●2007年8月29日(水)
 8月30日(木)配布の地域紙「ショッパー」の、綾瀬・海老名・伊勢原・厚木版(10万部)に、『ホントに歩く大山街道』の紹介記事が出ます。該当地域の本欄の読者の方は、ちょっと見てみてください、
 続いて8月31日(金)配布の地域紙「タウンニュース」川崎市高津版(44700部)にも、同様に紹介されます。こちらは、読者プレゼントコーナーにも出品しましたので、該当地域の方は、ご覧くださって、既にご購入の方もぜひ応募してみてください。
 さて、どれくらいの反響があるか、とても楽しみです。神奈川県の展示書店さんは毎日増えています。ただ、補充回転がないと、いくら当初書店注文が増えても喜んでばかりはいられません。実際の売れ行きが心配です。

 弊社刊行書籍ラインナップの『唯臓論』を品切れ絶版としました。今日、3件のご注文と、ちょっと前に取次注文がありましたが、弊社としては創業以来初めての品切れ回答です。今日の電話ご注文の方には申し訳ない思いでした。
 また、本書の生みの協力者であるKAZESAYAGE読者には、ちょっとした裏切りになったことをいつかお詫びしなければと思っていましたが、言い出しにくく、今日になりました。経緯につきましては、記録を残してありますので、必要なときに発表します。
 昨秋、ご案内の通り、「サンデー毎日」に驚くべき書評が出ましたが、その効果で、なんと間髪おかず、直後に中央公論新社から著者へ、文庫本化の打診があり、著者の希望で結局、弊社版を品切れとしました。無念です。多くの新たな読者に広まることは喜ぶべきことですが、その片隅でちっぽけな死骸ものこされています。

 さて、今秋はガッツで越えねばならない楽しい山々を目前に見ています。どの本も立派に育ち、多くの方のお役に立つよう、切に祈っています。作るか作らないか、それはゼロか在るかの境界で、生むことの楽しみでもあります。
 頑張らなくちゃ。(お)


●2007年8月24日(金)
 お知らせがあります。
 和田静子さんの『いとしき草花』の全原画展は、去る4月に飯田市美術博物館にて大盛況で開催されましたが、来る9月11日〜17日に、再び飯田市ですが、平安堂飯田店様の画廊にて開催されます。
 〒395-0804  飯田市鼎名古熊660-1
 TEL.0265-24-4545 FAX.0265-53-3223

 ご関心のある方は、弊社もしくは上記平安堂さんにお問い合わせください。
 16日(日)に和田さんのサイン会もする予定で、そのときはわたしもお手伝いにあがります。
 平安堂さん以外にも、そのあと2か所での展覧会の企画も上がっています。決まりましたら、お知らせします。

 久しぶりに、弊社の仕事を手伝っていただけるアルバイトの方を探そうかと思っています。性別・年齢・学歴・職歴などは問いません。仕事は、弊社業務の全般にわたります(つまり何から何までの雑用オンパレード)。勤務時間と期間についてはご相談します。今までの経験では、マスコミ関係や印刷・デザイン方面などの職種に求職活動中の方には、このアルバイトはお役に立って喜んでもらえたと思います。編集・組版の現場前線で手伝ってもらいますので、技能学校に授業料を払わずにもっと実践的な技術が身に付くことになるかも知れません。今まで、そうなって就職された方もたくさんおられます。しかし、人によっては結構厳しい仕事かも知れません。まじめな性格で、仕事自体を楽しめる方がいいなあ、と思っています。ご希望の方は、まず、メールをください。(お)


●2007年8月20日(月)
 本日、先週できなかったタオルの洗濯をしました。

 『ホントに歩く大山街道』編集日誌を更新しました。(こ)


●2007年8月13日(月)
 残暑お見舞い申し上げます。

 お盆のせいか、会社前の環七は驚くほど交通量が少ないです。
 困ったのは、会社のタオルの洗濯がたまっていたので、こんな暑い日はぴったり、と近くの銭湯にあるコインランドリーに向かったら、「都合により休みます」とドアが閉まっていました。「ちょっとぉ」と突っ込みを入れたくなりましたが、お風呂屋さんもお盆ですね。
 暑い時期ですが、皆様お元気でお過ごし下さい。(こ)

今日は夏らしい雲の青空でした(会社西側の窓から)。大山は見えませんでしたが、他の丹沢の山々が見えました。夕方、この雲も消え、富士山の頭の部分が見え、ラッキーな気分です。


●2007年8月9日(木)
 
今日、読売新聞夕刊に『ホントに歩く大山街道』の広告を出しました。詳しくは『ホントに歩く大山街道』編集日誌をご覧下さい。
 何しろ、一昨日にこの広告の出稿の話が提案されて決定したという突然のものですが、文教堂伊勢原とうきゅう店さんのその後の展開が好調なこともあり、この広告もその流れに拍車をかけてくれるとありがたいと願っています。(お)

●2007年8月6日(月)
 
 右の写真は、文教堂伊勢原とうきゅう店さんで飾って頂いた『ホントに歩く大山街道』のディスプレーです。ちょっとびっくりするぐらいの大がかりさに、自分の会社の本ではないような気さえしました。
 酒瓶やお酒の樽は、本の発売に合わせて、「大山街道」というお酒の酒造会社・吉川酒造(伊勢原市)から借りて下さったものです。太田店長によると、このディスプレーに惹かれ足を止めて下さるお客さんが多いとのこと、とても嬉しいです。本が入った初日(8月2日)、飾り終えてすぐ、1冊売れたそうです。

 本書コラムに登場する文教堂愛甲石田店さんでも迫力展示してくださっています。後日、こちらのご報告もいたします。文教堂のみなさまには、ホントに感謝です。(こ)

立派なパネルまで作っていただきました。下の東急ストアさんでお酒も売っています。


●2007年8月2日(木)
 下請け仕事の校了作業終了日、好都合なタイミングで、『ホントに歩く大山街道』の弊社納品がありました。同時にトーハン・日販にも搬入で、いよいよ書店店頭発売です。
 本が届くと、それからの発送仕事で戦闘状態になります。楽しい作業ではありますが。書店直送、予約注文者個人直送、流通センター納品、書店客注の取次納品・・・。ここまで1日で終えれば上等でしょうか。書評用見本などの発送は、どうしても遅れます。弊社に納品されたら、ただ梱包・発送すればいいだけまでに準備しておけばいいのに、いつも、その時になってからなものですから。
 今回は楽しみがあります。文教堂伊勢原とうきゅう店さん(愛甲石田店さんも)との販売共闘作戦があるからです。お近くの方は、ぜひお立ち寄りください。そして、熱の入った店内展示をご覧ください。(もしご購入くだされば、薄っぺらいティッシュがもらえるかもしれません)
 そのティッシュ、私は「笑ってしまうティッシュ広告」と呼んでいます。文章やティッシュ自体に面白いことがあるのではなく、変哲ない配布用の市販ティッシュ(それもいちばん薄い6枚組)に、モノクロコピー印刷のチラシ4ページが、すぐ抜き取れる差し込みで入っているだけです。なんとなくその存在自体が、私には自嘲的(といっても暗くなく)笑えるのです。
 みなさんも笑えると思いますよ。じつは私は、この「遊び心」に得意げで、気に入っているのです。もらえた人はラッキーだと思っているくらいです。貴重品です。
 4ページ目に「ティッシュのニュース 1」というのがあって、そこに、過日の朝日新聞広告に入れた山の写真が大山街道から見た大山ではなく、三ノ塔から見たものであることを知らせています。
 このティッシュは、私が山に行くとき、山中で出会う同じ歩く人に、ちょっと本の宣伝をしたいと思ったときに手渡せるかも知れません。街中でなく、山中のティッシュは、お役に立って喜ばれるかも知れません。それから、大山ケーブルへ行くバス停で待つ人に配るのはどうでしょうか。バスの中でちょうど読めるくらいの情報がチラシにあります。そして、帰りには、伊勢原駅南口前のとうきゅう4Fの文教堂書店で実物を見てください。
 大山へ行く人には、きっと関心引く内容だと思っていますので、お役に立つに違いないと念じています。
 山中やバス停でティッシュを手渡されたら、「HP見た」と声をかけてくださいね。ご縁ですから。

 愛読者通信第17号を発信しました。未登録のご希望の方は、お知らせください。(お)

●2007年7月25日(水)
 組版請負の仕事の入稿が本日、おかげさまで終わりました。今朝、入稿用のPDFファイルを作成していたら、作字フォントが埋め込めませんとのアラートが出て、青くなりました。パソコンの画面表示しかできないフォントを使用していたのが原因でした。大慌てで再度、一字一字貼り込み直し、印刷所の営業の方に無理を言って、約束の時間を1時間延ばしてもらいました。

 『ホントに歩く大山街道』のカバーをアップしました。(こ)


●2007年7月19日(木)
 Kさんご夫妻が窓口の下請けの仕事は、納期厳守。組版の分量は戦艦級ですが、何とか順調に明日、再校出力ができる見込みまできて、ちょっと安堵の気分が兆したちょうどそのとき、『ホントに歩く大山街道』の見本本が届きました。
 こちらも重量はずっしり。こんなにローカルな情報が詰まっている本は、まず、ここに出てくる地名にお住まいの方に手にしてほしいものだと思います。
 どうしたら、地域の人たちにアナウンスできるか、地元新聞などで紹介していただく方法はないか、思案ばかりで、まだ具体策がありません。
 ただ、地元、文教堂書店さんと販売の共闘ができることは、どれほど力強いことでしょうか。本はいくら頑張って作っても、読者や売る人と思いを共に出来なければ、何にもなりません。今回は、読者につないでくださる地元の書店さんが、しっかりとモチベーションを持って共闘してくださることに、弊社としては、今までにない展開だと期待しています。(お)
●2007年7月6日(金)
 このところ、毎日わさわさした雰囲気で、HPの閲覧の時間も飛んでしまいがちでしたが、昨日の朝、「俺の山紀行」
http://www.geocities.jp/mk20030130/index.html

を開いたとたんに、目に飛び込んできたものは! もう、びっくり、感謝感激で飛び上がりました。
 私の方では、何にも「俺の山紀行」さんに貢献していないのに、いつも目にかけていただいて恐縮しておりました。
 「地蔵平の物語」の訪問で、初めてお目にかかりました。MKさんには、弊社の紹介をすることで何の利益もないのに・・、いや、ないからこそでしょうか、直球表現に迫力も情も感じます。s−okさんをそれだけ尊敬なさっていると言うことですね。
 こういう方がいらっしゃるお陰さまで、風人社は死なずに助かってきたのだな、と、心深くで思います。
 ありがとうございます。
 まずは、s−okさんの第2弾をしっかりつくることでお返ししたいと思っています。今、やり始めております。
 朝日新聞の広告の反応は、まあまあ予想程度で、よかったと思います。電話が鳴りやまない、なんてことは絶対にあり得ませんからね。広告を見て、八重洲ブックセンター上大岡店さんから、『丹沢』『大山』の両方、各5冊置いてみたいとの電話があったのは、とても嬉しかったです。お近くの方は、ぜひこのお店で見てください。そして、もし買ってくださった場合は、ぜひご一報ください。
 愛読者通信第16号(2007年7月2日発信)、届いていますか? ご希望者には発信致しますので、配信申し込みのご連絡をください。(お)
●2007年7月2日(月)
 お陰様で、2年がかりの『ホントに歩く大山街道』が、6月28日(金)、ようやく校了となりました。
 いろいろご心配いただいたり、励ましてくださいました皆様、ありがとうございました。
 今日も、著者がこれからの販促のための資料を持って来社されました。著者のこの本への打ち込み方は、もう、頭が下がりっぱなしです。本書の紙面に表れていますので、ご覧ください。
 帯は、6月28日(金)の本欄に書いたように変更しました。「今日、歩いてみようか」と、キャッチを替えました。
 なんと突如、明日7月3日(火)、朝日新聞東京本社版夕刊 be evening 欄「大人の趣味時間」(登山・ハイキング)に広告が出ます。
 代理店でなく、新聞社からの直接の電話がありましたが、いつもは、ほとんどまったく、弊社では電話での飛び込み営業には対応できないのに、『誰も知らない丹沢』が、この広告特集にぴったりだという殺し文句に、ちょっとピンとくるものがありました。「中高年の登山がブームになっていて、遭難事故も多い」と、関連記事の切り抜きを10枚もいただきました。広告は、全5段見開きで広告は3段1/6で、広告の上に登山関連記事が入るようです。
 朝日新聞を購読の方は、ぜひごらんください。また、後日、広告原稿を当HPにアップしますので、そちらでごらんください。(お)

●2007年6月28日(木)
 6月26日(火)、『ホントに歩く大山街道』の「白焼き」(今までの「青焼き」に対して、「デジタルコンセ」<これも業界用語?>にこんな新造語が使われています)、付き物(カバーや表紙、腰帯、葉書などの投げ込み、スリップ<短冊>など)の色校正が出校しました。
 「さあじっくり素読み」と、読み始めたら、いつも以上に「ああっ!」という修正個所や、「ええっ?」という疑問点が目に飛び込んできて、それはとても心臓に悪いものです。この期間、心が落ち着きません。(その苦闘中に、この文を書いています)
 それにしても、詳しいというか、細かすぎるような案内が本書にのっていますが、さて、どなたの役に立つでしょうか。
 広告の営業の方からの電話では、とにかく中高年の登山がブームと呼べるものになっているので、ぜひ広告を、とのことですが、なるほど、これから歩いてみるか、と思われる方には役に立つ本ですね。どこを歩くか? まあ、家の近くから見えるあの山を目指して歩いてみたら、というのは、なかなかのグッドアイディアではありませんか。
 そういうコピーに、帯の文を修正しなければ、なんて、また仕事を増やしています。
 そんな中、26日に幻冬舎の担当編集者から電話をいただきました。無事、『たけしの 本当は怖い家庭の医学2』の見本本ができあがったとのご連絡で、とても嬉しそうな声に、こちらも嬉しくなりました。この本も、長かったものねえ。やっとおー、という感じ。
 その見本本を昨日落掌し、私どもも校正の合間に手に取りながら、仕上がりを見て満足しております。7月10日の番組で、本書の紹介があるそうですので、ご覧ください。弊社発行本と発行部数は1桁違います。お手伝いした本はぜったい売れてほしいと、願っています。

 身体に対する勘は、こういう本を不要不急時に眺めておくことで培われるという、たけしさんの序文は、なるほど、と思えます。店頭で立ち読みされた方も、お便りください。(お)
『最終警告! たけしの本当は怖い過程の医学2』
2007年6月25日発行
発行:幻冬舎
本体価格:1500円
四六判並製 248頁
 

●2007年6月23日(土)
 6月21日(木)、ようやく、『ホントに歩く大山街道』の印刷所入稿を終えました。
 ホントに「ホッ」。いろいろ心配事が山ほどありますが、この解放感、嬉しさといったらありませんね。
 まだ最終校了がありますが、やっと、これからの営業活動や、他の本の企画や、社内事務処理にも、落ち着いて手がつけられそうです。
 「山ほど」といえば、先週の土日(16・17日)も今週も、梅雨の最中なのに爽やかな山日和でしたが、珍しく、おとなしくしています・・・(うーん、でかけたいけどね)。(お)
●2007年6月16日(土)
 梅雨入り宣言がなされたとたん、今朝はさわやかな夏の朝のようで、この時期には珍しい、冠雪の美しい富士山が会社から見えました。一日中いい天気でした。
 大山街道の本、ご予約いただいております。ありがとうございます。まだしつこく最後の詰めをしておりまして、17日の週には入稿できると信じておりますが。
 国土地理院の申請書に添付した、地図複製の範囲という図を本書にも掲載しますが、ちょっと面白いかも知れませんので、先だってこのHPで公開します。→こちら

 昨日、s−okさんと『誰も知らない丹沢』第2弾の編集会議と称して、私は深酒してしまいました。本格的な編集作業開始の儀式としての「えいえい、おー」の会議と言っていましたので、赦してください。
 先週は、ちょうど梅雨入りの雨の中、檜洞丸のツツジを見てきました。2005年11月に記したきりでぷっつんの「遅ればせの」に、記録を気まぐれに書いてみました。お恥ずかしい。ついでに、後日、もう1本、山の会に提出用の報告をアレンジした記録(劔岳)も恥ずかしさに輪をかけて掲載するつもりです。いいのかなあ。(お) 

 『ホントに歩く大山街道』編集日誌を更新しました。(こ)


●2007年6月4日(月)
 もう、6月になりました。
 5月20日(日)、取材で海老名、愛甲石田、伊勢原、最終的には大山の山頂まで行きました。いろいろあってだいぶ予定より遅くなってしまったのですが、下山後、『誰も知らない丹沢』の販売でお世話になっている文教堂伊勢原とうきゅう店さんをお訪ねしました。
 4月中旬にオープンされてから、一度その広い売り場を見てみたいと思っていました。

下りのエスカレータ近くにありました。店内は想像以上に広く、ジャンルごとの本の種類も多かったです。広いので本も見やすかったです。

 お店を訪ねると店長の太田さんはお休みだったのですが、わざわざお店にお電話をかけて下さり、直接お話することができました。
 4月25日の「ホントに歩く大山街道」編集日誌でご紹介しましたが、丹沢や伊勢原など地域の本がまとめておいてある柱の特別なスペースに「どーん」あり、感激、思わず一冊購入しました。
 その日もお電話で、『ホントに歩く大山街道』について「ベストセラーをここから出したいです」ととっても励みになるというより、夢のようなお言葉をいただきました。本書のコラムに、太田店長が3月の終わりまで勤めていた文教堂愛甲石田店さんが登場します。

 重ねてお知らせ致しますが、大山街道に興味をお持ちのかたは、ぜひ「愛読者通信を希望」と、メールをください。
ohmori@fujinsha.co.jp
(こ)

こんなにたくさん並んでいて壮観。ありがとうございました。