総合出版・編集プロダクション「ホントに歩く」東海道・中山道

0109  中山道河渡宿

ホントに歩く中山道を片手に歩いています。西から始めて、今は、第4集MAP15の加納宿まで来ました。この前歩いたのは赤坂からだったのですが、二つほど気づいた点があります。
まず、赤坂宿を出て次の一里塚の池尻ですが、MAP13には松と榎があり、碑もあると書かれています。また、グーグルマップの画像でも写真は確認できますが、今年に入って1月4日に現地を通りかかったところ、碑も松も榎も見当たりませんでした。ちょっと報告させていただきます。
もう一つは河渡宿の本陣についてですが、MAP15には本陣はあったとあるだけで どこにあるのかが一切触れられておりません。現地に行きますと、河渡の一里塚の西100メートルほどの民家の前に小学生による研究発表が掲げられており、本陣が長良川の河道の中に取り込まれてしまっているとの標記がありました。この小学生の研究発表についてもMAPには触れてなく、色々と事情があって書かれていなかったのかもしれませんが、大変役に立つ情報でしたので ここに紹介させていただきます。

えむころ 20.1.15

(FhuOH)いつも、最新の現地情報をありがとうございます。現地調査中に、台風で史跡標識などがすっかりなくなってしまっていたこともありました。被害直後で、倒れたまま放置されていたのも見ましたし、それが一週間後にはすっかりかたづけられて何もない状態だったこともありました。その時々の体験は固有で、それが、案内書ではない、現地確認の楽しいことですね。

 河渡の本陣跡は、岸本豊さんの『中山道浪漫の旅』では、河渡一里塚の東に記されていますが、現地には標識もなく、マップに入れませんでした。その事情にふれなかったのは、少し不親切だったと思いお詫びします。どれを入れて、どれを削るかは、ずっと、いつでも難しい問題です。

0108 東海道57次、完歩! 熱田~桑名も船に乗りました

『ホントに歩く東海道』を知ってから、これは面白いと感じて、早速地図を取り寄せ、トライしてみました。地図には、色々と立ち寄るべき名跡などが示されていて、大変参考になりました。ただ、歩くことを第1の目標にしたので、それほど見てはいません。でも、達成感はありました。

57次の他に、佐屋街道と熱田から桑名まで船に乗ることも出来ましたし、楽しかったです。のべ19日かかりました(船も1日に含みます)。引き続き、中山道を歩きます。

ちょっとまったーほるん 19.12.22

(FhuOH)おめでとうございます! そして、完歩証のお申し込み、ありがとうございます。
七里の渡しも、船に乗られてよかったですね。また、中山道のお便りを楽しみにしております。ますますのご健脚を。

0107 東海道53次、完歩しました

アラカン女子2人、仕事の合間を縫って頑張りました。歩き切ったことは大きな自信につながりました。次はぜひ中山道を歩きたいと思います。

rayko 19.12.18

(FhuOH)東海道53次完歩、おめでとうございます。どの方にも、それぞれの完歩があって、完歩証自体はただの紙切れですが、そこにその方にしかないメモリーへの印があります。紙切れを発行する私どもも、ともに共感して、お祝い申し上げます。次の一歩へ、またご健脚をお祈りします。

0106 「伊勢街道」を歩き、今は「下街道」を歩いています

伊勢街道を歩いてきました。日永追分から伊勢内宮まで約18里。三重県文化振興課で発行している伊勢街道のガイドブックを手に、のんびり歩いてきました。

日永追分、白子、津、六軒、松坂、斎宮、そして伊勢神宮への道とても趣きのある街道でした。特に松阪市を抜けると、連子格子にうだつが上がる家が至るところにあったり、昔ながらの古い町並みが伊勢神宮まで続いています。「従是外宮四里」という道標などがより一層歴史街道を感じさせてくれます。

弥次さん喜多さんがどうしても立ち寄りたかった伊勢神宮。歩いてきて、気持ちがよくわかりました。近鉄やJRが街道沿いに走り、交通の便もよく高低差もなく、歴史を感じるところや観光名所もありとても楽しい街道歩きになりました。

今は中山道の大井宿から槇ケ根追分に戻って下街道を歩き始めました。昨日、武並、釜戸、瑞浪、土岐と歩き、ゴールの名古屋の「伝馬会所札の辻」を目指し、下街道歴史探訪ウォークというガイドブックを持って歩いています。

中山道も春から再開予定です。「ホントに歩く中山道」の発行を楽しみに待っています。来年もよろしくお願いします。

テクテク 19.12.16

(FhuOH)『ホントに歩く伊勢街道』を出してほしい、というリクエストがときどい弊社に届きます。お便りのように。弥次喜多さんも歩いたように、やはり人気があるのですね。伊勢街道の市販ウォークガイドブックというのは、見かけないので、出す価値は感じています。お便りを拝読して、一度、調査に歩いてみたくなりました。

 いい情報をいつもありがとうございます。こちらこそ、来年もよろしくお願いします。

0105 7集、待ってました。

『ホントに歩く中山道』第7集、まもなく発刊とか、待ってました。でも早かったですね。第7集発刊までの間、昔歩いた美濃街道を、もう一度歩いて待っていようかと思っていました。

ボウモア 19.11.30

(FhuOH)お待たせいたしました。いつも、ありがとうございます。今回は、あまり遅れもひどくなくて、完成にこぎ着けました。取材も編集も、いつもにもまして力の入ったものになったと、安堵しています。発送まで、今しばらくお待ちください。

0104 二川宿本陣資料館企画展「江戸時代の旅と温泉」

鵜沼に住む読者のOさんからご案内をいただきました。「私の好きな二川宿の展覧会のチラシです」
東海道には本陣が111軒ありましたが、現存するのは草津宿の本陣と、ここ二川宿本陣のみです。
ここで旅と温泉の企画展が開催されるという嬉しいお便りでした。

2019年11月30日〜2020年1月13日まで。最寄り駅は、東海道線二川駅です。
『ホントに歩く東海道』第9集、№35が該当マップになります。
二川宿本陣資料館HP https://futagawa-honjin.jp/

二川宿本陣資料館 江戸時代の旅と温泉展チラシ

江戸時代の旅と温泉展 表

二川宿本陣資料館 江戸時代の旅と温泉展チラシ裏

江戸時代の旅と温泉展裏

「江戸時代、庶民の旅は伊勢参りに代表される寺社参詣が主流でありましたが、このほかにも全国各地に所在する温泉へと向かう湯治の旅も盛んにおこなわれていました。医療行為でもある湯治は、心身の療養に最適であり、人びとは7日間を1サイクルとする旅を楽しんでいました。
本展覧会では、江戸時代の人々が湯治に際して参考としたガイドブックや一枚刷の名所案内、道中案内などを紹介するとともに、湯治の旅を記録した旅日記により、その足跡をたどり、江戸時代の旅の文化を探ります。」(企画展チラシより)

 

ぜひ東海道歩きでも、スポットでの二川宿訪問でも、訪れてみてください。
寒い空っ風にはご注意を。

19.11.29(こ)記

 

0103 「中山道ぎふ17宿歩き旅」に参加しました

『ホントに歩く中山道』第5集の御嵩宿に着いたが、先が思いやられて、歩が進まずにいた。今回、JR東海さわやかウォーキング「紅葉満喫~中山道・琵琶峠と大湫宿」に参加した。
当日、釜戸駅までの車中、スマホで、【中山道ぎふ17宿歩き旅】とのサイトにたどり着いた。サイトによると、「ぎふ17宿」に関するいろいろな企画があったようで、これは、本年最後の歩き旅「大湫宿~細久手宿~御嵩宿」だった。

参加費2000円、距離約17.7㎞、所要時間約4時間30分
スタート受付 9:00~10:00 大湫コミュニティーセンター
ゴール受付 13:30~15:30 みたけ華ずし
参加特典 大湫宿焼き立て五平餅 飛騨牛弁当 みたけ華ずし
瑞浪駅より大湫宿無料バス 1便8:50 2便9:30

を早速申し込んだ。

さて23日、ひとりではちょっと不安なので、友人を誘う。しかし、東海道線一部濃霧のため遅延、中央線予定の快速に乗れずヤキモキした。タクシー代自費覚悟でスタート地点までと考えたが、バス2便に滑りこんだ。
スタートは10時ころの最終出発で、寂しい思いだった。道中、登り下りの連続で、15:40にリタイア寸前で完歩した。
後遺症は、足底にまめができる寸前で皮がむけかかってるが、足の筋肉痛はない。後期高齢者ならぬ、82歳終末高齢者には厳しいコースであった。
この企画は3年目で、昨年はリタイヤがあったが、今年は参加者65名全員完歩したとのことです。
来週末は、大湫宿~大井宿を歩くぞ!

このイベントは№55、だったと思いますが多くの企画があるようです。本年度の他イベントは残り少ないようです。次年度他の宿場間の企画を楽しみにしています。

「中山道ぎふ17宿歩き旅」の公式サイト https://nakasendo.asia/
ぎふ歴史街道ツーリズム事務局 TEL 0584-71-6134

ホントに歩く中山道第7集楽しみです。

のりさん 19.11.25

(FhuOH)ご報告、情報のご提供、ありがとうございます。いやあ、82歳のウォークご報告とは思えぬご健脚ぶりに驚嘆します。最終スタート、リタイア寸前ゴールは、ドラマですね。はらはらでしょうが、楽しまれているご様子も伝わります。
 今週は、大湫からですか。どうぞ、お気をつけて、いい旅をお続けください。

0102 同じ日に同じ宿場におりました。

11/3 馬籠宿〜馬籠峠〜妻籠宿〜JR南木曾駅を歩きました。二つの宿場はたくさんの人でにぎわっていましたが、街道は意外に閑散としていました。やはり半分くらいは外人さんでした。

妻籠の先で街道から離れて妻籠城址を見学。ひっそりとした山頂から見た南木曾岳は雄大でした。自分でも結構歩いたなと思いましたが、もっと上を行く人たちに会いました。なんと11/2の朝、JR岐阜駅を出発して中山道をずっと歩き続け、11/3に南木曾駅のゴールまでなんと102Km歩くという・・・。「第3回中山道・木曽路ウルトラフリーウォーキング100Km」だそうです。日本ウルトラウォーキング協会ってのがあるんですね。つい、「体にわるいよ〜」と言ってしまいました。

次回は南木曽から北に、さてどこまで行こうかな?今度はホントに歩く中山道第7集を持って歩きましょう。発刊を待っています。

ボウモア 19.11.6

(FhuOH)いつもお便り、ありがとうございます。今回も、同じ頃、中山道の同じ区域を私どもも現地調査で歩いていました。
11月3日、まったく同じ日に、同じ場所にいました。中山道祭りで、馬籠では、和宮降嫁行列のイベントを見ました。妻籠城跡は、私も行きました。妻籠宿の屋根並も見下ろせました。どこかですれ違っていますね。

2019年11月3日馬籠宿。和宮降嫁行列

2019年11月3日馬籠宿。和宮降嫁行列

2019年11月3日 妻籠城跡から妻籠宿を見下ろす

2019年11月3日 妻籠城跡から妻籠宿を見下ろす

馬籠宿に西から入る手前に、振り返ると木曽川が見える絶景のポイントがありますね。正岡子規句碑のあるところ。そしてそこから少し東に登っていくと、1か所、民家の屋根越しに木曽川が遠望できるという珍しいポイントがあるのを地元の人に教わり、馬籠宿から走って戻って写真にとりました。第7集に掲載したいと思っていますが。

2019年11月3日 馬籠宿西から振り返ると木曽川が見える。城山大橋も

2019年11月3日 馬籠宿西から振り返ると木曽川が見える。城山大橋も

2019年11月3日 馬籠宿西の正岡子規句碑のある丘(信州サンセットポイント100選)

2019年11月3日 馬籠宿西の正岡子規句碑のある丘(信州サンセットポイント100選)

30時間ウルトラウォーキングの人たちとは、何人にも方とお話ししました。南木曾駅午後4時最終ゴールのアンカーも見ました。
翌日は、与川道を野尻まで歩きました。ボウモアさんの次回に間に合えば、弊社マップを手に歩いていただけそうですね。

また、お便りください。

0101 80歳になった記念に東海道

今日、東海道を日本橋から三条大橋まで完歩されたMさんからお電話をいただきました。その方は、インターネットができないということで、お聞きしましたことを以下に要約いたしました。

Mさんは2年前、旅行会社から東海道を歩くパンフレットが届き、80歳になった記念に夫婦で歩こう! と申し込まれました。平成28年10月、第1回目の日本橋から品川までをご夫婦で歩いたところ、奥様が足が痛くなってしまいリタイア、2回目の品川から川崎はMさんお一人で参加するも、いつもグループ後方を追いかけていて、他の参加者のペースについて行けないかもしれないと、完歩を断念したそうです。

その後、一人で自分のペースで歩くにはどうしたものかと考えていたところ、途中の休憩で寄った東海道かわさき宿交流館に昔の旅人の装束や街道の展示があったことを思い出し、ご相談に行かれました。そこで、「ホントに歩く東海道」を薦められ、購入してくださったそうです。

Mさんは、駅から駅へという方式で、ほぼ日帰り、40日間、足かけ2年で、日本橋から京都三条大橋を歩ききりました。
小田原までは東海道本線で、その先は新幹線を利用。自分の体力を考え、ペースは一日15キロを5時間かけて歩くので、時速3キロです。
朝3時に起き、始発に乗って東京駅から新幹線。3時頃までには目的駅に着き、帰宅するというパターンを守ったといいます。宿泊したのは、関(亀山市)に二泊、草津(草津市)に2泊だけだったそうで、新幹線の早さのおかげで助かったとおっしゃっていました。
いちばん長くつらかったのは、鉄道駅がなかった静岡から藤枝で、21キロを9時間半かけて歩いた時だそうです。

当初、旅行会社のツアーをキャンセルしたときは、無理かとあきらめていた東海道完歩が、一人でできたことがとても嬉しく、「ホントに歩く」に出会ったおかげとおっしゃってくださいました。
弊社も、Mさんのような歩きに同伴できたことはとても嬉しく、また歩いて下さったことに感謝しております。

いろんな東海道があるなあと、少し長い電話話を伺いながらしみじみと思いました。
歩かれているみなさん、それぞれの東海道があると思います。
ぜひ、ラウンジに思い出や経験のお裾分けをしていただけると、ありがたいです。

19.11.6(こ)記

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