4/25/09

風人社トップ 大山街道編集日誌

『ホントに歩く大山街道』の著者、中平龍二郎さんがラジオに出ます 

「ふるさと自慢うた自慢」という番組で、NHK第一。
 放送日は5月30日(土)午後9時5分〜9時55分

http://www.nhk.or.jp/radiodir/shou/f_uta/

 4月17日に川崎市宮前市民館でその収録がありました。
 これは公開番組で、宮前区の6人の方(男女3人ずつ)がそれぞれ、自分の地域のお国自慢をし(農業とか所属している伝統芸能のサークルのことなど)、その後、なぜか歌を一曲披露するというものです。お国自慢と歌は男女一組ずつの対抗戦になっていて、一組終了ごとに審査員(これも地元の方)が判定します。今回は女性のチームリーダーが島倉千代子さん、男性が美川憲一さんでした。

 男性チームは、中平さん(宮前区の大山街道)、メロン栽培の方、花桃(実ではなく花がメイン)栽培の方。女性チームは、野川(川崎市宮前区の地域)かるた作成者、川崎フロンターレが経営するフットサル場の職員の方、太鼓チームで笛を吹かれている方でした。

 実は、宮前区から中平さんに依頼があった時に、「歌があるから断ろうと思います」と言われ、またとないチャンスに「応援でもなんでもしますから、是非出てください」、と言ってしまった手前、私も歌の応援で参加しました。歌は近江俊郎さんの「山小屋の灯火」(米山正夫さん作詞作曲)で、私はあまり馴染みがなかったのですが、素敵な歌と思いました。不安だったので、中平さんと事前に30分ほど、カラオケボックスで練習をしました(ひたすら、「山小屋の灯火」の1番だけ繰り返しました)。歌の応援には、もう一人参加しました。大山みちの会の岩田さんは強力な助っ人で、アコーデオンで伴奏してくださいました。本番は1分強の短い時間でしたが、なんとか無事終了しました。他の出演者の皆さんも堂々と話し、歌われていました。私はあまり応援の役には立ちませんでしたが、ラジオ番組の舞台裏を見る貴重な体験をさせて頂きました。男女の戦いの結果は、本放送をお聞き下さい。公開録音は、18時半からでしたが、出演者の方は朝から晩まで一日がかりだったそうです。

 番組中の中平さんのお話は非常に面白かったです。アナウンサーとリーダーの美川さんとの対話形式でしたが、リラックスされて素敵な受け答えでした。「宮前区の大山街道」というテーマで出演されたので、小台坂や八幡坂など、県外の多くの方にとってはマニアックな内容だったかもしれませんが、大山街道自体の説明もされ、大山街道という言葉の認知度が上がったのではないでしょうか。残念なのは、NHKということで本の宣伝はだめ、本を出しているということも、宮前区限定の本でないために一言も紹介がなかったことですが、中平さんと大山街道のPRにはなったと思います。話を聞いて面白いと思った方が、本にたどりついてくれることを願っています。(2009年4月25日 (こ)記)

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