著者紹介
岡澤重男(おかざわ・しげお)
1947年、長野県長野市に生まれる。少年時代は、北に飯縄山、西に北アルプス、東に菅平の山々を眺めながら、自然豊かな野山で遊ぶ。中学校2年生の時、学校行事として行われていた集団登山で燕岳に登る。以降、山歩きに興味を持ち、中学時代から高校時代にかけ、近辺の低山や飯縄山、戸隠山、黒姫、妙高など北信濃の山々を歩く。
1965年(株)リコー東京本社に勤務。仕事の合間に東丹沢や南アルプスの主なルートを歩く。また同時に法政大学第2文学部に学び、教員免許を取得する。
1971年~2007年、神奈川県相模原市の小学校に勤務。授業や学級通信を通じ、季節の変化にともなって移り変わる自然の美しさや不思議さを、子どもたちと分かち合う。また夏期休暇を利用して、南アルプスをはじめ、北・中央アルプスや八ヶ岳にも通うようになり、主なルートを歩く。
1996年、ニフティサーブに加入、山のフォーラムで「地図にない道」を歩くことの楽しさを知る。2000年、ホームページ「ようこそ! 山へ!!」を開設。写真、ルポ、エッセーなどを通して丹沢の魅力を発信。現在も、ネットを通して知り合った仲間と情報を交換し合いながら、道志・丹沢周辺の「名もない尾根」を中心に歩き続けている。
岡澤重男さんのホームページはこちら 「ようこそ! 山へ!!」
『大山 北尾根・支尾根』目次
この本を読む人へ
概略図 大山北面の尾根と沢/大山北面の主な道
地図集について
地図集(カラー)
第1章 大山北尾根
1.ヨモギ尾根を登ってポトフを作る
札掛~ヨモギ平~三ノ塔~富士見橋~札掛
コラム 初めての大山北尾根
2.トコトン、大山北尾根 緑の垂直分布を楽しむ
大山北尾根~金沢キャンプ場~唐沢キャンプ場~
黒岩~物見峠~煤ヶ谷
資 料 山里の人々とハイカー(清川村)
第2章 送電線鉄塔の建つ尾根
3.大山北尾根の枝尾根を登る
地獄沢橋~西沢ノ頭~大山~諸戸
コラム 山頂から
4.地獄沢橋を基点に、大山・北尾根を周回する
地獄沢橋~14号鉄塔~大山~西沢ノ頭~15号鉄塔~地獄沢橋
資 料 大山山頂と阿夫利神社
5.春と冬を一度に楽しむ
地獄沢橋~16号鉄塔~北尾根~14号鉄塔~地獄沢橋
6.淡い緑から濃い緑へ…緑の垂直分布
大山北尾根~18号鉄塔~鍋嵐山~宮ヶ瀬尾根
資 料 北尾根のモノレールと森林整備事業
7.日溜まりハイク
大山北尾根~13号鉄塔~12号鉄塔~11号鉄塔
コラム お中道
第3章 大山周辺 まだまだ静か
8.大山周辺 まだまだ静かな散策路
簑毛~大山南南西尾根~大山~石尊沢左岸尾根~唐沢峠~
梅ノ木尾根~日向薬師
資 料 「送電線鉄塔」編集部だより
9.「ふれあいの森」を起点に、大山東側の尾根を探訪
屏風尾根(仮称)~大山~石尊尾根(仮称)~鍵掛尾根(仮称)
10.送電鉄塔群を訪ね歩く
ヤビツ峠~送電鉄塔No.9→No.18~物見峠~煤ヶ谷
コラム 新多摩線13号鉄塔
山を歩き、記録を書いたボクの原点「学級便り」
東丹沢山行記録表一覧
あとがき
『大山 北尾根・支尾根』扉
その他のオススメ商品
東丹沢一枚地図
販売価格(税込): 880 円
「大山北尾根・支尾根」に収載した10コースを2.5万分の1地形図に書き入れました。国土地理院発行の2.5万分の1地形図「伊勢原」「大山」「上溝」「厚木」「秦野」「青野原」6枚をつなぎ合わせた便利な地図です。裏面は大山の西側、東京電力の送電線(新多摩線)の鉄塔尾根を中心に1万分の1地形図。支尾根、支沢の名前も書き入れました。