穏やかな晴天に恵まれ、大山もばっちり。バスが通る県道大山板戸線の裏道。

穏やかな晴天に恵まれ、大山もばっちり。バスが通る県道大山板戸線の裏道。

 先週の日曜日(24日)、伊勢原から下社までの再取材で大山へ行って来ました。前日の土曜日は、山岳会の忘年会があり、かなりハードだったので、朝、少し躊躇しましたが、今日を逃してはだめだと思い、出かけました。山岳会は、実家のある千葉県のもので、10月に入会したばかりです。自分の親ぐらいの人たちがメインメンバーですが、山に行っているだけあり、宴会も同世代の友人たちよりパワフルで圧倒されました。

街道沿いの農家はみかんを売っていました。庭木の手入れをしたり、落ち葉をかき集めている人たちも見られ、新年を迎える準備をしていました。

街道沿いの農家はみかんを売っていました。庭木の手入れをしたり、落ち葉をかき集めている人たちも見られ、新年を迎える準備をしていました。

 伊勢原駅には、10時20分頃到着。そこから大山ケーブル行きのバスと同じ道を東名高速道路まで進み、高速の下をくぐって(「厚木18」高架)大山街道に出ます。道灌堀沿いののどかな道を通り、石倉橋交差点のすぐ手前に出て、またバスと同じ道を進みました。  写真撮影をしつつ、這子坂、三の鳥居、愛宕橋、とうふ坂などを過ぎ、大山ケーブルバス停に正午頃に着、こま参道を通って、女坂を上りました。

	女坂7不思議の6番目、潮音洞(ちょうおんどう)。説明板には、心を鎮めて洞に耳を澄ませば潮騒が聞こえるとあります。中には道祖神のようなものがまつられています。聞こえませんでした。

女坂7不思議の6番目、潮音洞(ちょうおんどう)。説明板には、心を鎮めて洞に耳を澄ませば潮騒が聞こえるとあります。中には道祖神のようなものがまつられています。聞こえませんでした。

 女坂は男坂より楽なもの、と軽く考えていると、案外ハードだと、上がるたびに感じます。下社には13時前に着きました。これから山頂に上がるのは少し時間的に遅すぎるし、女坂の七不思議の二つを見損なったこともあり、男坂を下りて、再度、女坂を登ることにしました。

下社で声をかけてきた清々しい二人連れ(「写真を撮ってほしい」のカップルとは別)。大山街道(本)の話をしたら非常に興味を示してくださったので、本を購入してくれるはずです!

下社で声をかけてきた清々しい二人連れ(「写真を撮ってほしい」のカップルとは別)。大山街道(本)の話をしたら非常に興味を示してくださったので、本を購入してくれるはずです!

 無事残り二つの七不思議も見ることが出来(眼形石と潮音洞)、下社に上がる石段横の見晴らしのいい場所で一休みしていたら、若いカップルに写真を撮ってほしいと頼まれました。クリスマスイブの日曜日だからでしょうか、やけに若者が多かった気がします。子どもの冬休みが始まったこともあり、親子連れやお孫さんとの三世代家族など、全般的に人が多い感じがしました。

 下社からはまた女坂を下り、今日、女坂を通った回数(3回)はたぶん私が一番では?と満足感にひたりながら、バスに乗って伊勢原に帰りました。  年があけたらいよいよ、「ホントに歩く大山街道」発行に向けてラストスパートです。  26日(火)に、文教堂愛甲石田店さんをお訪ねしました。『誰も知らない丹沢』の販売でもお世話になり、また「大山街道」にも興味を持って下さっています。このご報告は年明けにいたします。

 本年もありがとうございました。来年もよろしくお願いします。