著者紹介
地図研究家・編集者。東京都世田谷区玉川奥沢町に生まれる。
国学院大学文学部史学科卒。柳田国男・金田一京助の講義も聴く。昭和55(1980)年、国連エスキャップ実施の第3次アジアハイウェー調査に参加。インド・スリランカのアジアハイウェー地図を編集。出版社で、地図関連本を編集。大山街道・R246地域間ネットワーク交流会市民委員。現在、川崎市宮前区歴史文化調査会員、日本国際地図学会員。
「日中の地図に見られる河川・湖沼の地名」「地図に見られる日本とアイヌの河川・湖沼・湿地の地名」 (日本国際地図学会機関誌「地図」)、「日本の地名」(地図協会機関誌「地図の友」)、「新・地図と地名」(地図調整業協会機関誌)などへの執筆がある。
著書『ホントに歩く大山街道』(風人社、2007年)
博地図.comさんのHPに中平さんが連載された記事があります。
中平さんのひととなりがわかりますので、ぜひご覧下さい。
博地図.com
http://www.hakuchizu.com/
博地図.com「地図職人研究家コーナー 」
中平龍二郎氏(武揚堂OB) 「地図で楽しむ一人旅」
http://hakuchizu.com/modules/pico01/index.php?cat_id=6
第一回から第六回まであり、中平さんの地形図に関する関心や大山街道にのめり込んでいかれた過程が詳しいです。
本書の目次
この本を読む人へ
大山道で出あう石造物
1.柏尾通り大山道 (柏尾⇒大山)
(1)柏尾から長後
(2)長後から門沢橋
(3)門沢橋から下糟屋
(4)下糟屋から大山山頂
●大山道バリエーション 保土ヶ谷からの大山道
■コラム 道路の名称のつけ方
2.中原豊田通り大山道 (平塚⇒下糟屋)
(1)平塚本宿から中原
(2)豊田本郷から伊勢原
■コラム 相模平野の微地形
■コラム 街道を走る路線バス
■コラム 伊勢原市上谷の石田牧場
3.矢崎通り大山道・平塚駅大山道 (平塚⇒伊勢原)
(1)平塚新宿から中原
(2)豊田本郷から伊勢原
■コラム 鳥居
4.糟屋通り大山道 (須賀湊⇒下糟屋)
柳島通り大山道 (柳島湊⇒寒川)
(1)須賀湊から真土
(2)真土から下糟屋
(3)柳島通り大山道
■コラム バスに乗る
5.田村通り大山道 (大山⇒藤沢⇒江の島)
(1)石倉橋から田村
(2)田村から四ツ谷
(3)四ツ谷から藤沢、江の島へ
■コラム 二の鳥居と山口家住宅
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ホントに歩く甲州道(大山街道と甲州街道をつなぐ道・R412)
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神奈川のど真ん中を貫く国道412号の旧道を歩く。大山街道と東海道をつなぐ道。甲州方面からの大山道でもあります。