

| 区分 | 芭蕉/奥州街道 |
| タイトル | 『まんがで学習『奥の細道』を歩く』 |
| サブ | |
| 著者 | 編著・萩原昌好/画・山口太一 |
| 出版社 | あかね書房 |
| 出版年 | 1989年4月発行 |
| ページ数 | 127ページ |
| 判型 | A5判 上製本 |
| 価格(本体) | 777円 |
| 記録者 | (し) |
【概要】
児童図書出版の老舗、あかね書房の「まんがで学習」シリーズの一冊。
小中学生対象の学習漫画としては、ちょっと渋い選択にも思えるが、一句ごとに4コマ漫画によるユーモラスな解説や、イラストやマップを加えたわかりやすい説明があって飽きない。大人が読んでも「そうだったのか、知らなかった」ということが多く勉強になる。
芭蕉と同行し、詳しい随行日記を遺した河合曽良についても詳しく記述されているのが興味深い。最初の宿泊地が草加だったのか春日部だったのか、芭蕉と曽良の記述に違いがある謎も面白く、曽良が山中温泉で病に倒れたため、その後の北陸から大垣ゴールまでを一人で旅することになった芭蕉の心情も胸を打つ。
先述の『六十里越街道』で大きなテーマになっていた出羽三山については多くの句が詠まれたが、詳細については語ってはならないとされる、神秘の山の厳しさも伝わる。
本書を入口として、芭蕉や江戸俳諧、江戸の旅と街道などに、読者の興味が広がることが期待される。




