鈴木穆著『高津物語』上巻、2008年1月第2刷発行、本体価2000円、B6判・並製・284ページ。 目次←を見ているだけで高津・溝口度合いの濃さを感じます。14.日本光学はカメラのニコンのことだと鈴木氏からお聞きしました。工場は戦前から高津にあり、重要な役割を果たしていたそうです。私は高津に住んでまだ日が浅いですが、こういうお話を聞くと不思議な感じになります。  全てのページに資料写真が入っていて、「濃い」本です。上のカバー写真、伊能忠敬「日本地図」の橘樹郡の部分だそうです。真ん中より下あたりに大山街道が通っているのがわかります。
鈴木穆著『高津物語』上巻
2008年1月第2刷発行
本体価2000円 B6判・並製・284ページ。

『ホントに歩く大山街道』のコラム(67ページ)に登場してくださった鈴木穆(あつし)さん(川崎市高津区)が執筆された『高津物語』が発売されています。

『高津物語』は、地域紙「タウンニュース」高津区版創刊時から13年にわたって、連載されています。高津に代々続くはかり屋さんのご子息なので、その記述は詳細で、地域への愛情が溢れています。

「毎週13年間」というのは、なかなかできることではありません。初めの数年は月2回、途中から毎週に変わったそうです。タウンニュースさんからは、「月2回でもいいですよ」と言われたそうですが、かえって奮発して毎週書き続けたそうです。

現在店頭に並んでいるのは上巻で、タウンニュース創刊号から250号までの分が収録されています。このあと、中巻(4月下旬発売予定)、さらに下巻、続刊の発行が予定されているそうです。1巻に250回分ずつですので、だいたい5年かかるそうです。鈴木さんは、下巻・続刊が出る10年後に向けて邁進されています。

本は、高津の文教堂書店本店・支店さん及び住吉書房高津店さん、北野書店さんで発売中です。08年4月25日発行の「タウンニュース 高津区版」に関連の記事が出るそうです。

 

『高津物語』上巻の目次

  1. 多摩川(全5回)
  2. 岡本かの子(全42回)
  3. 国木田独歩(全15回)
  4. 濱田庄司(全30回)
  5. 水と溝口(全10回)
  6. 溝口下宿(全8回)
  7. 灰吹屋(全9回)
  8. 自由民権運動と溝口(全20回)
  9. 溝ノ口郵便局(全20回)
  10. 玉川電気鉄道(全19回)
  11. 南部鉄道株式会社(全10回)
  12. 久本 岡医院(全9回)
  13. 東部六十二部隊(全6回)
  14. 日本光学(全23回)
  15. 久地村(全17回)
  16. 久地梅林(全11回)
  17. 万葉集東歌(全4回)
  18. 「橘樹」の由来(全9回)

目次を見ているだけで高津・溝口度合いの濃さを感じます。
14.日本光学はカメラのニコンのことだと鈴木氏からお聞きしました。工場は戦前から高津にあり、重要な役割を果たしていたそうです。私は高津に住んでまだ日が浅いですが、こういうお話を聞くと不思議な感じになります。
全てのページに資料写真が入っていて、「濃い」本です。上のカバー写真、伊能忠敬「日本地図」の橘樹郡の部分だそうです。真ん中より下あたりに大山街道が通っているのがわかります。

(こ)記