほしいとの要望が以前からありましたが、このたび、20号を一区切りに1〜20号をまとめて、ご希望の方に有料配布させていただくことにいたしました。
ご希望の方は、下記により、お申込ください。
記 「風人社カワラ版カゼザヤゲ」1〜20号 一括揃え(分売不可)
●頒布価格=1000円(+消費税)
●メール、FAX、電話などで直接お申し込みの場合は、送料150円がかかります。
合計1250円を前払いでお申込ください。
ご送金は、銀行振込か郵便振り替えでお願い申し上げます。
●オンラインショップからは、クレジット、コンビニ払い、銀行振込、郵便振替などでお支払い可能です。
なお、21号からは、従来通り、弊社からの直送者には無料で同封いたしますが、単号のみのご希望者には、依然、送料の問題があって、都度配布が困難です。
もし、ご希望者がおられれば、オンラインショップ(有料)にラインアップします。ご連絡ください。
各号の目次です
▼1号 巻=コロナと街道歩き 読=早乙女貢『明智光秀』、内田康夫『日光殺人事件』他 地=茶畑
▼2号 巻=街道の交差点 読=細川幽斎(藤孝)が主人公の小説 地=史跡名勝・天然記念物
▼3号 巻=中原街道の悲話と大手道 読=葉室麟『恋しぐれ』、星野鈴『蕪村の絵絹』 地=警察署・交番
▼4号 巻=社叢と神秘 読=杉本苑子『孤愁の岸』 地=水準点
▼5号 巻=カーブする近世街道は生活の道 読=高橋克彦「いじん幽霊」 地=建物12種
▼6号 巻=目で歩く地形図の旅 —マップをつなぐ 読=松本清張『大山詣で』、戸部新十郎『大山詣り』他 地=水田
▼7号 巻=道は歩く人に何を授けるか 読=山口謡司『日本語の奇蹟<アイウエオ>と<いろは>の発明』 地=果樹園
▼8号 巻=現代版大山詣の道 読=かこさとし『かわ』、岡村直樹『百冊の時代小説で楽しむ日本の川読み歩き』 地=鉄道
▼9号 巻=大山詣の表参道・裏参道 読=火坂雅志・伊藤潤『北条五代』、伊藤潤『黎明に起つ』 地=道路
▼10号 巻=軽井沢は中山道の宿場 読=瀬戸内寂聴『かの子撩乱』 地=特定地区
▼11号 巻=コラムの難産で学んだこと 読=安部龍太郎『関ヶ原連判状』 地=太陽光発電設備
▼12号 巻=中山道と中央分水嶺 読=杉本苑子『竹ノ御所鞠子』、永井路子『周年の家譜』 地=また道路
▼13号 巻=ご神体の岩をクライミング 読=木村茂光『頼朝と街道 鎌倉政権の東国支配』 地=郵便局
▼14号 巻=誤りの連鎖の叱りを受けて 読=詩集『日本の詩 大手拓次』 地=河川と橋
▼15号 巻=読者と制作者の共有意識 読=江上剛『クロカネの道 鉄道の父井上勝』 地=消防署と気象台
▼16号 巻=古墳の土地の日常風景 読=佐々木功『乱世をゆけ―織田の徒花滝川一益』 地=境界線
▼17号 巻=ちょっとした元気 読=和田竜著『のぼうの城』、山本周五郎『笄堀』 地=桑畑
▼18号 巻=心優しい褒め言葉 読=石井桃子の会『石井桃子in浦和』、石井桃子『幼ものがたり』 地=畑
▼19号 巻=中山道全17集ついに完結! 読=逢坂剛『道連れ彦輔居直り道中』 地=海軍所轄
▼20号 巻=歩く観光ガイドマップ 読=今村翔吾『塞王の楯』 地=港湾
※巻=巻頭言、読=読む街道、地=地図記号をサーチ