
| 区分 | 鎌倉時代/相模 |
| タイトル | 『相模のもののふたち』 |
| サブ | 中世史を歩く |
| 著者 | 永井路子 |
| 出版社 | 有隣堂(有隣新書) |
| 出版年 | 昭和53年(1978)6月10日発行 |
| ページ数 | 268ページ |
| 判型 | 新書判 並製本 |
| 価格(本体) | 951円 |
| 記録者 | (し) |
【概要】
著者は1979年のNHK大河ドラマ「草燃える」の原作『北条政子』を始め、源頼朝と北条氏、鎌倉幕府の御家人たちなどについて多くの著作を遺した。本書は、三浦氏・和田氏・大庭氏・梶原氏など、相模に根を張り広げた武士たちについて、現地調査をもとにまとめられたもの。
2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」放映時も、本書を含む著者の作品がSNSなどで話題になっていた。
古代から中世へ、日本史の大きな変革をもたらした鎌倉幕府の成立は、単に「源氏が平家と戦って勝った」という話ではなく、それまで中央の政治に発言力を持たなかった東国の武士たちが、源頼朝という存在に深く関わり、ある時は味方にある時は敵となり、変革の歴史に参加したことを意味する。
著者は三浦半島から真鶴の相模湾沿いや、秦野・高座渋谷・愛甲・足柄など相模の内陸部・山地をくまなく歩き、地形や史料と照合しながら、その地に生きた一族が、どのような思いで頼朝や鎌倉幕府と関わっていったかに思いを馳せる。
神奈川県はウォーキング活動の盛んな地で、本書の中の多くの城址や寺社は、全国的知名度は低くても、地元のさまざまな団体が主催するウォークの舞台として親しまれている。
※1986年6月25日に文春文庫で出版されている。


