大山みちウォーク&トーク(大山街道矢倉沢往還を歩く)
用賀~二子玉川(ようが~ふたこたまがわ) 東京都世田谷区
2010年6月20日(日)
メンバー:20名ぐらい
行程:ハロー*ようが→真福寺→用賀追分→田中橋→延命地蔵→大空閣寺→慈眼寺→瀬田玉川神社→玉川大師→行善寺→調布橋→玉川町会会館(二子玉川駅南) <所要時間3時間>
「大山みちウォーク&トーク」に6月20日に行ってまいりました。このイベントは、午前中のウォークと午後のトークから成り、伊勢原・高津・二子・用賀の地域合同で行われました。
中心になっているのは玉川町会さんで、再開発で超高層マンションが建ち新しい住民の方が増える→古い住民と新しい住民をどうやってまとめ、盛り上げていくか→というけっこう切実なまちづくりイベントでした(午後のトークでやっとイベントのねらいがわかりました)。
午前中の「ウォーク」は、用賀から二子玉川まで、慈眼寺ルートと行善寺ルートの2系統の大山街道を歩きました。私が参加したのは用賀コースで、他に、玉電砧線跡地や治太夫橋をめぐる二子玉川コースもありました。
梅雨に入り天気が心配でしたが、快晴ではなくても曇りで、蒸し暑かったですが、まずまずの天気でした。
ウォークは、ハロー*ようがの平井夏子さんにご案内していただきましたが、見所の説明が簡潔な上、「へえ、そんな面白い場所なのか」という情報もはさみつつ、参加者のみなさんの興味をひきつけていました。
この地区は何度も歩いていますが、発見に溢れた歩きになりました。
「スムーズな説明、すごいですね」と平井さんに声をかけると、前日、一人でぶつぶつと何度も説明の練習をされたとのことだそうです。ありがとうございます。
10時にハロー*ようがに集合、参加費500円を払い、参加者で記念撮影後、ハロー*ようがを出発。
延命地蔵からはまず慈眼寺ルート、玉川大師から田園都市線をまたぎ、行善寺へ登り、そこから行火坂を下り二子玉川の玉川町会会館前に12時に着きました。
ウォークの参加者には見学する寺社や道標などのポイントを印刷したカードと、「ひょうたんから水」を旅の友として支給されます。
今回のウォークの目玉は、私だけかもしれませんが、なんと言っても玉川大師です。真っ暗闇の細い回廊を手で壁をさぐりながら(バンバン叩きながら)進みました。
地下5m、全長100mにも及ぶ霊場(通路)は、本当に真っ暗で、特に下り坂になっている部分は恐ろしく、なかなか前に進めませんでした。
地下霊場に入るには、お堂に上がり、お寺の方の説明をうかがいます。100円を払い、お寺の専用サンダルに履き替え、地下へと降りていきます。
少し暗闇
↓
葬頭河のお婆さん
(奪衣婆。すごい顔をしている)
↓
さらなる暗闇
↓
鍵がある。これに触れることができれば
長生きができる
↓
長い暗闇
↓
明るくなって、
四国遍路88か所と西国三十三番めぐり。
88か所の方では、自分の歳と同じ大師様を探し、特によくお詣りする
↓
しもの神様
(しもの病気にならないようお詣り)
↓
干支の神様
(自分の干支にお詣り)
↓
銅鑼を鳴らし、満願。
(団体で入ると、始終銅鑼やお鈴の音が響いている)
出口
というようにいろいろな神様にお詣りできる、かなり盛りだくさんな100mとなっています。そのせいか、地上に戻り屋外に出た時はどっと疲れがきました。
今回は団体でしたが、一人だと怖くて無理かも知れません。でも、また行ってみたいし、他の人も連れて行ってみたいと思っています。