●No.53 大野〜水口<北脇>(8.2km)
大野今郷〜水口宿東見附跡〜水口城跡〜林口一里塚〜北脇
[コラム]水口とかんぴょう
●No.54 水口<北脇>〜石部(8.6km)
北脇〜横田の渡し(横田橋)〜三雲〜由良谷川隧道〜石部宿東入口
[コラム] 猿飛佐助と三雲城
●No.55 石部〜手原(8km)
石部宿東入口〜上道・下道分岐〜六地蔵〜手原(上鈎東交差点)
[コラム]ゴルジュ(喉)を通る東海道
●No.56 手原〜南草津(7.4km)
手原(上鈎東交差点)〜草津川橋〜田中七左衛門本陣〜野路〜狼川
[コラム]矢橋道、ここが思案のうばがもち
☆第14集のかんたん内容
第14集は近江を行く道です。
鈴鹿を越え、一見平坦な道ばかりと思うかもしれません。
しかし、川越えや谷間も縫うし、東海道からちょっと道を入れば山登りです。
農業大国滋賀県は、川や琵琶湖の水にも恵まれ、水田や畑も多く、
田園風景の美しい中を歩きます。
天然記念物のうつくしまつ、猿飛佐助が修行したと伝わる落ちそうで落ちない八丈岩。
ダイナミックな景色にすぐたどりつけるのも、第14集の東海道のポイントです。
交通手段は草津線。単線で乗り継ぎがうまくいかなかったりイライラすることもありますが、
東海道と手原近くまで東海道ととも併走し、心強いです。
車窓から東海道が見え、嬉しくもなります。
近江は京都に近く、交通の要衝だったため、江戸時代はいろいろな藩領が複雑に分布していました。
14集の東海道は、甲賀市、湖南市、栗東市、草津市の4つの市を通っています。平成の大合併の前はもっと細かく分かれていました。藩領の領界石が多く見られることからも、そのことを感じました。
水口のシンプルなスヤキ(具は、もやしとねぎだけ)、近江牛(食べれませんでしたが、看板はいっぱい見ました)、うばがもち。日本酒の蔵元も多かったです。
東海道53次の京都三条大橋まではあと少し。ゴールが見えてきました。
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