●2008年9月24日(水)
 今日は、この欄にひとこと記したいくらいの、爽やかな秋風の吹くいい天気です。高い空の雲も美しい模様を描いています。連休の前半は台風の影響で、ちょっとでかけるのは嫌でしたからね。昨日は、「地獄沢ー14号鉄塔ー北尾根ー石尊沢左岸尾根ー唐沢峠ー大沢分岐ー日向薬師」に行ってきました。熊にあいました。立ち去って、無事です。

 今日、請負仕事の本を校了します。全ページ英文の医学の学術書で、オールカラー144頁。『市場の風景』が気に入ってくださって、「まったく同じような体裁で作ってください」とのご依頼でした。まず、体裁はいい出来になったと自負しています。「書店からも買えるようにしてください」とのことで、弊社が発行元になりました。しかし、全文英文の本文校正は、医学専門書以前に、横文字不得手で、校正は請け負えず、お役に立ちませんでした。この仕事は、結局、ご依頼から半年もかかりました。
 もう1冊は、短期決戦で、明日、色校正が出ます。山場は先週で越えました。
 新しい請負の準備を始めています。ガラッと雰囲気のちがう映画関係です。
 本業は、新しい企画で、地道な現地調査の第1回目を近々行います。(お)
●2008年9月16日(月)
 『大山北尾根・支尾根』の紹介記事、アップしました→こちら。とてもよい紹介で嬉しいです。どうもありがとうございました。(こ)

●2008年9月12日(金)
 山岳雑誌「岳人」に記事を書かせていただきました。最初の第1次原稿は、次のような書き出しでしたが、最終的にはまったく違う原稿になりました。
 「いきなり謝罪です。私ごときが記事を書くなんて。恥知らず! と自分を罵りながら、いつかどこかで、この同じパターンを繰り返しているぞ、と気づいています・・・・」
 名門山岳雑誌「岳人」から原稿依頼を受けること自体が青天の霹靂で、恐れ多くてとても引き受けられない、と思いました。もう少し消極的な気持ちとしては、私ごときが書いたら、どんな批難を受けるかもしれず、それも恐ろしいことでした。でも、考えました。私は、自分の作った本を広めなければならない。そのためには、いつも安全な態度ばかりですむはずはない。批難くらい耐え忍んで、本の宣伝としては、滅多にないビッグチャンスなのだから、恥知らずな、恐れ多いことくらい、腹をくくった確信犯で、「同じパターン」を繰り返すことに決断しました。
 同じパターンというのは、無謀な行為を平然としてしまうということです。
 どうか、山岳関係だけでなく、各方面の諸先輩のみなさま、今回の破廉恥をお赦しください。
 同じ号に、『誰も知らない丹沢』の紹介もあり(→こちら)、さらに書評ページには、三宅岳さんの署名書評が載っています。「岳人」は、どうか、ぜひお買い求めください。私は、「岳人」の宣伝につとめなければバチがあたります。

 これを書いた後、嬉しいニュースが続きました。「相模原経済新聞」(2008年9月10日)5面に、『大山北尾根・支尾根』の紹介が載りました。また、今朝、毎日新聞をご覧になった方から、問い合わせの電話が続いてありました。「毎日新聞」(2008年9月12日)朝刊、神奈川県版にカラーで大きく紹介記事がでました。待っていた紹介記事が出始めて、すごく嬉しい気持ちです。これからもしばらく続く気配です。いや、続いてほしい。(お)
●2008年9月9日(火)
 
雨の日が続きましたが、今日はとても爽やかな一日でした。久しぶりに会社の窓から富士山も見えました。
 8月末から組版作業の仕事があり、何日か連続で没頭しておりました。規則がしっかりしていて、あれこれ悩まず没頭できる作業が好きなので、精神的に落ち着きました。

  『ホントに歩く大山街道』編集日誌を更新いたしました。(こ)


●2008年8月30日(土)
 
昨日(8/29)の伊勢原タイムで『大山北尾根・支尾根』が紹介されました。とてもよい紹介文です。どうもありがとうございます。→こちら

 『ホントに歩く大山街道』編集日誌を更新いたしました。(こ)


●2008年8月27日(水)
 
すっかり秋めきました。というより、もう秋でしょうか。あっという間に日々が過ぎゆく気がします。前回、私がこの欄に記したのは、7月16日でした。真夏の間、私は何をしていたのでしょうか。
 『大山北尾根・支尾根』の発行が、やはりいちばん大きな仕事でした。無事?刊行できて、今はやはりちょっと気がゆるんでいます。本業ではない処理すべき雑務がたくさんあって、本当はそれを楽しんでこなしていければいいのですけれど、心おちつかないのがスマートでありません。
 仕事以外では、お盆に山岳会の山行で、南アルプス(光岳・易老岳・茶臼岳・上河内岳・聖岳・奧聖岳)をテント泊で縦走してきました。このとき、ラジオで定時に気象ニュースを聞いていたのですが、新潟の大雨がずっと報道されていました。そして、帰ったら、白馬岳の雪渓での事故が報じられました。今年4月から、気象の勉強というより、観察と記録分析を試み始めていますが、山には気象遭難という危険があることを心しています。新しいことの勉強は楽しいものです。
 仕事は、未知の道シリーズでは、長期計画で、平地の街道をまたしばらく定期的に歩いていくことに決めました。
 丹沢の山のほうは、次回は趣を変えるアイディアを温めています。シリーズのお陰で知り合えた多くの人のお力をお借りしたいと思っています。このページや、「愛読者通信」の読者のみなさま、何なりと、お便り、資料、情報をお寄せください。一緒に作っていきましょう。(お)
●2008年8月25日(月)
 
先週後半から急に寒くなりました。みなさま、体調はいかがですか。

 8月初めから販売になった『大山北尾根・支尾根』、多くの書店様で順調にご販売いただいております。どうもありがとうございます。展示して下さっている書店様名をアップしました。→こちら

 8月22日(金)相模原市役所内の記者クラブで『大山北尾根・支尾根』のプレスリリースを岡澤さんが行いました。その様子を『大山北尾根・支尾根』編集日誌にアップいたしました。(こ)


●2008年7月31日(木)
 
7月最終日、暑いですね。会社の部屋に、セミの鳴き声がさかんに聞こえてきます。
 明日8月1日、『大山北尾根・支尾根』が取次搬入になります。昨日、納品伝票をコンピュータで入力していたら、ちょうど1年前の同じ日に『ホントに歩く大山街道』も取次搬入していて、1年も経ってしまったのかと思いました。

 『大山北尾根・支尾根』編集日誌を更新いたしました。(こ)


●2008年7月30日(水)
 
7月25日、『大山北尾根・支尾根』出来上がりました。著者の岡澤さんはじめ多くの方々のおかげでやっと形になって、感慨深いものがあります。どうもありがとうございます。

 また、この出来上がりに合わせたように、「伊勢原タイム」に近刊予定として『大山北尾根・支尾根』の紹介記事が出ました(→こちら)。伊勢原タイムさんには、『ホントに歩く大山街道』の時も何度か紹介していただき、大変ありがたいです。

 『大山北尾根・支尾根』の取次搬入は8月1日、店頭に並ぶのは5日ぐらいですが、先行して文教堂伊勢原とうきゅう店さんでは26日から大々的に発売して頂いております。本をご覧になりたい方は是非お店の方に行ってみてください。(こ)


●2008年7月23日(水)
 
大変暑いですね。みなさま、お体お変わりありませんでしょうか。
 本日午後、『大山北尾根・支尾根』の刷り出しを印刷所の方が届けて下さいました。製本はされていませんが、実際の紙に印刷されたものはまたいいなと感激いたしました。

 『大山北尾根・支尾根』編集日誌を更新いたしました。本日、愛読者通信を発信いたしました。もし登録されていて届かない方がいらっしゃいましたら、ご一報下さい。

 『ホントに歩く大山街道』編集日誌を更新いたしました。(こ)


●2008年7月17日(木)
 
今月号の「岳人」に、「東丹沢2万5千分の1 一枚地図」のプレゼントアナウンスが掲載されました。→こちら
 私は昨夜見て、「凄い」と言ってしまいました。アナウンスの文面にご厚意の気持ちが感じられるからです。こういうアナウンスは、人の気持ちに伝わります。昨夜、山岳会の例会で、何人かに「岳人、見たよ」と言われて、とても嬉しくなりました。(お)

●2008年7月16日(水)
 
昨日7月15日、『大山北尾根・支尾根』を、最後は結局、アクロバティックな入稿・校了を無事?ゴールしました。
 皆様のお陰様です。愛読者通信の方には、改めましてご挨拶メールをお送りします。
 自分たちでは、ずいぶん充実した本になったと悦に入っています。目次をご覧ください。→こちら
 それから、おまけの一枚地図、まだ残りがあります。発売日までにご予約くだされば、地図を無料でお送りしますので、どうぞこの機会に。(お)
●2008年7月12日(土)
 
『大山北尾根・支尾根』を7月9日に印刷所入稿いたしました。関係者のみなさま、どうもありがとうございました。『大山北尾根・支尾根』編集日誌を更新いたしました。(こ)
●2008年7月2日(水)
 
『大山北尾根・支尾根』編集日誌を更新いたしました。(こ)
●2008年7月1日(火)
 
昨2007年の科学ジャーナリスト賞を、季刊「ミクロスコピア」誌編集長の藤田恒夫さんが受賞されたニュースは、本欄でも既に何度か触れてきました。本当は、「藤田さん」などと気安く書けないほどの偉大な学者で、その凄さを一言で紹介することなど、とうていできません。
 そこで、「藤田さん」を知るには、一般書では岩波新書の名著『腸は考える』があるのですが、その本の他にぜひとも弊社発行の『鍋のなかの解剖学』『続 鍋のなかの解剖学』をお買い求めくださって、お読みいただきたいのです。本を贈呈されたり、貸してもらったりしたのではなく、「本を買って読む」喜びを(自社本で手前味噌を承知で申し上げれば)、味わっていただきたいなあと念じております。
 ところで、弊社が藤田さんの単著本の発行元になれたこと自体が、社史に輝く光栄なことでした。
 私には非常に思い出深いものがあります。1994年の暮れ近い秋でした。付随的なことながら、やはり社史の非常に重要な(つまり倒産せずに続けてこられた要因でもある)エポックメイキングになった、Macintoshの新世代機PowerMacを、「清水の舞台から飛び降り買い」をして、DTP事始めをした本でもありました。
 岩波書店以外でも、どこの出版社からでも本をお出しになれるのに、マイナーきわまりない弊社を藤田さんがご指名くださったことは、僥倖と言っただけではすまないものです。この本のことで、初めて新潟大学をお訪ねしたのが初対面でした。
 先週の土曜日(6月28日)、その日のことを新幹線の車中で思い出しながら、新潟市民プラザで開催された「ミクロスコピア創刊25周年記念講演会・祝賀会」に行ってきました。(講演の内容は、私では紹介しきれませんので、「ミ誌」や関連のHPをご覧下さい)
 藤田さんとのおつきあいでは、どこまで幸運なのか、なんとこの講演会・祝賀会の「協賛」に、弊社の名前を掲げていただきました。この上ない光栄なことです。祝賀会パーティでは、「日本の頭脳」が密集した雰囲気の中で、私などは場違いで、参加者との名刺交換も、緊張しっぱなしでした。
 いずれにしても素晴らしい催し物でした。私は、最終近い新幹線に乗り、帰宅は午前1時を過ぎていました。でも、素晴らしい一日でした。藤田先生! ありがとうございました。(お)
●2008年6月25日(水)
 
仁木一郎さんの『市場の風景』が雑誌「サライ」と「四季の味」で紹介されました。ありがとうございます。→こちら

 『大山北尾根・支尾根』、シリーズ前巻の『ホントに歩く大山街道』同様、フィニッシュ近くになっても日程が立てられず、おろおろして、今日、どうにか予定を立てました(ちょっと本日のメニュー未消化になるかもしれません)。お尻に火が点いても、なかなかこの行動がとれず、著者をはじめ書店様やお客様に大変ご迷惑をかけております。申し訳ありません。
 だんだん細部がかたまってきて、1ページ、1ページが良くなってきた感じがします。

 時節柄と不摂生のためか、喉をいため、声がガラガラです。電話営業撃退には効果的なのですが。。みなさまもお気を付け下さい。(こ)


●2008年6月13日(金)
 
本日、「東京造形大学研究報」別冊の増刷分が無事、納品となりました。

 『大山北尾根・支尾根』編集日誌、更新いたしました。(こ)


●2008年6月11日(水)
 
今日、嬉しいニュースがありました。「岳人」編集部から電話がありました。これは、「岳人」の宣伝にもなるので、ぜひお伝えしなければと思いました。「東丹沢一枚地図」を「岳人」編集部宛にもご参考資料としてお送りしましたら、読者プレゼントの商品に取り上げてくださることになりました。5部希望とのことでしたが、残部がありますので、10部をご提供しました。本欄をご覧の皆様、「岳人」を買って(7月15日発行、8月号)、応募してください。限定品なので、ぜひ、ゲットしてください。また、弊社の『大山北尾根・支尾根』ご予約者プレゼントの分も、まだ残部がありますので、今のうちにお早めにお申し込みください。(お)
●2008年6月10日(火)
 
今日は久しぶりによい天気で、さわやかです。不覚にも、私は洗濯のチャンスを逃しました。
 先週、事務所の蛍光灯2機が新しくなりました。たぶんマンション建築当初からある40年モノだったと思うのですが、新しくなった電灯は蛍光灯も1本増え、明るくなりました。大家さんに感謝です。

 『大山北尾根・支尾根』編集日誌のページを作りました。よろしくお願いいたします。(こ)


●2008年6月5日(木)
 

 ←文教堂伊勢原とうきゅう店さんの『大山北尾根・支尾根』のディスプレーです。先週、太田店長さんが売り場の画像を送ってくださいました。
 お客様へのアピール度はすごいものと思います。本当に、どうもありがとうございました。
 伊勢原・丹沢方面へ行かれた際には、是非、実物をご覧になって下さい。

 『大山北尾根・支尾根』の編集日誌のページを作り始めて、シリーズ1『誰も知らない丹沢』の編集日誌とファイルの階層が混乱し(というより、私の頭の中が混乱し)、頓挫しています。本当はその冒頭にこの画像を載せたかったのですが、取り急ぎこちらにアップいたしました。

あまりの迫力に、驚きというか、昨年していただきました『ホントに歩く大山街道』のお酒の樽のディスプレーの時もそうでしたが、怖くなりました。上の御予約受付中は、お店のスタッフの方が作って下さったそうです。プロのすごさに感じ入りました。  3月に作りました「東京造形大学研究報」の別冊が増刷になり、昨日、修正データの校了が無事終わりました。

 今週、梅雨入りしたとたん、急に寒くなりました。みなさま、体調を崩されませぬようお気を付け下さい。(こ)