課外授業ようこそ先輩 別冊 岡村道雄 やってみよう縄文人生活 NHK「課外授業ようこそ先輩」 制作グループ+ KTC中央出版 編 仕様:四六判 上製本208頁 |
本書の紹介
ここに縄文人が生活していた。
狩猟・採集、翡翠の加工。暗闇の夜に火を起こし、それを囲んで 村人たちは語りあった。復元竪穴住居で一夜をあかす、 小学生たちの体験授業。みずみずしい、私たちのはるかな祖先の生活模様に思いをはせて、子どもたちは、縄文人とどんな会話をかわしたのだろうか。
本書の課外授業の先生は、文化 庁記念物課主任文化財調査官の 岡村道雄さん。通称、文化庁の縄文人。考古学者であると同時に、実際の遺跡を見て歩く縄文時代のスペシャリスト。 故郷新潟県の母校の小学生を、縄文の遺跡に連れ出して繰り広げる体験授業。遺跡発掘の貴重な 出土品をじかに触れさせ、現地での発掘実習。火を起こし、食糧採取に出かける。縄文服を着たり、 竪穴住居に寝泊まりしたり。魚を黒曜石の石器でさばき、縄文鍋を味わう。遥かな祖先の豊かな生活を思い、現代生活をかえりみる。そこには、もしかしたら、現代よりももっといきいきとした、日本人の生活様式の原点があるのかもしれない。
本書の目次
岡村道雄・プロフィール
授業前インタビュー
授業1 縄文人入門 長者ヶ原遺跡へ
【資料】史跡・長者ヶ原遺跡・考古館
授業2 縄文村の広場で
授業3 縄文村の夜と朝
授業4 火起こし・食糧採集
授業5 縄文風調理を味わう
岡村道雄 自分を語る
番組の制作現場から
授業の場 新潟県上越市立大手町小学校
番組名「縄文時代にタイムトラベル」 NHK総合テレビ放送
授業の場 新潟県上越市立大手町小学校