2012年 10月 2日 火曜日
 

お気軽にお問い合わせください。 info@fujinsha.co.jp

★出版までの流れ

1.はじめに

2.費用について    値段表

3.最初のお問い合わせ

4.原稿の作成

5.編集・制作・入稿

6.納品・書店委託販売

 

1.はじめに

 弊社は、商業出版の版元として創立し、その後、他社版元発行本の編集・制作の請負事業も行ってまいりました。(実績は別表にあります)
 また、商業出版だけではなく、学会誌などの団体機関誌、研究紀要や団体非営利出版本の編集・制作も数たくさんお手伝いさせていただいてまいりました。
 個人の自費出版につきましては、私家版の場合も、また弊社が版元を引き受けて商業出版本として流通する場合も、いずれもご相談にのってまいりました。

 弊社の創立は平成元年(1989)ですので、20数年の実績となりました。とにかく、本作りの仕事は楽しいのです。今まで、いやで仕方なかった本作りの経験はありません。それがいちばんの自慢です。
 ですから、もし私どもに本作りのお手伝いのご用命を賜る幸運がございましたら、精一杯誠意と意欲と楽しみをもって、お手伝いしたいと思っております。
 よろしくお願い申しあげます。

2.費用について

 最初に費用について知りたいというご希望があるのは、ごもっともです。
 弊社では、四六判(もしくはB6判)208ページの単行本で約80万円(税抜)です。例えば、『80歳。山はまだ卒業できない』は、それ以下でした。
 自費出版会社のA社で136万円の見積をもらった著者が弊社に相談されました。インターネットの自動見積で調べると、B社で100万円、大手有名出版社では、ブランド・プレミアムがつくのでしょうか、190万円〜200万円。最高では235万円でした(実際にこの額で制作された実例を存じております)。

 『80歳。山はまだ卒業できない』は、日本図書館協会選定図書となり、また書店への委託配本で新宿紀伊國屋書店本店などで平積み展示になり、期待以上の展開になりました。

 費用見積については、本は個々のケースバイケースによる不確定要素が多く、決められたルーチンワークでの見積と、個々の著者に合わせたオーダーメイド仕様では、標準見積額とはずいぶん違ってくることもあるでしょう。
 弊社の標準価格の値段表を作成しておきましたので、ご参考にしてください→こちら。ただ、あくまでも弊社の予定した作業内容、仕様であることをお含みおきください。

 それから、弊社を含めた数社に、同時に見積をお取りになることは、弊社にとりまして困るどころか、逆で、とても安心できる良い条件になります。いろんな面でぜひよく比較ご検討してください。

3.最初のお問い合わせ

 まず、お気軽にメール、御手紙、お電話、ファクスなどで最初のお問い合わせをください。
 出版の心の準備のどんな段階でもかまいません。
 最初にお聞きしたいのは、本を出したい理由や「思い」についてと、私家版なのか一般流通本なのかということです。
 
 本を出したい事情と「思い」がいちばん重要で、これがしっかりしていると、本の完成までの各段階にあるハードルや思わぬ壁に当たったときに、乗り越える力になります。「迷ったらここに戻る」原点ですので、よくお話しをお聞きしたいと思います。
 本作りの細部の決定判断も、結局、この原点に照らし合わせて決めていきます。

4.原稿の作成

a.私家版で、すでに原稿が揃っていて、編集やリライトや校正などの作業を弊社に依頼する必要がない場合も、制作のみのご相談をお受けします。印刷・製本の発注をプロの管理でお手伝いします。

b.私家版で、原稿が出来上がっていて、編集者の目で添削や校正、リライトをご希望の場合も、もちろんお手伝いします。費用は、標準かオプションかはケースによります。

c.印刷・製本をしないで、原稿添削の場合のみも、ご相談ください。原稿を拝読しての感想レポートも作成します(要費用)。プロリーダー(読者)もお受けします。

d.原稿をこれから作られる方へのアドバイスや、録音での原稿作成もいたします。本を一緒につくる面白さを楽しみたいものです。

e.出来上がっている原稿、これから原稿を作成する場合のいずれでも、一般書店流通の弊社刊行本形態とする場合は、商業出版本としての、また弊社刊行本としての編集作業が必要です。標準費用に含まれています。

 前記の3.をしっかりと固めた上で、完成原稿を作成しましょう。

5.編集・制作・入稿

 4.の形態決定の段階で、出版契約書を作成します。ここまでは無料ですが、弊社の実作業が生じる段階から、契約前受金(仕掛かり金)を申し受けます。
 この段階で、細かい仕様の決定の他、他の発行条件のすべてについて相談して決めていきます。
 印刷所入稿は大きな区切りです。もう、発行までの峠は越えています。後は一瀉千里です。
 残高精算は、納品時になります。

6.納品・書店委託販売

 ご希望により、できあがった本を、全国の書店から取り寄せできる登録はもちろん、少部数ですが大型書店に委託配本が可能です。その条件もご相談いたします。

 以上、簡単に流れに沿ってご説明いたしました。
 ぜひ、最初のお問い合わせを、お待ちしております。
 よい出会いがうまれますよう、切に願っております。

お気軽にお問い合わせください。

info@fujinsha.co.jp

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